Epinefrinaさんの映画レビュー・感想・評価

Epinefrina

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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.0

まぁ映画に限らずだが、何を重視するかによって評価は変わる

自分は脚本や演出に重きを置くタイプなので評価は凡庸になったが、カメラワーク、ロケーション、CG、映像美、設定のリアル感、衣装や住居に表れる再
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーの流れは非常に良くできていたし、役者の演技や監督の演出に変に目につくところはなかった

しかし、原作を読んでいないが、仮に原作もこの結末なら原作共々駄作もいいところ
もう一人余計に殺したとい
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さまよう刃(2009年製作の映画)

1.0

典型的な日本的シナリオによる腰抜け映画
なぜ毎度毎度腰砕けになるのか?

折角寺尾聰の演技は素晴らしかったのに、腰抜けな脚本と竹野内豊のたどたどしい演技で台無し

現代日本映画の悲惨さを如実に表す映画
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.5

実は世界一と言っても過言ではない程、少なくとも民主主義国家内で最も宗教の影響力が強い国アメリカに置ける、カトリック教会の性的虐待という最大のタブーを扱った作品

社会・警察・司法・メディア、全てが、聖
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M/OTHER(1999年製作の映画)

4.0

脚本がなく、監督と役者の綿密なディスカッションの下に作成された構成台本があるのみの作品

バツイチ男と30オーバー女性の緩い同棲生活に起きたスクランブルな出来事を映し出した作品で、聞き返し、言い淀み、
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ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

2.5

ロシア製作のWW2時代の実在ロシア人女スナイパーの映画

映画の説明を読んだだけである程度結末は読めてしまい、視聴中も流れの行方は読めるような作品で脚本的にはありがち
見所は戦闘シーンや戦争時の部分で
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.0

日本映画界はこの映画をテンプレートにすべきと言える程、近年の日本映画の中では非常に稀なよく出来た作品

幼稚地味た台詞回しの無い脚本、嘘臭さを感じさせない殺陣、心情・思いの丁寧な描き方、風景・衣装・セ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

アラサーのおっさんでも視聴に耐えうる子供向けアニメ

製作陣のレトロゲームへのリスペクトを非常に感じる

題材、設定、流れ、テーマが特に素晴らしく、結局はおきまりの筋書きではあるものの王道過ぎず、何よ
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

良く練られたアクション映画で、さすがハリウッドという出来

悪役の正体、伏線と回収、心理戦、ギミックのかっこよさ、アクションの不自然さのなさ、キャラクターの二転三転する立ち位置など脚本・演出・演技どれ
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アンダルシア 女神の報復(2011年製作の映画)

1.5

豪華出演陣によるハリボテ映画第2弾

一作目よりはまだ外国人役者の登用が多かった分、前作よりは「なぜ舞台を外国にする必要があるのか疑問」という問題の程度は低下したが、結局は主要人物は全て日本人な事に変
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アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

1.5

そら、プロット作成に参加した真保祐一さんが映画の脚本とは別にわざわざ小説書きたくなるわなというレベルの脚本の質
プロット作成だけで終わってたら作家としての資質が疑われるレベルの脚本の酷さ

折角豪華出
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偽りなき者(2012年製作の映画)

3.5

男の人は例え先生という立場があっても、友達・知り合いの子供であっても、子供と触れ合う事には細心の注意を払い続けて、払っている事をアピールし続けなければいけませんよっていう現代社会の現実を教えてくれる作>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

4.0

各役柄がやり切った感が出ており、その特殊性がこの映画を際立たせる

最近の日本的シナリオにありがちな青臭い正義感やヒーロイズムを振り回すこと無く、終始、狂気さ、憎悪、残虐性、猟奇性、不愉快さ、緊張感、
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

1.0

う〜ん、やっぱり日本でアクション?映画を撮るとこうなるよな〜という作品

そもそもキャスティングが悪い
北海道が舞台の作品で、地元出身の有名人を主役に添えるという発想自体は批判し難いが、ハードボイルド
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

キャリアウーマンに送る映画という印象で女性にお勧めの映画


まずはロバート・デ・ニーロの演技の幅に脱帽
つい2年前、仕事のトロい配管工をボコボコにして病院送りにし、水道から茶色い水が出る原因になって
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ミッドナイト イーグル(2007年製作の映画)

1.0

日本でアクション映画を撮るとこうなるという典型的な駄作

兎にも角にも、日本映画界は拳銃を片手で撃つのはやめましょう

星0にしなかったのは、内閣総理大臣役である藤竜也の最後の演技が素晴らしかったから

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

現在日本人監督最高の一人、是枝監督を以ってしても吉田秋生が作り出す原作の世界観・空気感・リズム感・テンポなどを表現しきれなかったなぁという印象で、改めて漫画を原作にした映像作品の難しさを感じた

時間
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

5.0

人は誰でも何もかもうまくいかない時がある
何をやっても裏目に出たり、自分ではどうしようもない事が起きたり・・・

また、人は誰でも多かれ少なかれ精神疾患を患っている
それが表出したり診断を下されたりす
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アンディフィーテッド 栄光の勝利(2011年製作の映画)

5.0

第84回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー映画賞を受賞作

不良高校の弱小アメフト部再生のお話
アメフト好きにはもちろん、コーチ・指導者などには何かヒントがあるはず
「人間性(キャラクター)はどこ
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ラストミッション(2014年製作の映画)

4.0

アクション+家族愛+ちょっとコメディ
そのバランスがちょうど良く、軽めの映画を見たいときには非常にオススメ

そしてアンバー・ハードが文句無しに綺麗笑

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

-

ごめんなさい
何でこんなブームになったか全くわかりませんでした

わからないのは心が汚れてしまったからかなぁ・・・

ザ・クリミナル 合衆国の陰謀(2008年製作の映画)

3.5

とりあえず、ケイト・ベッキンセールが囚人の装いでもきれいだったなと(笑)
それから、特別検査官役のマッド・ディロンが正義感溢れる嫌みのない悪役としてかなり優秀でした
また、ヴェラ・ファーミガの演技も良
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

兎にも角にも、主演女優のロザムンド・パイクの「知的やけどネジの外れた妻役」の演技を見ろ!!って映画。凄すぎてバカな男(自分)は血の気引くレベル。
ベン・アフレックの妻の策略に翻弄されるダメ夫っぷりも素
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.5

最後の大どんでん返しは素晴らしかったけど、ブラッドリー・クーパーが演じていたFBI捜査官が余りにも仕事もプライベートも雑過ぎるので中盤までは見るに堪えなかった
吹き替えで見てしまったこっちが悪いのかも
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.0

前2作が娯楽アクション映画として素晴らしすぎて今作が劣って見えてしまったため★★★としたが、それでも娯楽アクション映画としては十分なクオリティだった。

ただし、これ以上の続編は余程の脚本が上がってこ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグ版『007』の最終回

伏線回収と言う言い方が正しいのかわからないが、『カジノロワイヤル』からの流れをちゃんと汲みつつ、落ち着くところに落ち着かせたなという感じで、これぐらい規模が大
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.5

最後の15分、ヒヨったな~という印象
最後までちゃんとガチというかキチというか狂気じみたストーリーであれば、『Taken(96時間)』以来のスカっとさせてくれる映画になりえたのに・・・

ほんとあの終
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.5

素晴しきB級アクション映画

最後の最後だけ臭かったが、その他は主人公が超人というまぁそこ突っ込んだらアクション映画全部に突っ込まなアカンくなるよなってとこを置いとけば、脚本も悪くなかったかな

ただ
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トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

2.5

回を重ねていくほどに駄作になっていくシリーズものの限界を超えられなかった印象
悪いとまでは言えないが、2時間近く使って見る価値があるかといわれると・・・・

トランスポーター イグニション(2015年製作の映画)

3.5

3よりもこちらのほうが脚本的に良かった
何よりも、新たな主人公を迎えたことで、主人公がまだまだ仕事人風で世俗的ではなく尖っていて、それが1の時のような作品全体の緊張感やすっきりさ、ソリッド感に繋がって
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ヒート(1995年製作の映画)

3.5

ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ共演作

アクション映画として非常に良い出来で、特にクリスの役所が良かったし、そのクリス役のヴァル・キルマーも良かった

この映画の面白いところは、出演陣が軒並み後
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

宇宙SF、最新CGを楽しめる、楽しむ作品

脚本、演技、演出、カメラワークなどは上記を邪魔することはない出来だが、組む相手がロシアでは無く中国な辺りは商業面・営業面からの配慮が伺える

素晴らしき商業
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リーガル・マインド 裏切りの法廷(2013年製作の映画)

3.0

法廷・裁判の嘘・真実のリアルが題材

証拠と証言の正確性、捜査手法、人間の本質、信用と信頼なんかがテーマかな?
とりあえず、話の中にレ◯プ・レ◯プ出まくりで、アメリカ怖すぎ笑

あとは、40過ぎても相
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.5

脚本に奇想天外さは無いが、家族4人のぶっ飛び具合を楽しむ映画

全員が全員ぶっ飛んでるが、特に長女役のディアナ・アグロンのかわいい顔してやることのぶっとび具合が父親譲り過ぎて笑える

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.0

オチはグロいけど予想外で良かった
ただ、締め方の納得いか無さとアクションのクソさを差しい引いて★★★

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