漫画編集ちよださんの映画レビュー・感想・評価

漫画編集ちよだ

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

とはいえやはり勇気づけられてしまう。『寄生獣』や『散歩する侵略者』とはまた異なった角度での、アウトサイダーによる人間讃歌と受け取った。ダンスシーンが好き。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.7

老いた先にもこんな友情があったら素敵なことだな。いまの僕からあまりにも遠い話だけれど、世界の裏にもとても綺麗な花が咲くことを知ったような気分になれてよかった。

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

4.1

物語を解体して再構築。役者と役の境目がどこにあるのかわからず、気づけば役者自身にに怯えたりしている。物語の構造フェチとしては大好き。結婚や家族にまつわるすべてのことをもう知りたくないと思った。

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.8

よく考えたらチグハグなプロットだけど、あまりに長いのでなぜか説得力を獲得している。物語的にも企画的にも宮崎あおいの無垢な可愛さに頼りすぎなのでは? でも頼りたくなるくらい可愛い。いとこの兄ちゃんの話し>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

ホラー映画と思ってみるとまったく面白くない。アート映画。とんでもないことをしているし、見たことない映像は見れる。けど店の片隅でダラっと流れてるくらいがいい。途中やや寝た。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一切の情報を入れずに鑑賞。序盤で、舞台を戦時下に取ったということに対して、宮崎駿への感謝の念で泣きかけた。戦争経験者がこの歳になって、おそらく最後の作品で、戦争を描いてくれること、ありがたすぎる。そう>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

凄すぎてワロタ 毎秒毎コマ面白い。扱ってるテーマと詰め込み方が濃くて、頭からっぽで観られる感じじゃない話だけど、集中していたからとても気持ちよかった。エンタメ最先端はココ。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

「何度も同じ演技をする」演劇とループものの相性良いな〜 最初クドすぎると思ったけど中盤からの発想面白かった

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.9

1より面白かった 絶妙に僕とユーモアと泣きのセンスがズレてて、ここもう一言あったらいいのにって場面が多かった

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

最も主人公らしからぬやつらが(ヴィランぽいということですらない)主人公なのがよかった。

怪物(2023年製作の映画)

3.9

この「構造」がメインなのだとしたらちょっと物足りない。70年前に観たことあるとなってしまう。ただストレスだけが尋常じゃないくらい溜まった。好きな子があんな子だったら心がめちゃくちゃになってしまうのはわ>>続きを読む

刑務所の中(2002年製作の映画)

3.8

孤独のグルメに通じる味わい深いノリがあって好きな雰囲気。メンツ豪華。本当に刑務所がこんな感じなら、懲役刑って甘いなと思ってしまう笑

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

面白かった! マリオ達のキャラ、これまであまり考えてこなかったけど皆んな魅力的に仕上がってて脚本家の力を感じた。レインボーロードショートカットとか直線ドリフトとかゲームの結構細かいネタがたくさんあって>>続きを読む

完全なる飼育(1999年製作の映画)

3.5

ストックホルム症候群そのものの面白さを素直に直球に出力した感じ。良かった。

フローズン(2010年製作の映画)

3.3

中盤謎タイムあったけど友達とワイワイ言いながら観るのにはちょうどよかった

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

3.8

予習を総集編で済ませてしまったからかもだけど、結局何をしてるんだっけ? とイマイチわからないまま盛り上がっていく。演出は相変わらず凄い。僕はもう少しキャラやストーリーを楽しみたい派。

少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

3.6

キャラに関心を持つ前にガンガン話が進んでいくので上滑っていってしまった。後半であるキャラにフォーカスしてからは面白い。演出はすごい。

RRR(2022年製作の映画)

4.2

日本でここまでの大義を描こうと思ったら幕末しかないか。強靭な映画だった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

黄龍の村のアクションはチープに感じてしまっていたけどこっちは説得力あってよかった キャラも無理なくてかわいい

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

もはやホラーでもなく、この構図ならジョン・ウィックみたいに無双してほしかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

ほとんど全コマ覚えてるレベルで原作は何度も読んでいて、原作で完成していると思っていたからこの映画は正直ノーマークだったのだけど、ボロボロ泣きました。井上先生ありがとう。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

全然もっとよくできた かなりもったいない でもこのテーマに真正面から挑んだのはめちゃくちゃすごい

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