80歳のハリソン・フォード、70代のインディ。
息を呑むOPから60sアメリカへのジャンプ。パレードから、アンダーグラウンドを馬で駆け抜けるシーン。このへんは見事。
中盤以降はマンネリ追いかけっこ>>続きを読む
新作鑑賞前にムード高める。
さすが面白いけど、ピークは蛇の井戸。
そのあとはちょっとテンポがもたつく。
カレン・アレンかわいい。
享楽的資本主義をコントロールするエイリアン。
サングラスをかけると人間が家畜化された真実が見える。
シニカルなSF。だけどSFっぽさがないカルトコメディ。これは、当時のレーガノミクスを風刺する意図>>続きを読む
台風クラブに次いで台風映画と名乗れる台風映画がついに出たか。
とてもよかった。語り口が新しい。
強いて言えば、教室シーンだけそこはかとなく昭和感が漂う。
坂本龍一への追悼文が出て、エンドロール終>>続きを読む
ゴダールはやっぱりすごい。
たまに観ると、普段接している並の作品との違いが際立っていて、全く異なる表現媒体みたいだ。
60年超経っているのにあまりに瑞々しい。
アンナ・カリーナもまだゴダール作品>>続きを読む
低予算映画プロデューサーのレジェンド、ロジャー・コーマンの自伝本を若いときに読んで観たいと思っていた作品。
四半世紀経ってついに鑑賞。普通に面白い。
デヴィッド・キャラダインとスタローンの対決を軸>>続きを読む
かもめ食堂の監督。
らしい演出。地味だけど滲み出るユーモア。
ラストシーンが撮りたい絵としてあったんだろうなー、と。
しかしスーパーのパートタイム設定で東京に豪邸構えて、新興宗教の金ヅルにされてる>>続きを読む
もっと最近の映画と思っていたけど2006年か。
主演三人組のキャラが相乗効果で魅力を振りまいて、料理シーンも段々美味しそうな撮り方して、客に愛されていく過程が丁寧。
明るいカウリスマキみたいな作風>>続きを読む
フィンランドのサウナを見たくて視聴。
雰囲気がわかるのはいい。フィンランドにとってのサウナってこういうスペースなんだ、と。
面白い映画とは思わないが、ドキュメンタリーとしてよくできている。脚色を最小>>続きを読む
ちょうど制作から半世紀。
それだけ経つとさすがに当時のスキャンダラス感は薄い。いや、当時もスキャンダラスだったのかはわからないが。
セックス描写はかなり普通。パゾリーニのソドムみたいな吐気もない。>>続きを読む
絡みシーンにおける、デカい海苔みたいな黒い塗り潰し。
一方で砂浜の馬跳びシーンでは中川梨絵の後ろ姿の開脚で見えるかどうかぐらいの陰部にギリギリのところで小さい塗りのみ。
前年にあったロマポ摘発を受>>続きを読む
面白いかと言われると微妙だが不思議な魅力をもった作品。
主人公は闘鶏でメダルを獲得するまで沈黙を続けるという謎すぎる設定。
なのだがその無言でぶっきらぼうなキャラによってセンチメントが廃され、安い>>続きを読む
片桐夕子追悼。
他の作品に比べると地味な主婦っぽい役柄か一見色気ないが、濡れ場入ってからはやはりエロい。
ラブホのギミックが面白い。
実は観たことなかったが面白い。
1962年カリフォルニアの一夜の出来事。
車がとてもシンボリックに使われていて、単なるモチーフじゃなくカメラワークそのものが車のように滑らかに流れていく動き。
D>>続きを読む
20年ぐらい前の若かりし時分観たが難しかった。
ボウイ演じるトマス・ニュートンとメリー・ルーの愛らしくも哀しいロマンスだけ記憶に残っていた。
時を経て二回目の鑑賞。やはり難しい。
ストーリーを直裁>>続きを読む
2000年作。
23年で世の中激変したなあ。
グラウンドゼロ以前のNYでコギャルというかヤマンバギャルを撮った意味不明な珍品だけど、当時の空気感が懐かしい。
Lo-fiな質感がエモさを加速させる。>>続きを読む
奈良岡朋子さん追悼。
1960年のこの作品時すでに高校生のお母さん役だからなぁ、ご長寿。
作品は清順節炸裂。
流れるようなカメラワークと一体化したジャズの使い方が格好良すぎる。
ステージで歌う坂>>続きを読む
「ムーンエイジ・デイドリーム」の余韻に浸り鑑賞。
Realityツアーから最後の5年間を丁寧に追っている。
★が2016.1にリリースされた後すぐ訃報が出たときはショック過ぎて、このアルバムは今で>>続きを読む
子どもの時に観たっきり。
デヴィッド・ボウイとジェニファー・コネリー。よく考えたらすごい組み合わせ。
ジェニファーかわいい。眉毛がつながりそうな感じなのになんでこんなかわいいのか。
映画自体は他>>続きを読む
デヴィッド・ボウイ大好き人間なので、こんな作品作ってくれてありがとう。
あえて言えば、2.5時間では物足りない。4時間ほしい。
70s,80s,90sの区切りというか、英国、米国、ドイツ編、スーパ>>続きを読む
ストーリーはよくわからん。ていうか酒飲んで見てた。リアルタイムで見てた子供の頃なんてさぞチンプンカンプンだったろう。
それでも流れるような画面の動きをボーっと追っているだけで楽しい。
こういう生の>>続きを読む
春チョイス。
相米さんの最後から2番目の作品。
山一證券の破綻という日本経済失速の象徴的イベントを背景にしている。
単品で見ると特に暗い感じはないが、フィルモグラフィー通して見ると、バブル絶頂期の>>続きを読む
Filmarksでのレビューが100本目!
何か記念になる作品を見ようと思い、松竹100周年に映画を描いたこの作品がふさわしいだろうかとチョイス。
ジュリーが元気なのがいい。
それ以外は。。何か>>続きを読む
エロ事師という70年代ならではの生業。いや、現代もたくさんいるけどこの呼び名。
画質が悪いが、当時の擦り切れたブルーフィルムみたいな味わい深さ。
とか無理矢理佳作にする気もなく、期待はずれ感はたぶ>>続きを読む
ダニエル・ラドクリフ面白いかも。
演技はそんなにだけど、ハリポタの子役を脱して独自の何かを確立しようとしている感じが嫌いじゃない。
165cmの身長、マッチョでもない身体で臨むB級アクション。殺し>>続きを読む
ダニエル・ラドクリフが喋る死体役。
屁をこいたり勃起したり。
ハリー・ポッターの少年がこんな風になるのかと感慨深く鑑賞。
ハリポタ興味ないだけに必然的にラドクリフに興味なかったが、ちょっと興味湧い>>続きを読む
これは一回の鑑賞では評価難しい。
斬新なのは間違いない。
不思議な世界観に慣れるまでのワクワク感。
変なこと考えるなぁ、と感心。
一旦Turn on, tune in, drop outするとあと>>続きを読む
んー、エリック・ロメールが好きなのはよく伝わってくるけど、「で?」て感じ。
尊敬する監督の確立した話法を意識しすぎてその外に行けない優等生の典型パターンみたいな映画だ。横紙破きの劣等生パターンの映画>>続きを読む
Pigを見てニコラス・ケイジの他作品を観たくなり、自分的にはワイルド・アット・ハートとこれ。
予算なんと数億円。16mm撮影で、監督自身が音楽も作ってるというインディーなつくり。
ニコラスの躁鬱っ>>続きを読む
設定の面白さを活かしきれてない。
90分だけど1シーンあたりの尺が長くつらい。
もっとバカバカしい作品を期待してたけど無駄にシリアスで、焦ったくなった。
豚を奪われた男の愛、っていう主題を演じられ>>続きを読む
期待値以上の何かがあるわけじゃないけどほっこりした。ハコはかなりいい。
橋本環奈演じるいづみちゃんの最後のくだりはイケテナイご都合主義だけど、それ以外はそんな気にならない。サウナ室で電話するのも、服>>続きを読む
畑中葉子、人気歌手引退からのロマンポルノ主演作。物心ついてない頃なので微かに知ってるくらいで、当時の衝撃度合いはピンと来ないが。なんか肉まんみたいな顔立ちだ。
共演の風祭ゆきがいるからかろうじて成り>>続きを読む
演奏シーン中心に自然かつシンプルにストーリーを紡いでいく。
個々の演奏へのトランジションがスムーズなので、ジャズに詳しくなくても、キャラクターのリアルなエモーションを感じ取ることができる。なるほど、>>続きを読む
日曜昼下がりにちょうどいい。
昔の洋画の邦題は、ネタバレにならない程度に作品の性質と結末を示唆して作品期待値を高めるのが絶妙にうまい。