CHIOさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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「悪は存在しない?」

えっ、ホント?
悪は存在してるよね、このお話。
自分にとっての正義ということか。

最後、森をさまようのは、誰の視点なのか
気になる。モヤモヤする。。。


続いて
ピクニック
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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PAST LIVES = 前世
映画内の縁(イニョン)に絡めたタイトル
幼馴染の男女の12-24-36歳の
出会いと別れの映画。A24 制作。

映像と、ヘソンの顔‥‥好み。
映画は‥‥好みじゃなかっ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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日本でも公開されてよかった。
原爆投下の直接描写はないけれど、
愚かさは感じられる映画。

3年で20億ドルもかけて開発すると、
ナチスが降伏しても止まれない。
開発したら、試さずにはいられなかった
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アアルト(2020年製作の映画)

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映画としては退屈だけれど、
アアルトの建築巡りとしては、
アアルト邸、サナトリウム、図書館を
いろいろな角度から鑑賞できて幸せ。

アルヴァ・アアルトの建築や家具に
アイノやエリッサの影響あり。
女性
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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「12人の怒れる男」(堤真一主演・舞台)
「12人の優しい日本人」(三谷幸喜・映画)
を先にみていたものの、
大元のオリジナルは、今回が初めて。

冒頭と最後の裁判所のシーン以外は、
暑い密室で12人
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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雪山の山荘で、男が転落死。
「事故」か「自殺」か「妻の殺人」か、
最後まで明かされないまま。
裁判なんて結局のところ、
「真実を知るのは本人のみ」ということを
突きつける映画。

家族の諍いの音声や証
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愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

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数年ぶりの2度目の鑑賞。「ヌレエフ、カラヤン、ピアフ、グレン・ミラーがモデルになっていること」、「子ども・孫を同じキャストが演じること」をわかったうえで見たので、初回の誰???はなく、深く楽しめた。 >>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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体は大人、心は赤ちゃんのエマ・ストーンが
自我に目覚め、外の世界へ飛び出し、
意思を持ち成長していくおとなの絵本。

白黒の世界から、自我に目覚めて
美しい色彩のカラーの世界に。
衣装も背景も歪んだ映
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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冬休みの✈️で
「Search」「Search2」、鑑賞。

全編ほぼPCの画面で、お父さんが
行方不明の娘の過去の行動、友人関係、
足取りをSNSの画像で追う。
時に暴走し炎上したりして、ハラハラ。
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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シンメトリーの映像が見たくて
久しぶりの鑑賞。2〜3回目なので、
1985年現在→1968年インタビュー回想→
1932年お話の本編、グスタヴのエピソード
入れ子構造も、しっかり理解。

指定愛あふれ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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独りで美しく生きる
役所広司演じる東京の掃除人の
毎日を切り取る映画だった。

W.ヴェンダースの
東京への幻想を描いた映画かな。

本当に何も起こらずに終わっちゃったと
思いつつ、エンディングのニー
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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評判がいいからと友だちに誘われ、鑑賞。

誕生日に鬼太郎誕生の映画でいいのかなと
全然期待していなかった私、
予想外に面白くて見入ってました。

目玉親父を見る目が、変わってしまう😊

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

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パリ郊外のガガーリン団地。
老朽化で取り壊しが決まる中、
思い出のつまった居場所を守るため、
一人立てこもる16歳のユーリくんのお話。

宇宙飛行士を夢見る気持ちと
団地への愛着から、後半、
団地を宇
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ナポレオン(2023年製作の映画)

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フランス革命の絞首刑シーンから始まり、
すさまじい氷上の戦闘シーンに
ひゃー😵と思いながらみました。

一緒にみた人は、ナポレオンに
カリスマを感じ、戦いでの頭脳明晰な
ところに惹かれていたけれど、
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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ほのぼのしたお話かと思いきや、
従姉妹同士で蹴落としあい、
女王の寵愛を奪い合うお話だった。

アン女王の17人も子どもを産みながら、
一人として成人していない悲しさ。
侍女へ依存しても、拭えない孤独
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暗殺の森(1970年製作の映画)

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美しい映画とすすめられて映画館へ。

青い光の映像は、パリの現在のシーン。
白い光の映像は、イタリアでの
マルチェロの過去の回想。

難解な構成は、町山さんの解説つき。
マルチェロを監視するファシスト
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サイコ(1960年製作の映画)

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ヒッチコック映画『サイコ』『鳥』鑑賞。

シャワーヘッドと排水溝と瞳孔に
あの音楽だけの、完璧な殺人シーン。
すさまじい数の鳥の恐怖。

後のサスペンス、ホラー、パニック映像に
影響与えたヒッチコック
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旅するローマ教皇(2022年製作の映画)

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何だか息がつまりそうな毎日‥
世界の情勢も息がつまりそう‥
グロいのもエロいのも見たくなく、
ココロの浄化に選択。


ローマ教皇フランシスコの
旅のアーカイブ映像が淡々と繋がれる。

人々の熱狂的な
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バービー(2023年製作の映画)

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アメリカで育った従兄弟にすすめられてた
『Barbie』ようやくみました。
あちらでは、大ヒットということで、
映画館、いつもより外国人率高め。^^

女性が活躍して理想的に暮らす
ピンクでPOPなバ
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怪物(2023年製作の映画)

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羅生門形式が好きな私、引き込まれる。
母親、先生、子どもの視点の3構成で
視点が変わる度に別人に感じる。

自分の見えてるものが全てではない、
みんな誰かの怪物になりうるってことかな。

無意識な偏見
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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みんな、人間という箱に入った宇宙人。
ばらばらの星からやって来たんだから、
当然わかりあえっこない。

でも、まれに同じ星の人に出会えたりする。
という映画。

なんか、わかるな。
同じ星の人に出会え
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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なんだろう🤔

大きなスクリーンで、美しい映像を体感し、
全部は理解できないけれど、宮崎さんの死生観、作り上げてきたものへのこだわりなんかを感じられた。

引退を撤回しての10年ぶりの映画。
意欲があ
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愛なのに(2021年製作の映画)

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「御心のままに」…
神の心(教え)と己の心(欲望)、
意味を取り違えるのがツボ。


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三谷幸喜の舞台を追っかけていたら、
瀬戸康史を4回みていることに気づく。
とぼ
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マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

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60s当時、代理店のクリエイターだった
叔母の解説でみたbunkamuraの
マリー・クワント展、楽しかった。
主義主張をデザインで体現する
ファッションの時代。

ミニスカート全盛のロンドンを旅して
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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ハリソン・フォード80歳。
インディの冒険は、
見納めだと思うので、映画館へ。

アポロ11号の月面着陸にわく
1969年のアメリカ🇺🇸の美しい街並みと
落ちぶれたおじいちゃん教授ぷりから

モロッコ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

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フロリダのモーテルで
その日暮らしのヘイリーとムーニー親子。

危うい生活も、子どもの目を通すと、
冒険と好奇心に満ちた
彩りあるキラキラした毎日✨

最後は、夢なのか現実なのか‥‥
引き離されるのが
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怒り(2016年製作の映画)

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今さらながら「怒り」を鑑賞。面白い。

八王子で起きた残虐事件の犯人が
「怒」の文字を残し、顔を整形して逃亡。

その頃、千葉、東京、沖縄に
素性が明らかでない謎多い男、
松山ケンイチ、綾野剛、森山未
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

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ムンバイの
ダッバーワーラー(お弁当配達人)の
誤配送から生まれた大人の恋。

今まで見たインド映画で一番しっとり。
お弁当箱に忍ばせるお手紙のやりとり。
待ち合わせをしたのに、躊躇したりと
会えそう
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

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オシャレな構図に、陽気な音楽。
ジャック・タチの🇫🇷仏コメディ。

「職なし妻なし。アパートの最上階に
 のんきに暮らしてるユローおじさん」と
「新しもの好きのブルジョワの妹家族の
 1950年代当時
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フラガール(2006年製作の映画)

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蒼井優ちゃんの最後の美しいソロ
ダンスみたさに、時々みてしまう。
映画自体も、毎回じんわり感動。

ハワイのふんわかしたフラでなく、
情熱的なタヒチアン・ダンス、
「オテア」っていうらしい。

青空娘(1957年製作の映画)

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50年代東京の
シンデレラみたいなお話。
若尾文子が眩しい✨



新年度早々に、何だか悲しい状況で
50年代の会話口調に癒される。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

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スラム出身の無学の青年が
なぜミリオネアになったのか。

It is written.
運命だった。

一問ごとに、過酷な過去を回想。
回答できる運命だったという流れ。

ムンバイの駅舎、自分でも
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

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映像を見て即興で演奏したという
マイルス・デイビス、カッコいい。

エレベーターに閉じ込められた
恋人に会えずに夜の街をさまよう
ジャンヌ・モロー、美しい。

最後まで会えずに終わる2人。
冤罪もかぶ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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「エブエブ」アカデミー賞、取った!
アジア系キャストの活躍、うれしい。


でもでも‥
先月、国際線でいち早く見たのに脱落。
大スクリーンならばと今月再チャレンジ。

バカバカしさを楽しめず、
やっぱ
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オートクチュール(2021年製作の映画)

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Diorの広報、優秀!
  「ミセス・ハリス パリへ行く」
  「オートクチュール」
  「ディオールと私」
半年間で3本もDior関連の映画を見て、
メゾンのみなさんのプロのお仕事、
素晴らしさを知
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別れる決心(2022年製作の映画)

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「不眠症の刑事」と「夫殺しの被疑者」。
取り調べで一緒に食事し、
相手のことを朝まで監視。
いつしか安らぎを感じるデートみたい。

フェティシズム満載で
恋愛にハマる描写、好きでした。

バイオレンス
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