April01さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.4

原題の意味は「彼はあなたにそんなに夢中じゃない」だと思うけれど、だからこそ、次のステップ「そんな彼なら捨てちゃえば」という邦題にしたのは、なかなか良いセンス。そうなんです!と共感したので。
男性視線と
>>続きを読む

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.6

アランとキリンの場面が強烈すぎてブラックな笑いがこみあげた。
1と2に比べるとパワーダウンだけど、その分、アラン役のザック・ガリフィアナキスが本業であるコメディアンの本領を発揮していた。

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

4.0

シリーズの2作目、ダメぶりがタイトル通り国境を越えてスケールアップ。
またやっちゃいましたね、という感じで下ネタ&下品度が上がってて、ちょっと悪ノリしすぎ、でも笑えた!

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.0

シリーズの1作目、本当にくだらないことやっててそれが最高に面白い!
ミステリー要素ありつつも、頭の中を空っぽにして笑える。
ハチャメチャなことやらかし系の作品で基本は男のバカ騒ぎなんだけど、それを楽し
>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

いろんな恋愛の形があると思うけれど、ここで描かれているのは精神的な繋がりの素晴らしさ。
ブラッドリー・クーパー演じるパットとジェニファー・ローレンス演じるティファニーの内面に焦点を当てているのが良い。
>>続きを読む

バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.4

老いも若きも、色んな世代の恋愛にスポットを当てていて面白い。
この特別な日が、日本とだいぶ違う感じもよくわかる。
豪華な俳優陣が入れ替わり立ち替わり、登場人物がとても多いのに、全員がどこかで少しづつ繋
>>続きを読む

ケース39(2009年製作の映画)

3.2

途中から思いがけない展開に驚く。
アメリカでは公開延期が繰り返されたらしく、子どもへの虐待を扱うソーシャルワーカーが39番目に担当した案件のお話なので、美少女へのこんな虐待ひどすぎると暗澹たる気持ちで
>>続きを読む

恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜(2006年製作の映画)

3.2

実家暮らしの男性は女性から見てそんなにも変なのか、と設定にアメリカらしさが出ていた。
まして、デート後に誘われた家が親と同居する実家と知って、それを理由に女がびっくり仰天して即お別れっていうエピソード
>>続きを読む

クーデター(2015年製作の映画)

3.5

異国の地で突然クーデターに巻き込まれたアメリカ人が妻と幼い娘を連れて逃走する。
誰が黒幕かとか犯人捜しではなく、いかに逃走するかに焦点を絞っているので、最初から最後まで緊迫感があった。
出番は少なかっ
>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.7

IT音痴なオジサン2人が優秀な学生たちに混じってGoogleでインターンとして働く話。
グーグル本社でロケしているので、オフィスや社員カフェなどのリアルな内装が見れて面白い。
Googleにインターン
>>続きを読む

幸せの始まりは(2010年製作の映画)

3.2

オーウェン・ウィルソン演じる、スポーツマンで女性関係も派手だけれど、どこか憎めないキャラクターが良かった。
一方、ポール・ラッド演じる、地味だけれど優しくて、そして何よりどこにでもいそうな「平凡」な感
>>続きを読む

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.7

犬と一緒に暮らす夫婦が人生のステージを進んでいく物語。
出産、育児、仕事という様々な局面で、夫と妻それぞれの苦労や苦悩が描かれていて、そこに犬がいた、という家族史のような大人向けの心温まる作品。
なの
>>続きを読む

ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

3.5

ラブとコメディの組み合わせが絶妙なラブコメ。邦題に苦笑。
オーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンの組み合わせがハマっていて面白い。
レイチェル・マクアダムスが美しいしアイラ・フィッシャーも可愛らし
>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

フェイ・ダナウェイの着こなしが素晴らし過ぎて!
冒頭、無造作にクローゼットから取り出して着た何の変哲もないシンプルなワンピース、この人が着ると、なんとカッコよく見えることか。
さらに何の変哲もないぺっ
>>続きを読む

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

3.3

ベネディクト・カンバーバッチ出てるんだよね?ガンバロー!と思って最後まで見て???出てこなかったけど?と思いながらエンドロール見てたら、えー!アイツがそうだったの?確かに~、気づかないでずーっと出待ち>>続きを読む

ズーランダー(2001年製作の映画)

3.5

80年代テイストが詰まった超笑えるお馬鹿映画。
ベン・スティラーがスーパーモデル?というところから可笑しいし、オーウェン・ウイルソンとのウォーキング対決は笑わずには見られないお馬鹿ぶり。
ガソリン・ス
>>続きを読む

ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

3.5

3部作の集大成。マンネリ化した感じもあるけど、ベン・ スティラーと義父デニーロの対決がさらにパワーアップそしてさらに絆が深まる感じが良かった。
全作にわたって登場しているオーウェン・ウェルソンもいい味
>>続きを読む

ミート・ザ・ペアレンツ2(2004年製作の映画)

3.5

ダスティ・ホフマンに振り回されるデニーロの様子が面白い。
バーバラ・ストライサンドの自由な雰囲気も良いし、とにかく開放的でユニークな家族ぶりがにぎやか。
前作は少し意地悪系で、今作は下ネタとちょっとお
>>続きを読む

ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.5

恋人の両親に結婚の挨拶に行ってドタバタになるコメディ。
次から次へとアクシデント続きで、親バカなデニーロの意地悪ぶりと彼氏ベン・スティラーのやることなすこと裏目にでてしまい可哀そうに感じてしまうくらい
>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.4

記憶がある時とない時を演じ分けるニコール・キッドマンはさすが。
コリン・ファースの変貌ぶりも見ごたえがあった。
サスペンス・スリラーとしては面白かった。
男も女もどっちもどっちだな~とは思ったけど。

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.4

プロブァンスの風景は美しく、レトロでオシャレな衣装や装飾、クラシカルな車など1920年代の雰囲気が良い。
あっさり見て楽しめる作品。

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

3.5

アメリカの猟奇殺人事件そして冤罪も疑われる犯人とされた3人、ウェスト・メンフィス3を題材にした物語。
この裁判はすでに司法取引により結審しているが、ずさんな捜査への批判や真犯人がいるのではないかとの疑
>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

ピーター・フォンダのサングラス、どこのメーカー?モデルは?が気になって仕方ないくらいカッコイイ!
いつも遠くを見ているようで、どこか諦観しているような様子が、この映画の独特の雰囲気を作っていた。
今月
>>続きを読む

レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)

3.8

泰緬鉄道を舞台に描かれた映画としては「戦場にかける橋」が有名だけれど、この作品は捕虜となったコリン・ファース演じる英国人が戦後を生きる中で過去から抜け出せないことに苦しみながらも、苦しみを与えた日本人>>続きを読む

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.2

コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマンが楽しく共演。
ブラックユーモア的な面白さがある気楽に観れる軽いタッチのコメディ。
やや盛り上がりにかけるもののラストの展開にニヤリ。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

原作ジョン・ル・カレ「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を見事に映像化している。
ゲイリー・オールドマンの渋く抑えた奥行きのある演技が良い。
他の実力派俳優陣の力もあって、冷酷、クール、カッコ
>>続きを読む

ストレンジャー(2010年製作の映画)

3.0

見どころは、エレン・バースティンの存在感ある演技と、
コリン・ファースやオーランド・ブルームのような英国人俳優は、アメリカ人役も違和感なくこなせる、というところくらいかな。
その逆は違和感ある例をかな
>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.5

悩める人の内面を淡々と描く中にも、随所に英国の歴史と威厳が感じられる。
主演のコリン・ファースの熱演は言うまでもなく、ヘレナ・ボナム=カーター、ジェフリー・ラッシュ、ガイ・ピアース、ティモシー・スポー
>>続きを読む

ドリアン・グレイ(2009年製作の映画)

3.5

原作「ドリアン・グレイの肖像」をかなりアレンジしていて、ホラー要素が強くなっている、特にラストに向かっての脚色が少しB級ぽくて文学要素を薄めてしまった感は否めない。
ただし、英国俳優で固めたキャスト、
>>続きを読む

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

4.0

イギリスの児童小説を映画化したもの。
魔法使いエマ・トンプソンの演技と子役たちのやり取りが本当に面白い。
父親役のコリン・ファースも良い味を出している。
大人も子供も楽しめるファンタジー。
続編の「ナ
>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.0

男をめぐる妻と少女の気持ちのせめぎ合いが特に見ごたえあり。
フェルメールの男としてはっきりしない感じがズルいようでもあり、したたかでもあり、人間ドラマとしては物足りなさにもつながったけれど、
芸術家で
>>続きを読む

バレット・ヘッド/キラー・ドッグ(2017年製作の映画)

3.0

エイドリアン・ブロディ、ジョン・マルコヴィッチ、アントニオ・バンデラスという濃い俳優陣、さらにマコーレー・カルキンの弟ロリー・カルキンが出演する、なかなかの異色作。
闘犬に襲われる強盗達の悪夢のような
>>続きを読む

白い闇の女(2016年製作の映画)

3.0

魔性の女が男を惑わす系サスペンス。
哀愁漂う音楽、モノローグ、街の陰鬱な雰囲気が、ひと昔前のクラシックなハードボイルドを狙っている感じ。
ヒロインのイヴォンヌ・ストラホフスキーは美しいのだけれど、この
>>続きを読む

ボーダー 自由への扉/シーラーズの9月(2015年製作の映画)

3.2

イラン革命の混乱の中、裕福なユダヤ系ファミリーの生活が一変し、体制の変化と共に立場が逆転してゆく様子を描いたもの。
ここに描かれているのは、現実に起きていたことの一側面にすぎない事と、
一方的なプロパ
>>続きを読む

心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

3.2

この邦題、工夫の末なのかな。
身内の死という喪失を描いたもので、日本的なゾワゾワくるホラーの要素にミステリーが加わった感じ。
エイドリアン・ブロディの困り顔がマッチして最後まで気を抜けないハラハラ感は
>>続きを読む

クライムスピード(2014年製作の映画)

3.0

エイドリアン・ブロディが情けない兄を、ヘイデン・クリステンセンが兄を見捨てられない弟を演じ、兄弟愛を感じる映画。
終盤の銀行強盗シーンは見ごたえあった。
悪の道に踏み込んだら、抜け出せないという負の連
>>続きを読む