右も左もさんの映画レビュー・感想・評価

右も左も

右も左も

映画(14)
ドラマ(1)
アニメ(0)

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

シーザーを中心とする前3部作は非常に良くできており、楽しめたが、多くの方が指摘している通り、既にプリクエル的な形で綺麗に完結してしまっているため、蛇足感は否めないが、どうもこの類人猿シリーズを劇場で観>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 前作の期待値を考えるとハードルが高いことは否めない。コミックスなどの補完もあればより楽しめる作りではあるものの、今作だけを見て楽しめた人はフューリーロードがそのまま続きになっているので、前作を見てい>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 まずはじめに、中学生以降(レーティング…)であれば、特に日本人は見ておくべきだと思う。多くの意見もあろうが、世界の人はもちろん、日本人だからこそ見ておく必要があるのだ。考える事が忘れないことでもある>>続きを読む

スペースマン(2024年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

SFをヒューマンドラマのツールとして使おうとすると、どうしても綻びが生じてしまう。ただ成功例として『コンタクト』や『インターステラー』がある。コンタクトのラスト描写やインターステラーのテッセラクトの表>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

パート1と同じくテンポが悪い、特に開始から1時間以上砂漠の中であーだこーだ。
イケメンと美女を出して砂漠の美しさがあればそれで良いと言わんばかり。
ミミズなんなの?振動を出さないために変な歩き方をやた
>>続きを読む

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

セカイ系のオリジナルアニメで新たな才能を発見できるかもしれない薄い期待の監督2作目らしい本作を、劇場公開時、予告の不穏さで足が遠のいていたところ、全く口コミを聞かなくなり、その後、Netflixでひっ>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

まず、恐怖遺伝子がない人種の話なので、私にはわからない。大阪城も怖いのだ。
また、クライミングの技術や知識もないので、コマみたいなもので落下防げるのかと疑っていたところ、結果落ちる。そりゃそうだろう。
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

 山﨑貴と聞いて、トレーラー出た頃の評判の良さを聞いても、当分はゴジラを劇場で見る機会がないなと感じていたその他大勢の一人。VFXが良くても映画の大半は人間の対面で行われる芝居である。特に吉岡秀隆がメ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

 使い古された既視感のあるAIの描写とプロット。殆どマクガフィンと化した物語を転がすためだけの鍵(今のところ)。脚本そのもののご都合主義と成り行き任せ(そもそも脚本なしで進行しているが)。アンチテーゼ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 124分の映画を観るために、私はとても緊張していた。こういう体験はそうはない。遺言状の公開に同席させていただくような気持ちだったのだろうと思う。
宮崎駿という人が好きすぎる自分はまともな評価はできな
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレあり投稿ですが、未視聴の方は是非ご覧になってから。




映像や音声などデバイスを通してのみ物語が進行するsearchの続編。前作は完結しており映画の冒頭にチラッと出てくる前作の再現ドラマは
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ジェームス・ガンの名前が出ても、DCに乗り切れない気分は変わらない。正直なところコスプレ大会に嫌気がさしていた。あんなにエンドゲームを楽しませてもらっておいて言うのも何だけれど。結局のところ、みんなも>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

仮面ライダーは思い入れ薄く、庵野節は好みという姿勢で、シンゴジを基準に劇場へ。
相変わらずの観客を置いていきながら、なんだか意味深なワードや専門用語を早口で捲し立て、怒涛のアバンタイトルまでの流れは、
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

予告を見ていた時は面白そうに思えなかった。あの、星追う子どもを覚えているからだ。嫌な予感の方は当たったが、多くの方の意見を目にし、耳にし、自分の理解が及ばなかったところも改めて考えることができて、良い>>続きを読む