チェさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.3

「to the COOLEST GIRL
         in the WORLD」

理想と現実の乖離で自己嫌悪気味の主人公に共感できるところもあるけど…肝心のティーンエイジャー特有の悩みに共感
>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.1

「俺たち友達運と飼い主運がない」

主人公の親友テオがいいキャラしてる
「友達運がないな」と言いつつ、けっこうな無茶振りを聞いてしまうあたり根っからのいいやつ感あって好き
物語のプロットがよくよく考え
>>続きを読む

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.3

「ハラスメントかどうかは人によりけり」

当人がなんと言おうとジェニファー・アニストンからのセクハラは最高の福利厚生でしょう
ハラスメントかどうかは当人が決めることですが、これに限定すればセクハラでは
>>続きを読む

マーシャル博士の恐竜ランド(2009年製作の映画)

3.6

「1億ドルのB級映画」

内容がB級映画並みに雑なのに、なんか映像のクオリティとか高いなとか思ったら製作費バカ高いじゃん
これは確信犯的にバカしてるわ
一部始終がふざけていて真面目な要素が皆無の純血ク
>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

「5セント玉代に縮んでミキサーに落ちたらどうする?」

面接でこの質問はしんどすぎる…笑
就活してたときに謎の質問もちらほらされたけど、その前にこの映画観ればよかった
彼らを真似して言いたいこと言って
>>続きを読む

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.5

「田舎に帰るときは自家用ジェットで」

ニューヨークで成功してカンザスの実家に自家用ジェットで帰省すると豪語する主人公
その向上心は見習いたいね、めっちゃ資本主義だけど
この映画で1番気に入ったのは、
>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.2

「5分すら触れ合えない女を誰が望む?」

鬼忙しい大統領候補相手の恋愛となるとそうなるのかあって思いますね
これが男だったとしてもふつうに嫌だけどね
まあ想像のつかない世界の恋愛だから共感も何もないけ
>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.0

「パパになってしまった星の王子」

ラップバトル?みたいなシーンは面白かったけど、全体的に散らかってる印象だなあ…
群像劇でもないのに、誰にフィーチャーして見ればいいのかわかりづらいし、もっとエディ・
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.1

「Be Aggressive Be Be Aggressive!!」

人生、「これ、無理ゲーってレベルじゃねえぞ。」って思うことばっかだけど、
この映画の登場人物たちと同じくらい楽しみながら乗り越え
>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

4.0

「ブラックユーモアなスタンドバイミー」

大人目線でこそ楽しめる子どもの話。
隣町のショッピングモールにベイブレード買いに行くだけで大冒険だった小学生の頃を思い出して、ほっこりした。
下ネタも多いけど
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

「焦げた料理を客に出すのか?」

2ヶ月ぶりに映画をみた。
やっぱり映画って、いい。
料理の楽しさに溢れていて、心を満腹にしてくれる素晴らしい映画だった。

(↓全然映画と関係ないこと書いた。)

>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

「戦争に備えよ」

まだ続くのかーい
まじでパラベラムだったああ
Para bellumだったああ
4作目の戦さに備えるしかないじゃないの

薄く伸ばした渡辺謙みたいな敵キャラが意外とおしゃべりでおも
>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.0

「エディ・マーフィーは忘れてください。」

これは完全にロバートダウニーJr.のドクター・ドゥーリトルですわ
エディ・マーフィーのドクター・ドリトルとは全然別もの
子供の頃に大好きだった作品のテイスト
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.9

「わたしは、ダニエル・ブレイク。人間だ。」


ポスターとキャッチコピーからハートフルストーリーを想像していたけど、現実を突きつけられた…
ちゃんと税金を払ってちゃんと生活しようとしてもどうしようもな
>>続きを読む

ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.3

「結婚式は、どうしたって男が脇役…」

久しぶりの映画には薄口コメディが1番と思い鑑賞
完全に女性のためのコメディ映画
“まんま”の映画だったから、よく言えば期待を裏切らないとも言えるか

男性キャス
>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.5

「青春よ、もう一度」

順風満帆だった17歳に、突然戻ったオッサンのおもしろ胸熱話。戻ったといってもタイムスリップするんじゃなくて、自分だけ若返る。
もう一回青春をやり直せるのなら、どうする?という大
>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.7

「人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある」

いやー旅先で恋に落ちるのって、永遠のロマンですな
中学の修学旅行で班行動を無視して、一人ぶらつき『ラブ・ストーリーは突然に』を口ずさみながら運命の出会い
>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

「食料品、ヒッピーになる?笑」

下ネタ満載の映画だと思ってたけど、言うほど下ネタじゃないていうか、下な話を普通にする映画ってくらい

下ネタで笑うとこは少なかったけど、ぶっ飛んだ発想が好き
食料品が
>>続きを読む

ヤバすぎファミリー 毎日がパラダイス(2008年製作の映画)

3.0

「伝統ある家業は、マリファナ栽培でした。」

大麻栽培で指名手配中の両親と売人の妹をもつナードすぎる青年の話

とんでもなく可もなく不可もない映画だったから感想もあんまないな
ウィットにとんだ会話って
>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.0

「年金暮らしは、自衛するしかないんだ!」

なんだろう、けっこうグロいのだけど全体的に大味で、コクがない感じが基本ベース

そこに、突然スパイスきいてる笑いが鼻を通り抜ける感じ

噂の歩行器おじいの場
>>続きを読む

フード・インク(2008年製作の映画)

3.5

「ナニを食べているか、知っていますか」

自らにとって文字通りに血肉になる食品に対して、いかに無自覚だったかを思い知らされる
アメリカの大量生産システムにおける問題点を洗い出した作品ではあるけれど、商
>>続きを読む

フラガール(2006年製作の映画)

4.0

「明日にむかって踊る」

ザ・ヒットした邦画って感じで、爽やかな後味の映画
笑いあり涙ありのてんこ盛り映画だけど、綺麗にまとまってる
おくりびとに似たバランスの良さがあった
それにダンスというこの上な
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.2

「時を駆けるビッチがまた走るぅぅぅ!…も2周目は失速か」

こういうアイデアもので続編が超えてくることは、やっぱ難しいんだなと実感
死亡ループのテンポのいい清々しさが見慣れてくるし
新キャラもそんなに
>>続きを読む

ビデオゲーム THE MOVIE(2014年製作の映画)

3.4

「ビデオゲームの成長観察日記」

アメリカにおけるゲーム史と言った方がいいほど、アメリカ国内の話で完結していた
基本的にインタビューとゲーム映像で構成されている本作だけど、
日本人のインタビューの千切
>>続きを読む

テッド 2(2015年製作の映画)

3.3

「いいないいな、にんげんっていいな」

下品ネタだけを凝縮した映画と思いきや、人間とは何かというちょっと哲学的な問いがあったりする

ただそこにめちゃくちゃ含蓄があったり、感銘があったりするほどでは無
>>続きを読む

X-ミッション(2015年製作の映画)

3.9

「未踏の景色、ここにあり」

自分には絶対にない目線を追体験できることが、映画の一つの魅力だとすると
この作品は、その一点で突き抜けてる笑

ジョンウィック級にストーリーは無で、共感とか納得感は一切な
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

「時をかけるビッチに明日は来るのぉぉぉ?」

このキャッチコピーが天才的にB級で、天才的にそそる笑

全然グロさないから、ホラー苦手な自分でも余裕で笑えた。イットよりも数段軽い気持ちで見られるホラーコ
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.1

「悪党集えば、賛否両論」

なんだろう、悪党がつどうワクワク感がピークだったな
ユージュアルサスペクツみたいに冒頭のワクワク感が持続することはなかったな

それに登場人物のスペック格差すご過ぎて、平均
>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

「ジャージー流儀、ご覧あれ」

ボヘミ略のようなスターの華々しさは控えめに、仄暗い部分の人生模様をしっかりと描いてるとこがイーストウッドぽく渋い

マフィア魂(?)が音楽に混ざり合ってるとこがクセある
>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.5

「追いかけてくれる人がいる」

今見ると結構豪華な俳優陣だな

ラミマレックのいいとこの坊ちゃん感というか外縁にいる感じが視点としては1番自分に近くてナイス役回り
寄り添ってくれる人がいるという世界の
>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

「美しすぎるミイラ、復活!」

悪役が美しい以外、何にも覚えてないくらい薄め
無果汁だけど果物味みたいな感じで、ハムナプトラ風味は一応味わえる

ペット2(2019年製作の映画)

3.6

「癒&憩2」

前作より構造的によくできたプロット!
同時並行で進む複数のストーリーがラストに向けて収束していく感じと
スピルバーグみの深い長回しアクションが最高

ペット(2016年製作の映画)

3.3

「癒&憩」

発想としてはトムとジェリーだけど、この自粛期間では癒し度が1兆万倍
NYCが舞台ということもあって、自由に外を駆け回れた日々がより恋しくなるー

ビーチフラッグ(2014年製作の映画)

3.3

「自由の旗をつかめ」

男性社会の中で抑圧されたイランの女性たち。
冒頭のライフガードの練習シーンが象徴的で印象的

リアル恋人体験(2015年製作の映画)

3.0

「リアルすぎる彼女はご所望?」

逆ステレオタイプな感じの恋人像で笑う
これで200ドルは、高いのか安いのか

プールサイドの初恋(2014年製作の映画)

3.4

「思いがけないファーストキス」

プールの飛び込みが苦手な少年が頑張って飛び込んで、ちょっと報われた話
短い尺によく伏線を入れるなと感心
ショートムービーってある意味作るの難しそう