ビーバーのしっぽさんの映画レビュー・感想・評価

ビーバーのしっぽ

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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.1

有りがちな豪華なスパイ映画と思いきや、いつの間にかB級映画。銀座の一流のバーでシングルモルトを飲んでいたはずが、いつのまにかシャリキンホッピーで泥酔していたような豪華なB級映画。

市子(2023年製作の映画)

3.8

薄幸の美女、それも魔性の女系はニーズがあるよなぁ。
元は舞台なのかミステリー仕立て。

無戸籍の問題については存在も知らなかったけど
この作品を機会に法務省や日本財団などのHPを読んでみた。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9

ロックでマーチングバンドの舞台。
ダンスパフォーマンスも素晴らしい。
撮影が良いと思っていたら、ジム・ジャームッシュのコーヒー&シガレッツの人で納得。編集はアルフォンソ・キュアロンのローマの人かぁ

COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

4.0

この手のドキュメンタリーにハズレは無いな。インタビューの切り貼りだけど、一流のミュージャン達は、少ない言葉数で本質を伝える。しかも一流ドラマーってのはオールラウンドのジャンルに通じてる。もっとセッショ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

IMAXGTフルサイズ!パート1は雰囲気映画だったけど、これはわかりやすい。なんせ、多数の映画や写真などの引用がはっきりしてる。砂漠の民の仮想の一神教の話で、SFというよりホラー演出。ナショナルジオグ>>続きを読む

金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.0

情報ゼロで期待せず観た。
良かった。
小学館・集英社の映像化はアタリが多いな。
エバンコールの劇伴ってほんと良いと思う。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

ミッドサマーを期待した人にはちょいと悪いが、笑ってしまうほど醜くて残酷。ある種の特性を持った人間、他人に配慮出来ない人を揶揄してるのかも。ホラー映画として観る人の方が多いかもしれないけど、おいらはミッ>>続きを読む

Queen Rock Montreal cine sound Ver.(1982年製作の映画)

4.0

IMAXGTフルサイズで鑑賞。高性能35ミリフィルムカメラで撮影されたらしい。もとのソフトはVHS、なるほど構図的にフルサイズIMAXと似てるからな。撮影自体は凡庸かもしれないけど、この時代のものが産>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.1

独立国のサモアじゃ無くて、アメリカ領サモア。ググるとサモアでも人口が1/4くらいで劇中にもマクドナルドがあるのを羨むくらい。基本的に王道コメディ、低予算作品風に作られてるけど、細部まで凝りに凝ってる。>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.1

カメラワークが神!生ギター1本からベースが加わり大編成へ。ライブではなく舞台劇を観ているようだ。途中のトムトムクラブのMCにはクスッと笑ってしまった。2000人くらいのホールのライブなのでIMAXシア>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.1

「ミツバチのささやき」はフランコ政権化でまるでソ連映画のようなタッチでしたが、こいつは明確な伏線を回収していくミステリー仕立て。ほとんどは情報量を絞ったシンプルな映像、カメラ初心者の「おじさんポートレ>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

紅だああああああああっ

綾野剛の気持ち悪さがキモチ良い。
エンドロールまで良かったので、途中で席は立たない方が良かです。

観客層はなかなか偏ってましたね。コンセのトレーをもろに階段に出してる人とか
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

漫画原作の邦画実写だし全く期待せずに見た。いや、ちゃんと203高地からやっていて、驚いた。いや、面白い。かなり制作費かかってそうだけど、まとめて続編も撮って節約してるんだろうね。これは東宝の映画じゃな>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

ダークファンタジー、エログロ、フェミニズム、ど変態、残酷。好き嫌いははっきり分かれると思うが、面白かった。まるで高橋葉介のマンガを実写にしたものみたいだった。

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター(1977年製作の映画)

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意外とガミラスの戦力はショボいが、滅びゆく星の人たちなのでそんなものかも。あと、落ちまくる第三艦橋はお約束。ガミラスのマグマ溜りを波動砲を撃ち込んで、ガミラスの人たちを虐殺するのは今みるとやり過ぎ、あ>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

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最初のトゥーロン攻囲戦は大迫力だった、クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦を実写にしたみたいだった。とにかく合戦シーンが良いし、音響も凄かった。

ほぼ満席なのに、指定の席に座ってない
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

凄くよい。役所広司が良い。映像がかっこ良い。小物まで凝っている。邦画にありがちな、おじさんポートレートみたいなボケ映像が皆無なのがよい。あがた森魚のギターで石川さゆりが歌うのが良い。

外からドリンク
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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全体的には良く出来ていて面白いし、作画や背景、声優さんもとてもうまかった。でもストーリーはトットちゃんだけど、演出は、この世界の片隅に のクローンみたいな感じだった。画面に朝日新聞って何度も大量にでて>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.6

ゲー人たちの俺たちひょうきん族。アートじゃ無くて、残酷性とボケの応酬。演技は映画のそれではなく、コントのもの。懺悔室とバツのジェスチャーが欲しかった。ラストシーンは個人的には良かった。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

横溝正史みたいな大人向けホラー。描いてる世界は宮崎駿の君たちはどう生きるかと似てると思った。

On Your Mark(1995年製作の映画)

4.4

宮崎駿の最高傑作かも。虐殺、残酷性やロリコン、カルトなどの嗜好がだだ漏れしてるが、わかる人しかわからないような配慮もある。

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

4.0

声優さんの演技と背景美術が素晴らしいし、エンドロールの歌が良いですね。

駒田蒸溜所が、富山の三郎丸蒸溜所と外見が似てるとおもったら、同じZEMONの錫のポットスチルで驚く。
廃業で捨てられそうになっ
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

意識高い特殊性癖映画。
役者は良い仕事してるけど、何か足りない気がするけど、上手く説明出来ないもどかしさがある。もっと良くなったのでは無いかと思わせるような映画。

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