NowLoadingさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。前回は都内だったが今回はしっかりと埼玉県で鑑賞。

 情け容赦ない徹底したサゲとどん底からぶち上がるストーリーが奇跡の化学反応をお越しムーブメントを巻き起こした翔んで埼玉が帰ってきた。超
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。アマプラを覗いて続編があったことを知る。

 一発ネタの映画として高い完成度を誇る前作サーチ1。別に続編が作られるなどとは全く思わなかったのでビックリ。それでも前作に迫る完成度の高さは流
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

 本日の一本。

 西武園ゆうえんちにあるアトラクション、「ゴジラ・ザ・ライド」をご存知だろうか。あのアトラクションは傍目からすると悪ふざけしているように見えるかもしれない。なんだよ特別車とかいうオー
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.3

 本日の一本。

 最初に全く関係ない話かもしれないが、「ウマ娘プリティーダービー」に登場するウマ娘、メジロラモーヌのセリフ「愛しているわ、レースを。」という話からなぜかふと思い出す本作。人々が熱狂す
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

 本日の一本。

 あの頃の俺たちにはもう戻れない、そんなモノローグそのものは青春の1ページって感じだが、そこにベトナム戦争とロシアンルーレットが追加されると地獄の出来上がりだ。それ以前にアメリカの攻
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あゝ決戦航空隊(1974年製作の映画)

3.6

 本日の一本。

 海軍大臣米内光政が主人公大西瀧治郎に対して言うセリフ「君は二千万人の特攻を出せばアメリカに勝てると言ったな?では北からやって来るソビエトは誰が立ち向かうんだ?」というものがあるが、
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.2

 本日の一本。1600円で60分未満かぁと上映前は若干ぶーたれていたがこれは大変失礼であった。おみそれしました。

 最初から最後まで撃ち合い逃げ合い謀り合いのスーパーノンストップムービー。この満足感
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イレイザー(1996年製作の映画)

3.5

 本日の一本。

 ネトフリに配信開始されたのでついつい他に見るもんあるだろと思いつつ視聴。ここでのポイントは超電磁砲ことレールガンなんてそんな小型化してやれるわけないっしょ、と思っていたら令和の世で
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太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年製作の映画)

3.7

 本日の一本。

 太平洋戦争も佳境となり、アリューシャン列島のアッツ島は玉砕し、キスカ島にもアメリカ軍は迫る。その中から日本軍は読んで字の如く完全勝利して撤収する日本軍の最も偉大な戦いといっても良い
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次元大介(2023年製作の映画)

3.1

 本日の一本。

 次元大介のスピンオフならルパン三世の奇想天外から抑えつつもキャラクターを良い方向に実写化出来るんじゃないかなという期待はあったのだが、思ったよりマンガ的エフェクトが強く、ハッキリ言
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.0

 本日の一本。山崎貴監督の最新作も近いので。

 空前絶後の失敗作として語り継がれる本作だが、なんやかんや見るのが怖くていままで未鑑賞。しかし今更ネタバレももうないし、と見てみる。結論から言えば終わり
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

 本日の一本。本国とタイミング開きまくってるから先日乗った福岡便の機内モニタで半分見てしまった。ただ映画館との差みたいな物はスゴイ感じる。主に音圧。

 初めは小さな話でマフィアと雇われの殺し屋のイザ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.1

 本日の一本。

 僕が子供の頃に触れたゲーム、「グランツーリスモ3 A-SPEC」。当時は最も現実世界に近いゲームと信じていた。あれから20年。最初にグランツーリスモの実写映画をやると発表されたとき
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.8

 本日の一本。

 名前も知らぬ、登場人物群が世界最高峰のビル火災事故に巻き込まれる。ある人物の行動とその結果をサクサク再現ドラマのように映し出す。

 ストーリーとしての没入感は「ポセイドン・アドベ
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.4

 本日の一本。先月までアマプラで見てたが視聴出来なくなったので続きはU-NEXTで。

 この「はっかにぶんのいち」と呼ばれるこの映画はよく解説動画に度々現れる濃いめの映画ファンに知られる一作。自分も
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劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.6

 本日の一本。

 アインクラッド編リブートシリーズの第二弾は話がふんわりしている。ダンジョン攻略勢力の対立やプレイヤーキラーの存在など、政治や宗教からが無縁であったゲーム内(無論それらをテーマにした
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ガンヘッド(1989年製作の映画)

3.2

 昨日の一本。なるほど、これは大したカルト映画だ。

 先週金曜日発売の「ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON」をプレイしていてふと思い出す、本作の存在。そういやガンヘッドを
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。こういう映画は大画面でこそ映える。都合良くIMAXがあったのでついつい課金してしまった。よくよく観たらパート2とパート3両方まとめて撮影してるんですね(前作のレビュー見返したらそう書いて>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

 本日の一本。

 「フォールアウト」までトム・クルーズをイーサン・ハントととして認識出来ていたはずだったんだが、本作を観るともう映画という枠でフィルムに閉じ込めたサーカスを観ている気分だ。つまり、イ
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。此れ見よがしにWTCツインタワーを見せつけるあたりは流石の予算。

 トランスフォーマーといえばIMAX3D位に原理主義化している私。一番好きな3D映画は?と聞かれれば「ダークサイド・ム
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SHOCK WAVEショック ウェイブ 爆弾処理班(2017年製作の映画)

3.5

 本日の一本。次回作とは全く関係ない同じキャストのお話。

 独断話をする必要もないことなのだが、とにかく相手方テロリストの非道さが半端無い。反撃される恐れのある若い男を人質として開放、警官に爆弾巻い
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.7

 明日は観れないので本日のもう一本。これまたネトフリ駆け込みシリーズ。

 銀魂原作版が終わる終わる詐欺をかましてあっちらほっちらと掲載誌を渡り歩き、どないなっとんねんと思ったことも遠い昔。結局完結は
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。

 3部作の出来には及ばないもののハリソン・フォードがこの年齢になっても一切それを感じさせない海陸空と全てを凝縮した集大成。特に冒頭のナチスからダイヤルを奪取するシーンはホントに新録な
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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 本日の一本。初めて採点をしない作品に出合った気がする。評価するにもおこがましいとも言えるし評価に値しないとも言える。

 紙ペラ1枚で公開まで漕ぎ着けた以上何を言ってもネタバレにしかならんというレビ
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ピースメーカー(1997年製作の映画)

3.4

 本日の一本。ネトフリ駆け込みシリーズ。

 「バービー」と「オッペンハイマー」の誰得コラボがX(twitter)を賑わす昨今の情勢。日本人は眉間にシワが出来るような話だが本場アメリカの核兵器に対する
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

 昨日の一本。ネトフリ駆け込み映画その2。

 観てて解る貧弱な絵面は低予算映画のソレ。しかしこの映画はそれと同時にアイデア次第でもある。視点が主人公のバイシクルの視点と同じまたは低くされているので同
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ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.7

 本日の一本。

 弩シンプルな映画ならではの勢いがいい。これだけ単純だと観客は神様の視点ではなく主人公カート・ラッセルと同じ視点で話を理解していかなければならない。だからこその緊張感。何故俺たちは襲
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バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

3.9

 本日の一本。

 冒頭の木っ端微塵にされる香港国際空港が実は一番のお気に入り。ここでグッと心を掴まされる。CGだと分かっていてもクオリティの高さによって心がキュッとなる素晴らしい出来栄えだ。

 主
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.6

 本日の一本。

 阿部寛はじめ豪華キャストでお送りする再現VTR。ちょっと待ってホントにこの内容で劇場公開して金取ってたの?面白いことには面白いけど、お金払って観る映画かと問われると、これはテレビド
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

 一昨日の一本。

 お手本のような映画。シンプルイズベスト。簡単なキャラクター設定でとっても見やすく、尚且つ過激、バイオレンスで見飽きるシーンが一つもなく閃光の如く話が過ぎ去っていく。複雑な映画が増
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.7

 本日の一本。

 1はこないだ鑑賞したが、2はかなり飛ばしてしまった。観る前の印象は確か悪役がハリーポッターとアルフレッドとしか印象に残ってなかったが良く見りゃカーネイジのウッディ・ハレルソンも出て
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

 本日の一本。

 評判通り、これは確かにいい映画だ。冒頭のワーナーとDCのロゴのこれまでの歴史や、タイトルバックのキャンセルなどのこういう映画ではなかった演出がキラリと光る。なにより叶わなかったもし
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

 今日のマーベル。冒頭のSONYロゴの中に90年代の「イッツァソニー」CMを思い出した人いたらいいねして欲しい。

 「ヴェノム」のポストクレジットにて初めて観た時は、なんじゃこれ?と懐疑的になったの
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.2

 本日の一本。

 トレンドというものは大変読みづらい物で既存の流行り物を作れば二番煎じと言われ、先読みしすぎると早すぎた名作と言われる。時代に要求されるものを作ることは難しいが、この一作は確かに時代
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.4

 昨日の一本。つい全部観てしまった。

 最早説明不要の最高の完結編。Part1Part2の傑作の作品は多々あれどPart3となるとこれが中々難しい。本作は「聖櫃」と「魔宮」で大体やり尽くしているアク
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.7

 今日のマーベル。上映終了する前に本当に間に合って良かった。

 マーベル・シネマティック・ユニバース、そのフェーズ4としてのみならずスペース・オペラの最後の希望として重すぎる期待を受け続けて来たこの
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