ここにーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

セッション(2014年製作の映画)

2.0

フリージャズは好きだけどコピージャズに全く興味がないので、何であの二人があんなに必死なのか理解出来ないし気色悪かった。映画館でポップコーン売ってる女の子と折角仲良くなれてんのに、授業すっぽかして会いに>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

観るのは気恥ずかしいけど、観てみたら何てことなく普通に面白かった。大林宣彦作品が好きな中年にも分かる話で。映像の進歩にも驚く。ただ、数日中には余韻は完全に消えていたが。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

公開時映画館で観た時不愉快だったのと違って今回スマホで観たらだいぶ面白かったのが不思議だ。世界一安全な状態で観たからか?。会議室の連中よりパン売りの少女の存在に寄り添う事が出来たからだろう。不謹慎な言>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

戦争は戦場だけで起きてるんじゃない-。そうストレートに心に訴えかける優れた反戦映画。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

半ダサ並みメンボーイの青春ストーリーっすよね、めちゃくちゃ共感。不況アイルランドのちょっと鬱屈した感じ、70年代の日本にもこんな空気感あったよ。そっか、フィル・コリンズなんか聴いてたから僕は暗い青春を>>続きを読む

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

2.5

コーヒーにありつけないくらいならまだいい。配達や時間に追われる日とかままあって‘トイレをめぐる冒険’だったとしたらかなり深刻だ。そもそもこの作品、冒険は言い過ぎ。

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.5

私の嫌いな奴がコレ大好きで生涯観るつもりなかったけど縁あってシネマート新宿へ。こんなド派手なオープニング他にあるか?。ダイアン・レインのステージパフォーマンスが最高にイカしててこんないい女だったのか。>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.0

これは評価に困った映画だよなぁ。宮沢りえの役が母としても妻としても女としても私には好感の持てないキャラだったので。杉咲花がこのシナリオの生け贄感出ちゃってるけど、若いのに女優魂で頑張ってるのが健気だ。>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

シリアスに受け止める映画ではないんだなと。署長が主役に喀血顔射したシーンが潮目だった。あとは笑うだけ。登場人物みんな欠点だらけでも一つくらい善行積むシーンがあって作り手の愛を感じる。サムロックがABB>>続きを読む

ベスト・キッド4(1994年製作の映画)

2.5

一言駄作…、で済ますことも出来るが、ついて出る言葉としたら日本そんなんちゃうぞ…と。アメリカ人に間違った日本文化を伝えてはなるまいて(特に弓矢キャッチと禅ボウリングw)。ところが、だ。プロムでの謎バン>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

この映画がお一人様女性に大ウケしたのは頷ける。あの自慰シーンがあるからR指定なんだろうけど、この作品に多大なアクセントをつけているのは間違いない。というか全体的にマイノリティの人たちに捧げてるよね、こ>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

普段観ないタイプだけど開始早々胸ぐら掴まれ引き摺り込まれた。ヒュージャックにエフロンにミシェウィルじゃ小難しくなるわけないし、マッスルミュージカルとして楽しむのが一番正しい観方だと思う。何がいいって、>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.5

石川さんは無実だ!の狭山事件以来のフィーチャリングでよろしい?なかなかいい街じゃないか。金魚らには気の毒だったけどまあまあ面白かった。

アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.0

下北沢。芝居小屋通いをした20代を思い出した。変わらずアツい。ワンカットで表現する意味はあまり分からないけど、確かに演劇的でスリリングに感じた。私的には謎なミュージシャンが全部持ってった感。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.5

ジャズそのものが黒く塗り潰された世界でまるでチェット・ベイカーは黒い生地の中のほんの一滴の白い染みのようだ。潰されず染みとして残っていく手段がアレではあまりにも憐れだ。

色のない洋服店(2017年製作の映画)

2.5

正確には〈黒以外、色のない洋服店〉ですね。喪に服し過ぎて黒以外を忘れてしまった世界ということでしょうか。この精神性自体は何ら問題ないと思うのですが。黒飽きた、って話です。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

遠巻きに観ると楽しい映画ですね。ちょっと前に観た『夜空はいつでも最高密度の青色だ』でも感じたことですが、こじらせ系を相手にするには打たれ強さというか、鈍感力が求められます。

ブルー・バタフライ(2014年製作の映画)

3.0

‘ブルーバタフライ’が二度と飛ぶことが無さそうな展開が読めてくるともうひたすら破滅へのカウントダウン。ツラいです。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

もはやフェスみたいな空気感が出来上がってますよね。同じベクトルを示さないと疎外される恐怖感というか。こういう空気ちょっと苦手です。冷静に受け止めればそんなにびっくりするような作品ではないですしね。初レ>>続きを読む

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