Koshinoさんの映画レビュー・感想・評価

Koshino

Koshino

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.0

やばい
面白すぎる
短いのも素晴らしい
メメントが好きなのでこれも好き
自分の中で暫定ノーラン作品四天王にした
これチョキチョキ切り貼りして時系列順でも観たいな〜

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.6

自然は人を狂わせるのか、本来の姿を剥き出しにさせるのか
それほど過酷な環境だということかな
ルーカスは傲慢な部分が割と序盤からチラついている
なんでラグナルに対してあんなに頑ななんだろうか
ラグナルの
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.8

原作を読んだのが結構前だったのであ〜こんな事あったなとかこれはオリジナルかなと思い出しながら鑑賞
スティーヴが聖人すぎる
トミーおいたんも優しいよね、愛の人だ
仕方無いよ疎外感はさ
だって本来そこに居
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異人たち(2023年製作の映画)

3.9

原作未読、内容全く知らないまっさら状態で鑑賞
アンドリューヘイに求めていたものはありつつもこんな感じのもあるんだ…!という驚き
大枠としてはちゃんと求めていたものでした
ちょっと怖くてそして悲しかった
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

観た直後の正直な感想は思ってたのと違う、だった
だけどそれは予告などから受けた印象、期待から違ったというだけで面白くなかったというわけではない、私が悪かっただけ
観てから数時間おいて感想をまとめている
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

長過ぎる
流石にもうちょっと短くても…
所々ヘレディタリーやミッドサマーを思い出した
彼の作品だからそういう目で見てるのかもしれないけど
キャラの死に方とかさ
あとボウの毛布の熊ちゃんとかさ
森パート
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12日の殺人(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

特捜部Qシリーズや湿地が好きなのでこれもまた好みだった
でも実際の未解決事件がベースなので解決されていく爽快感を求める人には違うかな
所々散りばめられている「女であるがゆえ」に共感してため息をついてし
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて
静かな音から荒々しい音までとにかく全ての音が良かった
影絵のシーンからなんとなく想像はついたけどやはり…
憎むのは分かるしスチュアートにとっては愛も確かにあっただろうけど、エイダからしたら
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

地球のどこか、日暮から夜明けまで
ロサンゼルスの夜が始まった頃に朝を迎えるヘルシンキ
全て地球上で同時に起こっている出来事なんだなぁ
だから冬なんだね
一昨年のレトロスペクティブで一番観たかったのに逃
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

人の営みが始まる音は1日のどの瞬間にも聴こえてくるんだな
平山さんのルーティンが美しすぎて見惚れた
彼の感性が美しい
木漏れ日や朝の空気に心地よさを感じたことはあれど、人々の生活にまで顔を綻ばせたこと
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

さすがヨルゴス・ランティモス
ジクジクとした興奮で途中から汗びっちゃりだった
そしてエマ・ストーンの根性を感じた

2時間半近い長尺ながらまっっっったくダレず飽きることなく完走
地獄のような吐き気を催
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千年女優(2001年製作の映画)

4.7

なぜか途中からずっと涙が止まらなくて戸惑った
「だって私、あの人を追いかける私が好きなんだもの」
ラストのセリフでハッとした
演じる役の全てが彼女の人生なんだな、と思っていたけど実は反対だったのかもし
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

3.5

ハマスホイみ溢れるフライヤーに惹かれて鑑賞
やはり色味が好み
内容は全く頭に留まってくれなくてボーッと眺めていた
考え事が捗りすぎたよ
こういう作品の良さをちゃんと理解できるようになりたい
現状まだま
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

面白かった!
でも多分家では集中できなかっただろうから劇場に行って大正解だった
たまたま直近でスモーク観てたのまあまあ奇跡だと思うしハーヴェイ・カイテル好きになりそう
世界観への引き込み方がめちゃくち
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.7

超絶面白かったというわけではないけど自分はこういうしっとりした笑いが好きなんだなぁと思った
ペニー、暗殺者の妻なだけあって肝が座っている
可愛くて素敵な夫婦で憧れちゃった…
レスリーの何が起きてもそん
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

降霊系、悪霊系はやはり苦手だ
耳を塞ぎながら目線を外しながら観てしまう
結局あれはなんだったんだ?なとこも少しあったけど個人的にはまあ好みなホラーだった
自らそっちに行ってはいけないというキリスト教的
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

引き際を見極める能力は大事
友情は素晴らしいけど2人があまりにもリスクに対する嗅覚鈍すぎてめちゃくちゃ心臓バクバクだった
こんなスリリングなお話だと思ってなかったしかなり疲れた
2人は今も大きな夢を見
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スモーク(1995年製作の映画)

3.9

クリスマスに新文芸坐で初鑑賞
良い感想を残す語彙が無いけどとても良かった
厳しくても人情溢れる大人たちが現代にも沢山いたらな、と思った
私は論理的に考えるより感情的に考える人間だからこれを観て善悪の境
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

好きな空気感だったな
こんなこと現実では無くない?と思いつつもなぜか嘘臭くは感じない程度の希望と絶望の絶妙な配分
希望が押し付けがましくないからいいのかな
好きだけどこういう部分お断りです!とキッパリ
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

これはだいぶ玄人向けの映画だったな…
これだけの尺が必要なことは理解できるんだけどそれにしてもあまりの長さが辛かった
正直イビキかいちゃうおじさんの気持ちもわかる
まじでうるさかったけど

老々介護の
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遠距離恋愛 彼女の決断(2010年製作の映画)

3.5

絶賛遠距離恋愛中なので刺さることが多かった
いくら相性が良くても溝ができていく、とかね
満たされたいなら親友と結婚するのが一番よ
ってやっぱり刺激より安定ってことかな
その後に「君は恋人だし親友でもあ
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ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

3.6

好みの作風で描かれた非常に苦手な社会観でした
全面的にアルヴィーに考え方が近い
体外受精がいいし体外妊娠できたらいいのにな~あ、この映画、絶対これが良い!って思うに決まってる
って観たけど冷静に考えて
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見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

3.8

ヒルマ・アフ・クリント、真の抽象画の祖
北欧が好きだし美術鑑賞もそこそこ好きだけど初めて知った画家だった
明るい色調の絵でもなんだかゾワ~…とする感じがある、少しだけ
怖いとは何か違うけど…
この先
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

SISUがあれば何でもできる!!!
と言わんばかりにおじい大暴れ
何でもありのホラー・コメディ・バイオレンス
野暮なツッコミはやめよう!

エンドロールのラスト、なんか書いてあったけど私の英語力では読
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アアルト(2020年製作の映画)

3.7

チャプターごとにみっちり講義してほしい内容だった
彼の仕事を100分にまとめるのは無理があったでしょう
ましてやアアルトを語る時アイノの存在は不可欠なわけで
彼女の仕事ももっと沢山観たかった
アイノ無
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.0

何とはなしに観るのがちょうど良い
観るというより眺める
観て聴くエッセイ
凹んだとき、心がほっそり痩せてしまった時にぴったり
「心の中の不安と寂しさを愛してみては」
という提案素敵
私が一人旅に対して
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.0

まって誕生日1日違い😂
私も43歳のソロバースデーは一本だけ蝋燭さしたマフィンに白ワインで祝うわ
「茂みに突っ込むなんて彼らしい」
ってそういうことよね?笑
葬式シーン(仮)なのに過去作でのダニエルの
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

4.0

まあまあ刺さって痛い
とは言ったもののさすがにこんな虚言癖あるほどでは無い
承認欲求は誰しも暴走し得るよね〜とか思ったけどここまで行く人はそんなに多くないはず
オオカミ少年?悲劇のヒロイン症候群?
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.8

もうほんと安定的に怖過ぎた
怖い波があるんじゃなくてずっと怖いの
ジャンプスケアレベル5億
息つく暇が無くて怖過ぎて疲れた
耳塞ぎ気味目伏せ気味で観てこんなに怖いんだからまともに観たら死人が出るぞ…
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.7

初カウリスマキでした
これバッドエンドではないんだ?
思ったよりぬるっと観れた
北欧っぽい笑いだし別に希望に満ち溢れているわけではないのもぽいなぁという感じ
ヴィクストロムおじちゃんもマズダックも、他
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

観られるタイプの胸糞
苦手なタイプのホラー
これ本当に81分の物語?
密度高過ぎる
すごかった…
おかしいと思ったんだよ、思ってたんだよ…
やっぱりコンパクトに面白い作品を作ることは可能なんですよ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

迫力のある映像と音
わかりやすいストーリーとテンポの良さ
ノンストレスなキャラクター
最高
こういうのを観るために映画観てる
最高の追体験
常に求めている興奮はここにあった

映画を他の映画作品で、し
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

ウェスだなぁ
あんまりウェスアンダーソンの作品のストーリーにはハマれないからただただ画を楽しむために観ている
それもありだよね
宇宙人のとこだけめちゃくちゃチープで浮いている
あえてそういう演出なんだ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

邦画もうちょっと観ても良いかなと思えた

はぁ…地獄だよ…
お前…!って思いかけたけどすごい、まんまと手の平で踊らされていたな
石神の迷いの無さ、覚悟の決まり方が半端じゃない
あの時からもうずっと何か
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

頭がおかしくなりそう
胡散臭いコロニーから抜け出したマリアも完全に洗脳されているか精神イかれているかでその狂ったままごとが繰り返されていく
ストーリーはよく分からなくてぼーっと観ていて、寝不足だったこ
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(2021年製作の映画)

3.5

ストーリー自体が逆再生のような気もするし何なんだろうこれは
コンスタンサがはじめはギリギリ愛らしく見えていたけど、儀式の真の始まりと思われる蝋燭が出てきたあたりで突然目が変わって愛らしさのかけらも無く
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