カミヤマさんの映画レビュー・感想・評価

カミヤマ

カミヤマ

ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

息の詰まるような雰囲気作りが凄まじい。

常にしんどさが襲ってくる作品にも関わらず要所要所でどこかシュールなシーンが展開されるので、なんだかブラックコメディ的な雰囲気を感じました。

ラスト付近のシー
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.0

草薙剛主演、本格的な作りの時代劇。

鮮烈な暴力描写に定評のある監督の作品ですが、ヤクザやグロや耳の形が怖い鈴木亮平は殆ど無く、人情味のある手堅いストーリーで気楽に観れました。

俳優陣は誰も彼もバッ
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.0

女子高生主人公の壮大なSF作品
同じ監督作品の「GOEMON」が好みだったので予告時点から見ようと思っていた作品。

所々に予算の都合を感じるものの、巧みな映像表現とカット割り、俳優陣の好演も相まって
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.3

マッチョな男前達がくだらない事をする映画でしか取れない栄養が確かにある。
同居人が増えていくくだりが一番面白かった。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

鈴木亮平主演、最近になって怒涛のメディアミックスがされている漫画作品の実写化。

2019年公開のフランス版と比べるとより原作、アニメ版の雰囲気に近いギャグが多く、親しみやすいと感じました。

良くも
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.8

北野武監督作品でヤクザが出るのにも関わらず人が死なないレアな映画。

同監督の作品に多い乾いた暴力性は僅かながら残るものの、正雄と菊次郎のコミカルなやり取りや、絵日記の演出がどこか優しくハートフルな空
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

コングを主人公とするシリーズの3作目にしてゴジラとの2つ目のコラボ作品。

IQ低下の著しい前作からさらにエンタメを突っ走り子どもにも楽しみやすい作品になりました。

人間パートがただでさえ少ないにも
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

スティーヴン・スピルバーグ監督の回想録的自伝映画。監督が業界に入るまでの少年時代を描いた作品。

映画を撮ることを通して時に傷付き、引き裂かれても家族や周囲の人々との関わりを経て成長していくサミーの姿
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

護送船の中で起こる凶悪犯VS警官達の鮮烈な殺し合い!は序盤で終わり!そして始まる旧日本軍製の怪物による殺戮劇!からさらに始まる非業の運命を背負い超人となった青年の復讐の物語!!!

正気とは思えない急
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貴公子(2023年製作の映画)

3.6

韓国大富豪の遺産争いに巻き込まれる混血の青年とコテコテニコニコサイコパスのロードムービー風味のバイオレンスアクション。

タイトル通り貴公子のキャラが第一にある作品なので、ちょっとドジなイケメンサイコ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー・ノーラン監督制作、実在の人物オッペンハイマー博士の半生を描いた伝記物。

登場人物が多いので覚えるまで少し大変でしたが、難解な展開は少なく同監督の作品の中では観やすく感じました。

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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

4.3

イルミネーション作のユーモア溢れるカモの家族の渡り物語。

シンプルで明快なストーリーとかわいいキャラクターでゆるく楽しめました。
映像の力の入り方が凄まじく、空を飛ぶシーンがどれもとても華やかで爽快
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

前作よりも大きく物語が動き、絵面の楽しさが増した超大作SF映画の二作目。

ティモシー・シャラメも気持ち逞しくなりました。

事態がひっきりなしに動くのでかなり急ぎ足な印象を受けますが前作から変わらな
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

映像美と重厚な演出に定評のあるドゥニ・フィルヌーヴ監督の大作SF映画。
原作はまるで知らないまま鑑賞。

砂粒の表現一つ取っても美しく、独特かつ少し懐かしさを感じる衣装、ガジェット、宇宙船のデザインが
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.1

マシュー・ヴォーン監督の御機嫌なスパイアクション。

終盤にかけてマシュー・ヴォーン味のアクションシーンが怒涛の勢いで繰り出され、
そこからは最後まで釘付けでした。

王道エンタメに振り切った上でちょ
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.6

ガイリッチー監督による実話ベース?の戦争映画。

監督の他作品によく観られたコミカルな要素は控えめに、重厚な演出と巧みな劇伴、硬派なストーリーが高水準で纏まっていて
とても見応えがある映画

嫌と言う
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.6

極楽鳥花の花畑があまりにも美しい。

ストーリーはかなり無軌道な印象を受けるのですが、物語が淡々と進むのと秀逸な画面作りもあり飽きずに観れました。

走馬灯?のシーンが凄く印象的

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

マドンソクVSカタコトヤクザ
前作同様、期待した物を100%見せてくれる良質なマドンソク映画。

ストーリーはシンプルかつテンポ良く進むので、軽く観れるのが良かったのと
日本人俳優以外の日本語がどうし
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

前作よりもさらに軽快になった
時事ネタたっぷりミステリーの二作目。

さらにエンタメに傾倒し、明るくコミカルな雰囲気がゆるく観れて良かったです。
気持ち雑なコロナ対策のシーンが好き。

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.7

恐ろしく雑な設定、ストーリーから繰り出される超カッコいいアクションが見所。
欲を言えば最後はでっかいワニのミュータントと戦って欲しかった。

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.5

応援上映にピッタリなホラーモキュメンタリーシリーズの一応の最終作。
呪術廻戦と同じテンションで鑑賞しました。

構成はFile4と似てタイムリープ要素が多かったのが好みでした、登場する霊能者もキャラが
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

一番怖いのはまるで折れない主人公のメンタリティ。

監督の前作がヒーロー映画だったのもあってかどこかアメコミっぽい設定の作品。
一応ジャンルとしてはホラーではあるんですが後半のガブリエルの大暴れがあま
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

原作、アニメ共に鑑賞済です。

しっかり原作の味があるのが良かったです。熊やレタラのCGもかなり良質でした。
キャラクター達の再現度も中々でアシリパさんと二階堂兄弟は特に再現度が高かったです。

巣穴
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

会話シーンが少しでも長引くと何かしら爆発の起きるド派手ヒーロー映画の第二作。

前作に引き続きエンタメを追及した内容で前作より冒険物の趣が強くなりました。
何かとユニバースにしがちな近年のヒーロー映画
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.1

ダンス要素は少なめなインドの王道スパイ映画

序盤から派手なアクションが盛りだくさんシチュエーションを次々変えてテンポ良く展開していくのでそれなりの長さながら退屈せずに観れました。

列車での戦闘シー
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.7

オゥイエエェェエエエッ!!!
予告から楽しみにしていたものの映画館では上映されず、吹き替えもなかったりちょっと不憫なヒーロー映画。

かなりオーソドックスな作りで他のヒーローが出てきたりもないのでスッ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

政府の腐敗と美しいカメラワークに定評のある気がする藤井監督の作品
リメイク元は鑑賞済です。

俳優陣の演技が凄まじい。
特に綾野剛、狂気が溢れだしてる。怖い。
ラストに至るまでの大筋はリメイク元と同様
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

演出がなんだか懐かしさを感じるノワール映画。関西弁がしっかり合ってるかは自分にはわかりません!

2000年代の映画っぽい街の雑多な風景や曼陀羅やヤバい社長のキャラ付けが好みでした。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

かなり新しい映画なのに凄くノスタルジックな気分になるボクシング映画。

静けさを活かした演出が巧みでテンポ良く話が進むのでスッと観れました。
何もかもが上手くいくわけではなくても、登場人物達がしっかり
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.6

スローモーション演出に定評のあるザック・スナイダー監督によるスペースオペラの第一章。
いつもの二割増しくらいスローが多かった気がする。
どこか懐かしさを感じるコテコテのストーリーや演出が楽しかったです
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.7

血の量がちょっと多い以外はポップコーン片手に観るのにちょうど良いサイコパステーマのサスペンス。
コテコテのキャラややりすぎな出血がいかにも三池監督といった感じで良かったです。

設定が割とトンデモ寄り
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.4

この男も狂暴につき
静寂の描き方や暴力的なシーンと優しいシーンの対比が凄く綺麗な映画。

ラストシーンの台詞回しや一連の演出は本当に心を動かされました。

Zアイランド(2015年製作の映画)

3.0

役者陣や特殊メイクは良い感じなんですが
それ以外のすべてが雑なのが味でもあり残念な所でもある…
ラスト付近の20分は良かったです。

鶴見辰吾さんと大悟さんが特にハマってて良かった。

(2023年製作の映画)

3.9

予告も録に見ずにシリアス多めな感じかと予想して鑑賞。
血みどろ戦国ブラックコメディでした。

豪華キャストを使った30年物の不謹慎コント映画、出てくる生首の量が凄い。
百姓の出の秀吉と侍達の価値観の対
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ジャンパー(2008年製作の映画)

3.5

瞬間移動の能力描写がとにかくカッコ良い映画。
グリフィンの戦闘シーンがかなり好き。

徹頭徹尾主人公が愚かなのでちょっとストレスの溜まる構成だけど、短くスッキリまとまっているのでとにかくカッコいい能力
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毒戦 BELIEVER 2(2023年製作の映画)

3.1

前作が自分にとって最高の映画だったのは
含みを持たせたラストシーンの余韻があってこそだったのかなと思いました。

メインキャストの変更があり最初ちょっと戸惑いました。
前作最終盤からラストシーンの間の
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