「We Are The World」メイキング。
アーティスト・エゴってすげえもんだなと思いました。シンディ・ローパーが可愛い。
ランティモス監督作品としては普通だと思う。
テーマは女性の成長とフェミニズム少し。Poor Thingとは「男」と推測する。ダンカンお気の毒。ウィレム・デフォーがとても良い。
設定は完全にB級SFで>>続きを読む
昔のSFみたいな話。キャンセルカルチャーにも多少言及している。ニコケイありきの映画で、夢に登場して何もしないシーンには爆笑。
「シック・オブ・マイセルフ」同様に中途半端な終わり方だけど、カジュアルな>>続きを読む
途中まで何の映画か分からず。終わってみれば通俗スリラー。似たような話があったような気がする。
全体を覆う緊張感は、バリー・コーガンの不気味な演技によるものだと思う。「鹿殺し」「イニシェリン」程ではな>>続きを読む
1920年代オクラホマのインディアン居住区で起きた、油田の利権を巡る凄惨な実話を映画化。アメリカ白人の西部魂なんてこんなもんだったという話。新作にして古典の風格を感じさせる傑作。
役者の演技が素晴ら>>続きを読む
原爆の父、水爆、量子力学、アインスタイン、マンハッタン計画、核の抑止力など、世界史で記憶した単語が繋がっていくのにカタルシスを覚えた。
映画としてのクオリティは高いし、役者も申し分ないけれど、観てい>>続きを読む
フリーモント(サンフランシスコ)の工場でフォーチュン・クッキーのメッセージを作るという設定に惹かれて鑑賞。
主人公はアフガンの米軍基地で通訳をしていた女性。戦争のPTSD、罪悪感から立ち直ろうとする>>続きを読む
レビューサイトに「plot is totally a crap」との書き込みがあり、全く同感。相手がエイリアンでも大差の無い話。CGと物量はスゴイと思う。
渡辺謙の英語がすごく上達してました。
「スーパーバッド」的なハイスクール映画のLgbtq+バージョン。イケテないゲイの女子高校生が、意中の相手と仲良くなるためにでっち上げた「ガールズ・ファイトクラブ」の話。
クラブのメンバーが参加した理>>続きを読む
この監督の映画って大体同じような作風。ダークサイドは描かず、程よいエンタメ感。
クライマックスの曲は、素人感を出しながらも程々に良い出来でないと映画が成立しないので、作るのが難かしいと思う。
主人>>続きを読む
30男と女の子の組み合わせは「Aftersun」を思い出す。あれほど切なくはないけど、こちらもまあまあ深刻。18歳で子どもが生まれ、以後一度も会いに行かなかった父親、母親が亡くなり、盗んだ自転車を売っ>>続きを読む
児童人身売買の実態についての注意喚起がテーマ。作中やエピローグに出てくる数字が事実であれば恐ろしい。
米メディアではバッシングされていて「Qアノン映画」で批評に価しないとの記事も。制作サイドからは「>>続きを読む
ケネス・ブラナーのポワロ新作。原作「Halloween」は未読。
ようやくポワロ役が身に付いたようで、ピーター・ユスチノフと比較しても遜色ない。登場人物のキャラクターもしっかり描写されており、過去3>>続きを読む
借金で困っている三十路のお姉さんが、車目当てで19歳の男の子を口説く話。極めて普通の青春モノで、何処に需要があるのか疑問。
ジェニファー・ローレンスのコアファン向け。つまらなかった。
デンゼル・ワシントンが好きなので楽しめました。人情派仕事人のキャラは日本人にも馴染みやすい。
ただし観るタイミングを間違えました。人がバンバン死ぬ映画は今の気分じゃない。
なんか説教くさい映画。
バービーランド(女)と現実世界(男)を反転させるのはアイデア。ただ、男女ともに否定して、オチが「自分らしく」じゃ納得いかないし、バービーが人間になるのは、全然ハッピーエンドでは>>続きを読む
ソウルとNYに離れ離れとなった初恋の相手と、20年を経て再会する話。ベタですがとても切ないメロドラマ。ラストには泣かされました…
二人の関係について、陰陽や縁で説明するのは東洋的。ユダヤ人の旦那は果>>続きを読む
中華版ハングオーバーと言われていますが、アメリカに住むアジア人が経験する差別、中国・韓国・インドなどアジア人の間に存在する差別意識にも言及していて面白かった。ちなみに日本人は出ません。
話は雑だし、>>続きを読む
フルCGの中華サメ映画。色んな映画のパクリ満載。深海のCGにリアリティが無い。
ジェイソン・ステイサムは前作ほど浮いてなくて、アジア人キャストに馴染んだ感じ。ジェットスキーのシーンは楽しそう。
ア>>続きを読む
80歳のインディってなんだかなと思っていましたが、ブロックバスターかくあるべしというB級大作で楽しかった。
プロットは、スピルバーグ作品のオイシイところを所々摘まんだ感じ。もう少しユーモアが欲しかっ>>続きを読む
児童虐待を炙り出すツールとして作られたプログラムが、自身で進化して…という話。
AIは人間の思考や感情を集約したものとするならば、例えAI自身に感情や意思があったとしても「AI≒人間」になる。
個>>続きを読む
漠然とSNS批判と予想し鑑賞。
舞台はタイ。前半はほぼ観光映像で、タイに行きたくなる美しい景色が続く。途中からは一転してダークスリラー。
ネタバレになるので以下伏せます。成りすましとだけ。動機がよく>>続きを読む
庵野監督は世界一幸せなオタクだと思う。子どもの頃に熱中していた特撮モノを、自らの手でリメイクできた人はそうはいない。
本作の軸は昭和ライダーで、話は平成ライダー。どちらのファンから観てもおそらく中途>>続きを読む
「No Way Home」でマーベルは見限ってましたが、本作には完全にヤラれました。コミック版からの直線的進化で、アニメもここまで来たかと思った。
ストーリーはいつものマーベルだけど、マルチヴァース>>続きを読む
ブラックムービー仕立てのSF。タイトルがネタバレなので、かなりの珍ストーリーだけど驚きはない。
前半はジェイミー・フォックスとテヨナ・パリスが抜群に可笑しい。「空気が無駄だから出てけ」とか「人間の8>>続きを読む
未解決事件をベースに書かれたクライムもの。
被害者の親族や関係者、捜査する刑事を丹念に描写し、派手なシーンは皆無。犯人捜しのカタルシスを期待するとはぐらかされる。
本編からはやや浮いていて、印象に>>続きを読む
承認欲求って言葉は一般化しましたが、ちゃんと「ミュンヒハウゼン症候群」って病名があるんですね。この主人公は極端だけど、軽く発症している人はいっぱい居る。
不幸自慢で目立ちたいって、結局何にもなりませ>>続きを読む
夏休みでヒマを持て余している女子高生が、30男と出会いハマっていく。家族とも同級生とも折り合いが悪く、男が唯一の理解者だと思い込むが…という話。
途中で展開は読めるし2時間は長すぎだけど、主演の女の>>続きを読む
最近めっきり少なくなった、大人向けのウェルメイドなコメディ。「Enough Said」と同じ監督主演ですが、こちらの方が好み。
テーマはザックリ言うとホワイト・ライズ。元気付けや思いやりが空回りして>>続きを読む
「RRR」が面白かったので、ボリウッド系と思しき本作を鑑賞。歌と踊りがない代わりにカンフー。主演の女の子が元気で良い。
「イギリス・ジョークとボリウッドの融合」とのレビューを見かけましたが、あまり笑>>続きを読む
服役中にカードカウントのメソッドを身に付けたギャンブラー。出禁にならないよう慎重に場を運び、程々の勝ちで収めるのがプロの仕事。
主人公の罪状は、アブグレイブ刑務所での拷問に関連するもので、ストイック>>続きを読む