宍戸城があまりにもメキシコに馴染みすぎてておもろい。メキシコでの言語が、字幕になったり吹き替えになったりと緩いのはまあ時代かなって感じ。
ハードボイルド風のアクションコメディVシネ。昼間の流れてる単発ドラマのような内容とタルいテンポと面白いのかよくわからないギャグがつまらない。
コロナ禍を反映したような、新解釈貞子の設定と対処法は結構面白いと思ったが、それをビリビリに引き裂くようなデティールの粗さとスベり倒してるギャグ。頭の良い人は公共の場でイヤホンも付けずに大きな音を出して>>続きを読む
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ハリウッド全盛の時代へのリスペクトと、シャロン・テートに対する追悼がタランティーノの目指したものなのだろうが、個人的に一番好きなのは、ささやかな人と人との交流。もちろん超終盤に突発的に起こるバイオレン>>続きを読む
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猟奇殺人事件を3件ピックアップして映像化したオムニバス。三話目の話でレイプ魔の殺人鬼役の拓ボンの演技が凄まじい。あそこまでの下衆サイコパスを演じきれる拓ボンの技量の凄さよ。
でも一番は泉ピン子の司会。>>続きを読む
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服を着ることを忘れたマッチョが、いろんな人に迷惑をかけまくる話ってほんとに面白い。足を切り開くために色々と頑張った結果良い結果にはならなかったが、少しだけ未来が見える終わり方も自分好みで良い。ただせっ>>続きを読む
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血と膿と暴力と青春!短尺でこの内容は自分の好み!だけどやっぱり一作目終盤にもあった軍の立ち回りがあまり好きじゃない。不条理さを優先するために、容赦なく射殺するのは、個人的にあまり納得できるものじゃない>>続きを読む
銃のかっこよさに魅力を振り切っているゾンビ映画。無骨で硬い銃撃戦はもちろん見応えがあるのだが、ゾンビの設定がふんわりしていて、描き方が疎かになっているように感じる。
銃弾が聞かないという設定に説得力が>>続きを読む
違う目線ではあるけれど、ほとんど仁義なき戦いの焼き直しのような内容。テンションは違えど話運びが往年の実録シリーズらしく、ここ最近ずっとシリーズを観てきた僕にとっては肌に馴染んでちょうどいい。
回想シー>>続きを読む
住人が人を殺すヤバい村に来ちゃったって話。なんというか、80分という短尺とは思えない冗長さ。
グロいと言われてたから観たけど、後半に入るまで何も起きないのは流石に苦痛だった。
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主演が佐分利信から三船敏郎に変わったが、そもそも様々な視点が入り乱れるヤクザ群像劇なのでさほど問題はない。それよりも菅原文太が三作とも全く違う役で登場する、仁義なき戦いイズム全開のキャスティングのほう>>続きを読む
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あまりヤクザ映画に出演しているイメージがない中井貴一が主演というだけで、中身はヤクザジャンルだとよくあるスタンダードな抗争モノ。
渡瀬恒彦が電話越しにショットガンで自分の首を撃ち抜く、壮絶な自殺シーク>>続きを読む
修羅が群れている🤞
隅から隅まで知っている顔がいる、日本の首領シリーズと同じ楽しさ。何より、序盤の舞台がまんま僕の生活圏内で驚き。素敵、というか強引なタイトル回収が面白すぎて笑っちゃった。
80年代に>>続きを読む
シュートントンがアクションのほとんどをスタントダブルに任せているため、アクションは意外と見れたもので悪くはない。編集が悪く緊張感が完全に弛緩しているため、一切話にノレずアクション以外退屈。
やっぱりヤクザ映画は二時間尺を超えるとなかなかキツイものがあるね。正直それだけで減点しちゃうというか、今日が削がれてしまう。
ただ今回も中島貞夫らしい、人間の破滅の物語が炸裂してたのでそれだけで及第点>>続きを読む
怪獣プロレス映画としては百点満点の出来じゃないかい。公開当時から何度も鑑賞してるけど、毎回意味わからないぐらい面白い。カメラが寄りすぎていることで巨大感は完全に消失したのは残念だけどなとそれを打ち消す>>続きを読む
いやあ、にしても長い。いくらなんでも長い。抗争以上にデヴィ夫人の話に焦点を当てるなんて変わり種にも程があるだろ。ただ現実ではヤクザに関わりがなかった話に、ヤクザを絡める時事の扱い方は、日本統一シリーズ>>続きを読む
東映実録路線最後の一作ということで、公開年も1994年と北野映画が生まれてそこそこ経ってから。内容も、「つとめを終えて出てきたらヤクザ社会の環境が変わっていた」というよく知った内容で、実録映画総決算に>>続きを読む
ポスト日本の首領を狙った結果、尺に見合わないスケールと登場人物の多さにより、なんともいえない出来になってしまった。ラスト十数分からの破滅的な振る舞いを繰り返す菅原文太の、ダミフィルターのかかった声がか>>続きを読む
第三国人との争いというわかりやすい一本筋があるぶん前作よりもこっちのほうが好き。ただ善悪の構図がハッキリしているからこそ、本来複雑な問題であるはずの第三国人問題を一枚岩に描いているので、社会問題の提示>>続きを読む
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山口組シリーズとは関係なく、名前だけ匂わせた独立作品ということで観た。夜桜銀次の一生を描くというよりも、それプラス彼が生きた影響を描くといったほうが正しい。特に彼が死んだあと、渡瀬恒彦が彼の拳銃を持つ>>続きを読む
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登場人物と固有名詞の情報量の多さと、ゴッチャゴチャな時系列で序中盤はちょっと混乱気味。ただ終盤から始まる法廷劇は加速的に面白くなる。面白いと言っていいのかわからないけれど。
いつか固有名詞だけでも勉>>続きを読む
他の実録シリーズと比べると画の作り込みに力を入れており視覚的には退屈することはないが、肝心の話が"いつものやつ"で正直飽きてきた。最近実録シリーズばかり観ている僕が悪いのだけど。
仁義なき戦いのムック本でも取り扱われているので、今作も一応仁義なき戦いシリーズでいいのかな。といっても新・仁義なき戦いにさも残っていた、シリーズの雰囲気は完全に消え去り、青春映画と化してしまっている。>>続きを読む
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仲良し三人組が引き起こす大騒動、というのをイメージしていたし、序盤はイメージ通りのコミカルな作風で進んでいたが、後半になるにつれ徐々に退廃的な空気が流れ始め、破滅へと向かっていくシビアな実録やくざモノ>>続きを読む
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仁義なき戦いシリーズと銘打っているが、組長最後の日同様こちらもほとんどフィクションで、完全にヤクザアクション活劇。広島弁に慣れきった耳で聴く九州訛りはまあ分かりづらい。
本作の一番の見せ場はカーチェイ>>続きを読む
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タランティーノにあまり明るくないので、はっきりと断言できないけど、タランティーノフォロワー映画でいいのかな?銃撃戦メインではなく、特に前半は会話劇中心だが、後々活きてくるしそもそも聞いていて面白いため>>続きを読む
タイトルのわりに温泉街が舞台の抗争劇とかなりの小規模。特に前半は爽やかな劇伴がよく似合うコメディリリーフな演出が多く、どっしりとしたものを期待すると肩透かしを食らうことはまあ間違いない。
愛人役のあき>>続きを読む
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観る順番を間違えたがどうやら仁義なき戦いシリーズの最終章らしい。仁義なき戦い旧シリーズらしい複雑な人間関係が入り乱れる浪漫は消え失せてしまったが、下が上を狙う陰惨下剋上はどんな題材でもワクワクする。>>続きを読む
オープニングの役者欄の知っている名前しか出てこないあの瞬間の高揚感は凄まじい。二時間超えという東映やくざ映画にしてはそこそこの長さの尺にしては、ちょっとテンポが悪いかなとは思うが、知った顔の役者の活躍>>続きを読む