なおさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

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自分が初めて触れたスピルバーグ作品ってなんだったかな…
恐らくレンタルビデオ店で借りた『インディ・ジョーンズ』が最初だったと思う。

スピルバーグ監督作品は、それこそ「ドラえもん」とか「クレヨンしんち
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス…
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス…
ってなんか語呂が良くて無意味に呟きたくなるんですよね。
え?私だけ?

早くも今年最大級の期
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

もともと完全ノーマークだったけれどTLに流れる高評価の嵐に触発されて急遽鑑賞に踏み切った作品。
ちなみに、原作は未読。

世界一のジャズプレイヤーを目指す本作の主人公・宮本大が、自分と同じ仙台出身であ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.6

「ダークナイト・トリロジー」第2作。

前作ではバットマンの誕生と、犯罪都市・ゴッサムシティにバットマンがヒーローとして君臨するまでの経緯を描いた。

本作では、バットマン永遠のライバル・ジョーカーと
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.2

前作の悲劇から8年。
Mr.フリーズが我々に与えた衝撃により長い間凍結されていたバットマン映画化計画が、クリストファー・ノーラン監督の手腕で蘇った。
俗にいう「ダークナイト・トリロジー」の幕開けである
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

2.8

前作の興行的成功を受け制作された、ジョエル・シュマッカー版バットマン第2作。

バットマンことブルース・ウェインを演じる役者は名優ジョージ・クルーニーにわずか1作でバトンタッチ。

日本でも絶大な人気
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.8

ジョエル・シュマッカー版バットマン第1作。

前2作からキャストを一新。
新たなブルース・ウェインを演じるのは、昨年『トップガン マーヴェリック』で闘病しながらもマーヴェリック(トム・クルーズ)との変
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

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人生は、意味不明。

MCU第31作。
そして”新章”フェーズ5の幕開けを告げる作品となる。

5年ぶりのアントマン新作。
世界で最も小さなスーパーヒーローが、新生アベンジャーズ最大の敵となる<征服者
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.6

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今冬の個人的話題作のひとつ。
監督はカンヌ国際映画祭にて数々の受賞歴を持つリューベン・オストルンド。
ちなみに本作も第75回の同映画祭にて最高賞となるパルム・ドールを受賞している。

ちなみに、本作で
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

今冬の話題作のひとつにして、サム・メンデス監督作品。
戦地を駆けるひとりの青年の活躍を描いた『1917 命をかけた伝令』以来3年ぶりの新作となる。

物語は1980年代初頭のイギリス。
題名にもなって
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.6

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”HELL HERE”

ティム・バートン版バットマン第2作。
前作からの正式な続編であり、セリーナ・カイル/キャットウーマンとオズワルド・コブルポット/ペンギンというバットマンシリーズを代表するヴィ
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バットマン(1989年製作の映画)

3.0

I'm Batman.

6月16日公開の『ザ・フラッシュ』にマイケル・キートン演じるブルース・ウェイン/バットマンが出演するということで急遽予習スタート。

80年代後半から90年代前半にかけて作ら
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バビロン(2021年製作の映画)

4.4

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重要で長く続く何かの一部になりたいんだ。

第80回ゴールデングローブ賞にて複数部門にてノミネートされ、現在選考が進んでいる第95回アカデミー賞においても数々の部門にて受賞が有力視されている、今冬の注
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.6

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007シリーズ第25作にして、”6代目”ダニエル・クレイグが演じる最後のボンド作品。

2021年の10月から始めた007シリーズマラソンも本作にてようやく完走。
本当は本作が劇場公開されている間に完
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シャーコーン! 呪いのモロコシ鮫(2021年製作の映画)

2.6

友人とひさびさのウォッチパーティ開催。
ラストの3本目は再びサメ映画へと回帰する。

✏️評価点
・洋モノ美熟女勢ぞろい!
サメ映画の一発目に褒めるのがそれかよ、と思う方もいるかもしれないが、褒める点
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

友人とひさびさのウォッチパーティ開催。
2本目はちょっと趣向を変えてガチガチのジャパニーズ・ホラー作品へ。

✏️穢れ
「無宗教」の人びとが多い日本人だけれども、”土着信仰”はたぶんどの国よりも強いん
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BAD CGI SHARKS 電脳鮫(2019年製作の映画)

3.0

友人とひさびさのウォッチパーティ開催。
んで、1本目はこちらのサメ映画。

主にTwitterを中心にサメ映画情報の発信を日々行ない、自らもサメ映画の字幕翻訳を手がけるなど、一部界隈においてはレジェン
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.2

007シリーズ第24作。
題名を読んで字のごとく、ボンドの宿敵である秘密組織「スペクター」と、その組織を束ねるボス、エルンスト・S・ブロフェルドとの戦いを描く。

ちなみに、ボンドとブロフェルドの直接
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

007シリーズ第23作。
シリーズ生誕50周年の記念作品でもある。

スパイ映画の代表格であるシリーズの50周年記念ということで注目度も高かったのか、本作はアカデミー賞、英国アカデミー賞(BAFTA)
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.4

007シリーズ第22作。
現代の”Quantum of Solace”は直訳すると「慰めの分け前」。

最愛の人・ヴェスパーを失い復讐に燃える自分。
スパイとして組織の命令に従いミッションをこなさなけ
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ついにたどり着いたぞクレイグ・ボンド!

007シリーズ第21作。
ちなみに、1967年に公開された同名の奇作と作品的な繋がりは一切ない。

”5代目ボンド”ピアース・ブロスナン主演の前作『ダイ・アナ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.4

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第80回ゴールデングローブ賞にて最多の7部門8ノミネートされ、結果的に3部門の受賞を果たした話題作。

時は1923年。
今日にも残る「北アイルランド問題」の根幹を成した、アイルランド内戦の真っただ中
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.0

完全なるアニャ目当てでござあますね。

監督はロバート・エガース。
彼が手がけた作品はまだ数こそ少ないものの、日本では2021年に公開された『ライトハウス』でその知名度と人気を一気に押し上げた感のある
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

”吐き気を催す邪悪”

もともとノーマークだったけど、TLに流れる皆さまの高評価レビューが気になり鑑賞。

歴史に残る数多の名作映画を世に送り出してきた輝かしい経歴を持ちつつも、自身が加害者となって引
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007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

3.6

007シリーズの記念すべき第20作にして、シリーズ40周年記念作。
また、”5代目”ボンドを演じたピアース・ブロスナンは、本作を最後に「殺しのライセンス」を返上することとなる。

ダブルアニバーサリー
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

3.4

007シリーズ第19作。
本国アメリカでは1999年の公開だが、日本では公開が少し遅れたため、2000年代最初の007シリーズ作品となる。

✏️シリアス路線ふたたび
ユーモアさと硬派なスパイ・アクシ
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007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

4.0

007シリーズ第18作。
アメリカでは前作『ゴールデンアイ』を上回る興行収入を記録し、1997年の世界興行収入ランキングでも第4位にランクインするヒット作となった。
(ちなみに第1位は文字通り”桁違い
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

4.2

007シリーズ第17作にして、”5代目”ボンドとして歴代ボンドの中でも未だ高い人気を誇るピアース・ブロスナンの初主演作品。

自分の中で「ゴールデンアイ」といえば、家庭用ゲーム機・NINTENDO64
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.4

007シリーズ第16作。
ティモシー・ダルトンが”4代目”ボンドを演じた最後の作品でもある。
Mを演じたロバート・ブラウン、マネーペニーを演じたキャロライン・ブリスも本作を持ってそれぞれの役を降板。
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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.8

007シリーズ第15作。
シリーズ生誕25周年記念作品にして、”4代目”ジェームズ・ボンドことティモシー・ダルトンの007シリーズ初主演作品でもある。

1971年『ダイヤモンドは永遠に』公開時点で、
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

4.0

久しぶりに007マラソン再開。
007 シリーズ第14作目であり、撮影当時57歳であったロジャー・ムーアが演じる「ジェームズ・ボンド」の最後の勇姿を映した作品でもある。
(ちなみに、本作のボンドガール
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

もうあの「ノー・ウェイ・ホーム」の感動から1年も経ってしまったんですね…
いやはや、時の流れというものは本当に恐ろしい。

そんな余談はさておき、今年の映画初めは前作公開から約13年ぶりの続編となった
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

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"幸せのかたち"

いつも自分の拙い書き散らしをご覧いただいている皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします…
と、新年の挨拶を書いてはいるけれど本作は昨年末鑑
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

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"The Show Must Go On"

名作今さら鑑賞シリーズ。
本作鑑賞の前日に『パルプ・フィクション』『ショーシャンクの空に』と名作2本を立て続けに見た影響か、この日も「名作見たい欲」が治ま
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ショーシャンクの空に 4Kデジタルリマスター版(1994年製作の映画)

5.0

"裁きはいずれ下される"

「一人で何が悪い!クリスマス名作映画祭」の2本目。
ちなみにこの日放映されたのは4Kリマスター版。
…とのことだが、目黒シネマの設備の都合上か2Kでの上映と相成った。
(そ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

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"正しき者、悪しき者、導く者"

「一人で何が悪い!クリスマス名作映画祭」の1本目。
不朽の名作と名高い本作、自分が加入しているサブスクでの配信はなく、鑑賞まで行きつくのがなかなか高いハードルであった
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