CK3さんの映画レビュー・感想・評価

CK3

CK3

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ニュー・ジャック・シティ(1991年製作の映画)

3.4

再見
オープ二ングのNYをバックにフォー・ザ・ラヴ・オブ・マネーのイントロがCOOOOL!!!!

ウィズリースナイプスとICE-Tどちらかと言えばICE-Tの方が悪役なイメージだが逆転しているのも面
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

MCU第19作品

4月26日24:30のTOHO新宿
劇場内の熱気が伝わり、テンション最高潮で観る

アイアンマンからはじまりシビルウォーを経て、マーベルシネマテックユニバース10年目にして最重要地
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山椒大夫(1954年製作の映画)

3.9

名作、30年ぶりだろうか再見

計算され尽くした構図と宮沢一夫の巧みなカメラワークがもたらす映像演出は素晴らしい
佐渡の美しい海の情景がモノクロなのに色鮮やかと思ってしまうほど
安寿が入水するシーンが
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あれ?
こんな感じじゃなかったよね?
ストーリーが若干雑だったなぁ〜

巨大ロボ軍団が集結したときは良かったのになぁ〜

どうしても物語にドリフトできなかった、、、

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.6

全編ハードボイルドでエロティック
カラー作品とは一味違う鈴木清順の映像構成力が素晴らしい。

米が炊ける匂いに興奮する殺し屋、宍戸錠
セックスしたがる妻、小川万里子
鳥と蝶の死骸に囲まれて死にたい女、
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女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

4.1

増村保造×若尾文子
市川崑×山本富士子
吉村公三郎×京マチ子
豪華オムニバス。

各監督の色がそれぞれ出ていて個性際立つ三部作

第1話
嘘ばっかりつく女がほんの一瞬魅せる可愛らしさを若尾文子が好演
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ガルシアの首(1974年製作の映画)

3.7

サム・ペキンパー×ウォーレン・オーツ

久しぶりに再見

ガチガチに男臭いバイオレンスアクション

賞金欲しさから始まったドライブがドロドロの復讐劇に変わって行く。
ウォーレン・オーツの哀愁漂う渋い演
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情婦(1957年製作の映画)

4.6

傑作

アガサ・クリスティ×ビリー・ワイルダー

病み上がりの熟練弁護士をチャールズ・ロートン、付添い看護婦をエル・ザランチェスターのやりとりがコミカル
被告側のミステリアスな女をマリーネ・デートリッ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

4.0

映画の役者はデータ化され全てCGで本物の役者はお払い箱。

昨今のCG事情を考えれば近い将来にあり得るアンチハリウッドムービーで、ロビン・ライトがロビン・ライト役で出演し自虐ネタを織り交ぜながら展開し
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マザー!(2017年製作の映画)

3.8

不条理に展開するストーリーがぎこちなく不気味で居心地が悪い、本質の話を知っていても知らなくても図々しい客たちにイラッとする。
特に後半のたたみかけるような展開は笑ってしまうほどのぶっ飛び感がある。
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気ままな情事(1964年製作の映画)

4.0

コメディ路線の恋愛物と思い、かる〜く観てると、痛い目を見る。
疑問から疑惑、疑惑から確信に、ドツボにハマっていく様をウーゴ・トニャッツィがコミカルかつシリアスに演じている。
当時26歳のクラウディア・
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渇き(2009年製作の映画)

3.9

パク・チャヌクの静寂な場面からいきなりドギツイカットで笑かす所や、まとわりつくような、いやらしい演出をキム・オクピンが惜しげもなく服を脱ぎ捨て大胆にソン・ガンホと絡み倒す。

なんの予備知識なくみたの
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東京流れ者(1966年製作の映画)

4.3

渡哲也の歌が脳裏から離れない、、、

鈴木清順の卓越したセンスが爆発している。
作り込んだ構図、強烈な色彩、いきなり出てくる字幕、紐解けば今スタイリッシュと言われてる手法をこの時代にサラッとやってのけ
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.0

公開当時は各国で上映禁止となった本作、
約35年間ソフト化もされなかった理由も見れば納得。
今でもこんな作品作れないと思う。
15歳の少女達、宗教的な環境の中で悪魔崇拝、肌をあらわに大人を誘惑などなど
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地獄愛(2014年製作の映画)

3.4

ハネムーン・キラーズ(1970)をまんま現代のフランスに落とし込んだ本作、内容こそそのままだがヒロインのグロリアは太ってはいないものの嫉妬に狂い変貌する姿は背筋が凍る、、、
地団駄ふむシーンや急にミュ
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ハネムーン・キラーズ(1970年製作の映画)

3.3

愛し愛されたい欲求と食欲に全力な女と
結婚詐欺師の逃避行。

嫉妬心を抑えられず殺人を犯す女、
それをも受け入れ加担する男

モノクロでフィルムノアールのような演出が淡々と悪夢を見させられてるような
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明日に処刑を…(1972年製作の映画)

3.9

マーティン・スコセッシ商業的最初の作品
制作ロジャー・コーマン

味のあるカントリーミュージックと美しいアメリカの情景
1930年代を舞台にしたアメリカンニューシネマ

若きデビッド・キャラダイン演
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1984(1984年製作の映画)

3.7

今から約30年前ユーリズミックスの「Sex Crime」のPVを見て、興味に駆られレンタルビデオで借りて見る、あまりの重たさに途中で観るのをやめたのを思い出した。

時を経て再見、
ジョン・ハートの絶
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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

3.4

SFXの礎を築いた映画の魔術師
ジョルジュ・メリエス

現代映画の魔術師ミシェル・ゴンドリーやジャン・ピエール・ジュネそしてトム・ハンクスのインタビューを交えながらメリエスの作品をふりかえる。
何より
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

ギリシャ神話がベースとの事だが、知らなくて見ても、なんとなく受け入れられた。

演者側の淡々とした演技に対してカメラワークがサスペンス、ステディカムの使い方やズームを多用する手法は不快感極まりなくキュ
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.1

70年代フランコ独裁政権下のスペインで、検閲を通過のために幼女と家族の物語に隠喩を多く用いた表現で作られた本作。

わからない所は随所に見られるが、それが逆に謎めいていて幻想的、作品にグイグイひきこま
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白い家の少女(1976年製作の映画)

3.0

13歳とは思えない、堂々と落ち着いた演技を魅せるジョディ・フォスター
物語の展開こそ読めるが、その演技だけで充分見応えがある。

男と女(1966年製作の映画)

3.7

聞き慣れた名曲を聴いた瞬間鳥肌がたった。
砂浜を走るムスタング、犬と散歩する老人、印象的なショットの数々がモノクロとカラーで無作為に入り混じり幻想的

事情を抱えた二人のラブストーリー
男の腕の中で迷
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

ノンフィクションを細部に至るまで拘り続けるクリント・イーストウッドが、張本人達に主演を演じさせるというリアリティを突き詰めた本作

序盤のマッタリ感から一変、後半テロ行為が始まり恐怖にかわる。
構える
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デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.0

初見はレンタルビデオ
久々再見

デヴィッド・クローネンバーグ&スティーブン・キング

クローネンバーグの無機質なビジュアル、ニューイングランドの雪景色、屍のように白い若きクリストファー・ウォーケンの
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ランデヴー(1976年製作の映画)

4.1

WOWOWで鑑賞

噂には聞いていたが度肝を抜かれた!

ワンカットで、70年代のパリの街をただただドライバー目線で突っ走る、うなるエンジン音、赤信号もお構いなし、、、

フェラーリ275GTBと言わ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.6

今回は速攻で映画館に行った(笑)

前回の興奮も冷めないまま、更に上を行く力強い展開!
前作よりも更にヒーロー感を増量させ、理屈など要らないド派手な演出も相変わらず痛快!
最初のシーンの迫力に思いっき
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.4

昨今リアリティ追及の映画が多い中、そんなものを鼻息で吹き飛ばすぐらいのズバ抜けたエンタメ性が痛快!
インド娯楽大作らしく恥ずかしいくらい大胆で気持ち良く「これぞ映画だ!」と再認識させてくれた。

バー
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.1

実写を油絵でおこす、とてつもない労力と時間をかけたアニメーションは、ある種のトリップムービーの様に実験的で幻想的、なんせゴッホの世界感そのままにアニメなんて贅沢にもほどがある。
諸作品ごとにシーンが作
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

アンデルセンの人魚姫設定そのままに80年代風ホラーミュージカルでエロティックでディスコティック

姉妹人魚の名前が金髪がシルバー、黒髪がゴールデンってのも笑える。
乙女なシルバーよりちょっと危ないゴー
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.5

時空とか平行世界とかスタトレネタや宇宙船内での出来事もエイリアンネタ使ったりしてよかったし、手が勝手に動いたりもなかなか面白かったけど、














これって、、クローバーフィールドに
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

レンタルで何度か見ていたが改めて再見

ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンの行間で語る演技、2人が徐々に近づいていく距離感がなんとも歯がゆいし心地よい、、エレベーターのキス、ベッドで足だけ触れる
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

事件自体よりも残された者たちにスポットを当て3つの看板から動揺・怒りが波紋のように伝染していストーリーは見事。
沈黙の中でやり場のない怒りを貫き通すフランシス・マクドーマンドの演技と、ある出来事でスイ
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シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)

3.9

家庭や学校に対し虚勢を張っている少女がほんの少しの期待・喜びを見せるところが絶妙にいい!
これはドキュメンタリー?
っと思うほど自然で繊細な作品だった。

サマーフィルム(2016年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーのようなホームムービーの様な退屈な映像が続いた後ラストの別れに思わずキュンとさせられた。

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