だいずさんの映画レビュー・感想・評価

だいず

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カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

4.0

ガールズパワー炸裂王道物!
筋を通すクールピンプなピーターフォークかっけかった!

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.8

イルミナティ陰謀論的に入り組んだ70年代LAの闇に、ガンジャの煙に惑わせられるかのようにズブズブと足を踏み入れてしまう主人公。アクの強い登場人物と70年代のグルーヴィーなムードで終始彩られるハードボイ>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

Que emoción!
うまいメシ、イカした音楽、粋な友情、家族愛がラテンの陽気さに彩られて軽快なテンポで素敵に盛り付けられた極上の一皿の様な映画‼︎
アイアンマンのストーリーにもうまくブルースを盛
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.0

ジェシカアルバちゃんのツギハギ傷をみせたかっただけなんじゃないかというちょっと所在不明の2。1のほがテンポよかった。

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

4.5

1の魅力をさらに拡大した子供に魅せたい素敵なファンタジーアニメ!
ドラゴンのデザインや動きもいちいち皆かわいくってたまらん!
モンスターハンターと宮崎駿の影響がいい感じで垣間見えてたのしかった!
劇場
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脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

4.1

演劇=人生の真実を究極に突き詰めるあまり人生が破綻していく演出家の男の物語。
破綻していく人生の孤独が肥大するとともに、演劇の構想もパラノイアックに肥大し、自分が生きる町そのものを模した巨大な舞台を作
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.6

ドランによるサスペンスを模した巧妙な「世界の田舎」アメリカの批判映画。
村社会の家族を舞台に描かれる暴力と洗脳に至る道は、アメリカの戦争と独善的グローバリゼーションを強要する思想の根幹であるとして、メ
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

4.0

良くも悪くもギリアム節‼️
未来世紀ブラジルから連綿と続くディストピアへのアンチテーゼの模索がネット概念に繋がることで…

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

Love is the message.
ノーランやっぱ凄いわ。
けど、序盤のモールスのあたりで結末はわかっちゃったな〜。
あまりにも人間的なmann教授とほどよく人間的なロボTARSの対比が面白かっ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

ヒリついた師弟関係が産み出すミラクルモーメントへの軌跡。
余談ですが主人公ニーマンが敬愛するドラマー、バディ・リッチはフレッチャー教授の厳しい指導にも似たエピソードをたくさん持ったお人のようで、そこら
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

5.0

チームじゃない、ファミリーだ。
過剰につぐ過剰なアクションに爆笑の連続で最高のこのシリーズ。ポールウォーカーの死をどのような形で乗り越えていくのかが気になるところでしたが、あざとくない心からのポールへ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

5.0

傑作
憂鬱、苛立ち、ジャズ!ドラム!
息つく暇もないシームレスな長回しにスパイシーなブラックジョーク。物語に深みを持たせるカットやセリフに隠されたメタファー。
そして妄想と現実がこれまたシームレスに描
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

4.7

過激なアクションの裏に、いつだってその時代のはぐれ者達のやりきれなさをダイナマイトのように数秒のカットに忍ばせる深作監督。今作もそこかしこに高度経済成長期に生きる様々な世代のはぐれ者達のブルーズが漂っ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

愛を守ってこその法だろうよ…
ラスト、悲しみをその身に背負って歌うルディのソウルシャウト、凄まじかった。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.6

王道なストーリーながらめちゃんこおもしろかった!
相棒ドラゴンのトゥースちゃんがかわいすぎる!
2なぜ劇場公開しなかったんやー!

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

4.2

ビターなブラックコーヒーのような青春モノクロムービー。
または一杯のコーヒーを目的としたベルリンロードムービー。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

桐島、部活やめるってよ。の元ネタはこれかな〜。
この物語の構図は当時としては斬新だったのかも。
自分は最初の方でわかっちゃったので面白み半減でしたが、名作!

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.8

この事件を担当するのは人の嘘も見抜けないような素直で素朴な女性警察官。その夫婦の牧歌的な暮らしと欲望渦巻く誘拐事件を対比することで、見事に我欲に走り人を殺す人間の虚しさ滑稽さを描いている。傑作だわ。コ>>続きを読む

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.0

禁酒法を利用して独善的に禁酒法を破る者を抑圧、征服していこうとする卑らしい官僚主義的な特命官に対し、絶対に屈しないフォレストはじめ三兄弟の男気。渋すぎました。この構図は近代化を強要する独善的なグローバ>>続きを読む

DEAD LEAVES デッドリーブス(2003年製作の映画)

5.0

敬愛してやまない今石洋之監督作品。ハリウッドを優に超えるブットビ想像力とちょっぱやなテンポがキモヂ良すぎる超傑作アニメムービー‼️必見す

人生万歳!(2009年製作の映画)

4.4

ウディアレンのユーモアすきだなぁ。
神経症的なキャラを優しく面白くブラックに描かせたら最強です。
あとヒロインが毎回私好みの美女なのもいい。
いろいろあるけど楽しくいこうや。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

5.0

特別篇を観劇。
仁義なき戦いにおいては、その残酷な戦いの只中で仁義を貫く文太さんの美しさを逆説的に描いた深作監督。
今作では、血も涙もない殺し合いを、若者が否応なく放り込まれる血も涙もない現代の競争社
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さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

4.4

ミッドナイトインパリが良かったのでウディアレン掘り下げ一作品目として観てみたら、クソ面白かった!パンクスの息子最高!

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

仁義シリーズオールスターそろい踏み。
ヤクザと警察の癒着とも共存とも言える微妙なバランスで均平を保っていた勢力図が、意識高い系エリートの参入により瓦解し、皮肉にもより多くの血を流すことに…。ひとりよが
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

5.0

代理戦争からの後編三部作でますます拡大する憎悪と暴力の抗争。下衆に肥え太り笑う上に立つものの犠牲になり死んでゆく若者たちの、その死の虚しさ。ヤクザをモデルにしているものの、暴力と憎悪の連鎖が生み出す虚>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.6

ジャパニーズバイオレンスクラシック‼︎
仁義なき戦いの中で浮かび上がる文太さん演じる昌三の仁義を貫く生き方と目力に惚れ惚れする。梅宮辰夫演じる寛兄さんもクソ男前だった。