シャケさんの映画レビュー・感想・評価

シャケ

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僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)

3.5

爺さんが突然押しかけて家に住み始めるの怖いな。
軽やかな古き良きコメディという感じ。
犬はどれもかわいい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

良くも悪くもノーランの映画だった。インソムニアに通ずるものがある。
ノーランの映画はいつだって良くも悪くもノーランの映画なところが私は好きなのだなと気づいた。
宇宙戦争で観たぬるい核爆弾対策描写は映画
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クリスマス・ブラッディ・クリスマス(2022年製作の映画)

3.2

まじでロボサンタが襲ってくるだけだった。
最後のサンタの踏ん張りが良い。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.6

不謹慎全開風だけどちゃんとコカインとベアは怖いというメッセージがしっかり含まれており教育的だった。
人間模様に結構奥行きがあるのも良い。
B級風だけどマットリーヴスの猿の惑星より動物の動きが自然に感じ
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アルゴ探検隊の大冒険(1963年製作の映画)

3.4

海からめちゃくちゃでかいおっさんが出てきた時に声上げて喜んでしまった
他の特撮は細かくてかわいい。

本物のオッペンハイマー(2023年製作の映画)

1.5

とても微妙だった。
ジャーナリストの印象みたいな意見が続いて、具体性に乏しく、欲しい情報が全然なかった。短いから仕方ないのもあるんだろうが、ほとばしるプロパガンダ臭。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.3

か、かわいい…とずっと思ってた。
若い頃あんな風に妥協を迫られるレベルで自分に自信や期待を持てたことがなかったので大変そうだなと思いつつ少しまぶしい。2人とも幸せになってほしい。

縮みゆく人間(1957年製作の映画)

3.8

主人公がただただ苦しんでいた。
特にドラマがあるわけでもないが、苦難の振れ幅がすごくて展開が早いし飽きない。
最後がなんか壮大だった。

第9地区(2009年製作の映画)

3.4

残念な生き物としての人間の描写が秀逸だった。
宇宙人との関係に人種差別と絡めたニュアンスがあるのはSFにありがち設定な気がするけど好きではない。
人種差別は自分と同じ種の生き物を違う生き物だと勘違いし
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

面白かった!
ジュラシックパークの雰囲気もあって所々に洋画特撮にもリスペクトがありながら主軸はちゃんと日本のゴジラ。
シンゴジラってやっぱり相当幼稚だったよな〜とつくづく思ってしまいちょっと笑った。あ
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サンタクロースの眼は青い(1965年製作の映画)

3.3

ジャンピエールレオがジャンピエールレオしていた。
自己愛の強さをそんなに曝け出してて大変なことだなと思いつつなんだかんだで楽しそう。

わるい仲間(1963年製作の映画)

3.2

ろくでなし〜純文学〜という感じ。
切り取り方や映像が美しくてフランス映画っぽい。
女性が生きづらそうで大変だな。こうやって芸術に昇華する機会もなかなか与えられないし。

悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

3.8

B級映画として素晴らしい出来では。ヘビ出て来るあたりとかニコニコしてしまった。
序盤のバイクはフラグかと思いきや全然掘り返されなくて、そこもなんかいい。

フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

3.3

ヨーロッパの芸術祭にこういう映像作品ありそう、みたいな趣き。
ラップとオペラみたいなの繰り返すやつ、曲調とこれいつまで続くんよ感も含めてかなり好きだった。

タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

3.4

長いなー冗長だなーと思いつつもなんだかんだ観られるのですごい。
ハッピーバースデーの歌がタイミングバラバラで笑った。
犬が運転手なのかわいすぎる。

苦い涙(2022年製作の映画)

3.2

オゾンはファスビンダーがめっちゃ好きなんだなあ、という感想が主。
焼け石に水は好きだったけど、これはなんか内輪ネタで盛り上がろうぜ感が強くて上の感想ばかり浮かんでしまいそこまでだった。
「死は愛よりも
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.2

ヒュージャックマン、ビジュアルと声がいいので優秀そうに見えるのにちょっとびっくりするくらい仕事ができなくて落差が面白かった。ニックがメイを好きな理由もワッツがニックに気をかけるのもよく分からなかった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.2

自分の中でちゃんと整理しきれてない感があるけれど、もやもやと蟠ったものが残った。
女性の苦しみに重点を置いたテーマの割にメイン二人の(ジョカスタやジョンもだが)中身がスッカスカすぎて、あくまで装置や手
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.3

脱税、するのも調べるのもめんどくさすぎてそれだけ収入あるならもう納めときゃええやんと思った。カメラワークとテンポが良かった。でかい芝犬がめちゃくちゃかわいかった

突然裕福になったコンバッハの貧しい人々(1970年製作の映画)

3.8

タイトルで予想してたイザコザとは全然違っていた。
選択肢のない人たちが考えなしに罪を犯す話。軽薄で愚かな奴らといえばそれまでだが、そもそも考える余裕も機会も彼らの人生には用意されてなかった。
BGMが
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嘆きの天使(1930年製作の映画)

3.5

いたたまれねえ。
教授の凱旋公演は悲惨な事態になるのが予想つくのにプロデュース力が低すぎる。
ファスビンダー版のバルバラスコヴァはかなりこのローラに寄せてたんだな。雰囲気やイメージがぴったり。

翼に賭ける命(1957年製作の映画)

3.8

飛行機のシーンすごい。誰もが何かに取り憑かれている。皆何にも縛られずに飛べたらいいけど、人が人として構造をもって存在する以上そうはいかず、なんとか飛べるとすれば身の回りの世話をしてくれる人や機械に依存>>続きを読む

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.4

サムがかわいくて可哀想で最後まで定期的に思い出してはメソメソしていた。
なんか終わり方が雑だなと思っていたら、別エンドの存在と内容を知って納得。別エンドのが大分良さそう。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.2

深そうで深くない、捉え方と人によっては深くなるんだろうなみたいな話。照れ隠しなんだかほんとにふざけたいんだか。ストーカーっぽい行動に抵抗感ある人には主人公たちのやりとりが結構キツい。

バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

2.8

こんなに肌に合わないのはさすがに予想してなかった!
そもそも選ばれし血筋の者が特別な能力を持つ、みたいな話に基本的に白けてしまうのでストーリーに惹かれなかった。
ラジニカーントが出てくるような昔のイン
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.2

役者も題材も面白そうなのにそんなにのれなかった。それにしても役者がめっちゃ豪華

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.2

登場人物誰とも関わり合いたくねえ。閉鎖空間は最悪で動物はめっちゃかわいい。

第三帝国の遺産(1985年製作の映画)

2.8

結局敵味方や各々の理屈がよく分からずぐだぐだな印象のまま終わった
ななめ撮影がフランケンハイマーっぽいけどこれに関しては安っぽく感じてしまったな…

夜ごとの美女(1952年製作の映画)

3.8

映像とジェラールフィリップがめちゃくちゃかわいかった

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.3

犯罪だけじゃなく警察のやり方もすごく嫌でぐったりした。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.2

めっちゃ怪獣映画かつめっちゃ韓国映画でめちゃくちゃ面白かった

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

ずっとヒェ〜と思いながら息詰まらせながら見てた。構図の美しさとちょくちょくひょうきんなのがまた怖い。みんな基本的に父親不在で父も責任負えよ、と思った。

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.4

みんなめっちゃ早口。ケイリーグラントがうざすぎる。仕事に生きる女の描写をするならもうケイリーグラントのことははっ倒した方がいいと思うけど、まあそれでは映画なんて作れない時代ではあったのだろうな。当時こ>>続きを読む

ウェルカム・トゥ・サラエボ(1997年製作の映画)

3.6

ラストの皮肉。状況の悪さに順位をつける傲慢さ。良いところも悪いところもエゴも優しさもごちゃまぜのマスコミ。時々挿入される実際の映像がキツい。

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