ちーちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ちーちゃん

ちーちゃん

若妻・恐怖の体験学習(1972年製作の映画)

4.4

邦題どないなっとんねん(怒)
めっっっっっちゃ怖いやん!!!
タイトルで思いっきりお色気映画に見せかけて、実際は超大真面目なホラーサスペンス。わざとミスリード狙って大成功してる。

『フランケンシュタ
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フェアリーテール・シアター/マルコム・マクダウェルの赤ずきんちゃん(1983年製作の映画)

3.6

個人的メモ(2024/04/29):

KHM26『赤ずきん』 AT333 ペロー童話集にも収録
KHM05『狼と七匹の子やぎ』 エーレンベルク稿6『オオカミ』 AT123

どちらもハッセン
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フェアリー・テール・シアター/フランシスフォードコッポラのリップヴァンウィンクル(1985年製作の映画)

3.7

主演ハリー・ディーン・スタントン
音楽カーマイン・コッポラ

釣りのシーンのセットが特に好き。魚の着ぐるみを着た人を舞台前面で動かし、水面下の魚が針にかかる様子を表現してて面白い。子供の想像力を掻き立
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ライザ・ミネリのえんどうまめとお姫さま(1984年製作の映画)

3.5

アンデルセン童話。

道化役って四角くて大きいメガネ率高めな印象なの自分だけ?
ライザ・ミネリも魅力的だけど、王子様役の俳優さんめっちゃ顔好みだった。
子供向けの割に結構話がシビア。元ネタ読んだことな
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フランク・ザッパとクリストファー・リーのこわがることをおぼえようと旅に出た男(1984年製作の映画)

3.6

個人的メモ(2024/4/28):

KHM04『こわがることをおぼえるために旅に出た男』(初版KHM04『ボーリングとトランプ遊び』) AT0326
KHM121『こわいものなしの王子』(初版未収録
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キャット・ピープル(1981年製作の映画)

3.3

テーマは結構好きな感じなのに、イマイチ盛り上がりに欠ける映画。面白くない。途中で飽きた。
マルコム・マクダウェルとナスターシャ・キンスキーは役にハマってて良かったと思う。

落下の王国(2006年製作の映画)

4.9

終盤のストーリーがあんまり気に食わないけどそのほか全てにおいて最高!!!!!

芸術点があまりにも高くてもはや限界突破してる。監督と石岡瑛子さんとベートーヴェンは神。

やっぱりコスチューム目当てで見
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マスターズ・オブ・ホラー 恐1グランプリ 世界の終り/魔女の棲む館(2005年製作の映画)

3.7

『魔女の棲む館』
同じディスクに入ってる『世界の終り』(別途レビュー済)より断然面白い
緩急ハッキリしてて見せ場がちゃんと盛り上がるし、キモさグロさも充分。
内容の濃い60分だった。満足!

世界の終り(2005年製作の映画)

3.2

つまんない。
一体何を見せられていたのか…
なんぼなんでもフィルム探しサクサク進みすぎやろ

ウド・キアが相変わらず「らしさ」全開で最高。いつもと同じノリでホッとする。宝石みたいな瞳に乾杯!

ファウスト(2011年製作の映画)

3.5

映像美に全振りって感じ
ファウスト要素はエッセンス程度

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

4.2

リピ確定
すさまじい作品。
9年間ミッション系学校+大学で取りまくったキリスト教関連科目レベルの知識ではちょっと物足りず、完全に理解できたとは言い難い。もっとキリスト教(+ユダヤ教)のこと勉強してから
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アッシャー家の惨劇(1960年製作の映画)

3.4

マジで惨劇(笑)
「崩壊」じゃなくて「惨劇」っていうタイトルがしっくりくる。
火事のラストシーン、とても見応えがあって素晴らしい。けど、それとヴィンセント・プライスの魅力だけが取り柄な映画でした。あと
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ベラ・ルゴシの 幽霊の館(1941年製作の映画)

3.9

幽霊…?出てきてるのか出てきてないのか結局分からんまま終わっちゃったw
ホラーというよりサスペンス。演出が多少古めかしく感じる部分はあるけど、今でも全然視聴に耐えうるクォリティ。普通に面白かったです。
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危険な関係(1988年製作の映画)

3.7

人間関係複雑すぎて結局最後まで侯爵夫人がなんでこの計画持ち出したのか分からんかった…
ストーリーはなんてことない。18世紀モノにありがちなやつ。キアヌが若くてめちゃくちゃカッコよかったからなんとか完走
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狂血鬼ドラキュラ(1974年製作の映画)

3.6

DVDのパッケージには原作に忠実な映像化と銘打ってありますが、全くそんなことありません。前半は確かに原作のエピソードをいくつかなぞってありますが、少なくとも後半は大きく違います。もしかしたら1974年>>続きを読む

レンフィールド(2023年製作の映画)

3.8

面白かった!
なんと豪華なB級映画(笑)
資金が潤沢にありそうな画なのに演出がめっちゃB級臭。わざとチープな画作りをしてる感じ、好きです。

スプラッター愛と『魔人ドラキュラ』愛に溢れてる。冒頭ユニバ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.3

センスが一周回って古い気がする
ちょっとギャスパー・ノエっぽい?
残念だがパパの背中は越えられてない

ソウ(2004年製作の映画)

3.5

時間配分が完璧
とても103分とは思えない密度の濃さ
作風あんまり好きじゃないんでこの評価だけど、映画の出来としては結構点数高いです

家族の肖像(1974年製作の映画)

3.7

う〜ん…
理解はできるけど納得はできない映画だったなぁ…
いくら孤独な独居老人だからって、なんであいつらを家族として受け入れられるの…自分なら無理やわ…

そこはかとなく『ヴェニスに死す』に近い雰囲気
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成功したオタク(2021年製作の映画)

3.4

「永遠に尊敬できるのはすでに亡くなってる人しかいない」っていう言葉がめっちゃ刺さった。生きてる人を推すってことは、多かれ少なかれその人の尊敬できない部分に目を瞑る覚悟が必要なんだよな。肝に銘じたい。

花咲ける騎士道(1952年製作の映画)

4.1

ジェラール・フィリップがファンファンと呼ばれる所以がわかった。こりゃ確かに当たり役だわ
とにかくザ・イケメン。ハンサムってよりイケメン。モノクロ画面からアイドル的な魅力が十分すぎるほどムンムン伝わって
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ファウスト(1994年製作の映画)

4.4

『アリス』より好き
木彫り人形めちゃくちゃ趣きあってエモいね
演出、ストーリー共に最高
あと、主役のおじさんの演技も良かった

悪魔の美しさ(1950年製作の映画)

3.9

原作とは全くの別物なので、終盤話が分からなくなったけど、結構面白かった。演出も素敵。
ファンファンがいろんなコスチュームを着て登場し、さながらファッションショーのよう。
衣装自体もめちゃくちゃオシャレ
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ドラキュラ血の味(1970年製作の映画)

3.6

シリーズ5作目(クリストファー・リー主演では4作目)
U-NEXTで鑑賞。

冒頭の掴みはとても良い!
でも主役の復活が遅くて40分もかかってる。やっとこさ登場しても、相変わらず自分では手を下さず周り
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.4

今まで見たサイコホラーものの中で『ミザリー』超えてめちゃくちゃ怖い!
ことごとくフラグを折られまくるハラハラ感が半端じゃない
人に自信を持ってオススメできる傑作

残酷!女刑罰史(1970年製作の映画)

3.4

相変わらずウド・キアの扱いが不憫…
もしかしたら本人の趣味なのかもしれないね
超絶イケメンなのにね

絶対トンチキ映画だわ…と全く期待しないで見たけれど、ストーリーは単純明快ながら展開が凝っててそんな
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帰って来たドラキュラ(1968年製作の映画)

3.3

あーどうだっけ…記憶に残ってないってことはあんまり面白くなかったのかも
ラストはかろうじて覚えてる
セットはかなりハリボテ感強め?だったけど、逆にノスタルジックな雰囲気がありエモい。クラシック映画って
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帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

3.1

劇場公開時映画館で見た。
「オリジナルのギャグそのまま流用してどうするんだよー!ドイツだから通用するネタだったのに」って心の中で盛大にツッコんだ記憶。
大学時代ファシズムの勉強してる時に少しでも理解の
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血のエクソシズム/ドラキュラの復活(1970年製作の映画)

4.1

クリストファー・リーのドラキュラシリーズ、せっかく何作か見てるのに記録付けてなかったせいでどれを視聴済みなのか分からなくなっちゃった

1作目以外でいちばん好きだったのは多分コレ。冒頭に出てくるコウモ
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ディメンシャ13(1963年製作の映画)

3.5

短いのでサクッと見られる
音楽が神がかってる
演出もまあまあ良き
ストーリーにもうちょい深みが欲しかったな〜

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.4

私も手のかかる子供だったそうなので、オカンにあんな風に思われてるのかな…と不安になった
それをいちばんおそれているよ

テオレマ(1968年製作の映画)

3.1

意味わかんなすぎる…
音楽がエンニオ・モリコーネとモーツァルトじゃなかったら脱落してた

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