ねこ無双さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.8

香港からアルゼンチンへ旅に出たカップル。
やり直しの旅になるはずが、二人の男はぶつかり合い離れては再会を繰り返す。

意外とモノクロ多め、そして深い赤と緑の世界。
異邦人の二人。
どうしても辿り着けな
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少年には楽しい夏休みと新鮮な空気が必要だ(2018年製作の映画)

4.3

『ビヨンド・サイレンス』のカロリーヌ・リンク監督の作品。

いつもならスルーしてたジャンル。
そんな私でも素直にステキだと思えた。
巡りあわせてもらえて良かったです。

ドイツの実在のコメディアン、エ
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勤務につけ!(2018年製作の映画)

3.8

『地下室の変な穴』のカンタン・デュピュー監督作品。

死体の第一発見者の男と、それを取り調べする警視。
話が脱線ばかりするせいで一向に進まない取り調べ。
警視が席を外す間、代わりに別の刑事が見張りをす
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マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

3.3

『地下室の変な穴』のカンタン・デュピュー監督作品。

車のトランクを開けたら、巨大なハエがはさまっていたのを発見する二人。
ハエをなんとか調教しようとする二人だったが…。

主人公たちの無軌道な行動だ
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『ラバー』や『ディア・スキン』などホラー作で知ってた(でも観てない)カンタン・デュプュー監督の作品。

タイトルどおり、後味ヘンテコな映画を観たな〜…という感じ。
前に発表されたコメディ作『勤務につけ
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シンクロニック(2019年製作の映画)

4.0

『キャビン・イン・ザ・ウッズ』、『アルカディア』を撮ったベンソン&ムーアヘッド監督の作品。
その両作品大好きで動向が気になる監督さんたちです。
今作は結構酷評レビューが目立つけど、私は好きですよ!(と
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.8

シングルマザーのジャンヌ3日間の物語。

良き母として黙々と家事を切り盛りし、息子を学校へ送り出す。
買い物して、そして、秘密の仕事。
この様子をちょっと引いた目線のカメラで淡々と映し出す。
会話はほ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

この下、盛大にネタバレしてます!


スペクタクル映画と銘打たれたこの映画を広いスクリーンで観れたことをまず感謝。
ジョーダン・ピールの3作品の中で一番興奮したし、好きな作品です。

今作は前二作と比
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.8

久々に再見。
ネオンカラーのナイトメア。

やっぱり素晴らしかった。サスペリアは私の中でもう色褪せてしまったんじゃないかって心配してたけど杞憂だった!

序盤からネオンカラーに彩られた針のような雨。
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マッキラー(1972年製作の映画)

4.3

南イタリアの田舎の迷信深い村で次々と起こる少年ばかり狙った連続殺人。
警察総出で捜査するもなかなか捕まらない犯人。
村人の疑心暗鬼は高まりを見せ、そのヒステリックな感情が牙を剥く。
フーダニットミステ
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オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

4.0

連投すみません!スルーしてください🫠


🐾ーーー

ヨアヒム・トリアー監督
オスロ三部作の2作目(『リプライズ』、今作、『わたしは最悪。』)。
でも、どうやらその前の『テルマ』も主人公が通っていたの
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.5

ストーリーは割とベタだと思うけど、
壊れた家族が死んだ母の存在にいざなわれ再集結(みんな思いは違うけど)。
父と子の確執、試練、絆…と涙無くしては見れない!

主人公はほんとに主人公?ってくらい最初は
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悪魔のサンタクロース/惨殺の斧(1984年製作の映画)

3.8

クリスマスにトラウマがある男が大暴れする話。

トラウマその①
少年は両親とともにおじいちゃんに会いに施設へ。
車いすでボケてるはずなのに、両親が席を外した途端に正気を取り戻して豹変!1年通して良い子
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星守る犬(2011年製作の映画)

4.0

山中で発見された車には4、50代と思われる男性と犬の二つの遺体。
調査を担当した市役所職員はわずかな手がかりから、おじさんの足跡を辿り始める。その職員の青年には過去飼っていた犬への後悔の念があり、それ
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アザー・サイド 死者の扉(2016年製作の映画)

3.5

アレクサンドル・アジャ製作、ヨハネス・ロバーツ監督の作品。

インドで夫と幼い娘の3人で暮らす主人公マリアは幼い息子オリヴァーを事故で亡くした自責の念に苛まされていた。
お手伝いさんのピケは苦しむ主人
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吸血処女イレーナ・鮮血のエクスタシー(1973年製作の映画)

2.9

連投につきスルーしてください🫠

ーーー
ジェス・フランコを観よう④

『フェイスレス』『絶叫!ブルターニュ殺人事件』
→今作、の順番で観ると非常に非常に戸惑う。
ほんとに同じ監督が撮った作品なのか…
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絶叫! ブルターニュ殺人地獄(1974年製作の映画)

4.0

ジェス・フランコを観よう③

ジェスフランコ監督のゴシックミステリー。
監督代名詞(?)のエロは控えめにクラシックな味わいの作品です。

クレジットにはエドガー・アラン・ポーとでかでかと出てるけど、ラ
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他人の血(1984年製作の映画)

3.5

クロードシャブロル監督×ヴォーヴォワール原作。

第二次世界大戦目前の1930年代パリ。
ジョディフォスター演じるエレーヌはレジスタンス活動には全く興味が無かったが、活動家の男に恋をしたことからその渦
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ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

4.0

自宅の前に広がる湖に漂う小舟。
小舟には拳銃自殺した夫の遺体が…。
一人残された妻はある日家の中で何かの気配を感じます。
幽霊でも夫に会いたい。
その怪奇な現象をきっかけに夫の身辺を探り始めた妻の前に
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

連投・短評につきスルーしてください🫠


思ったことだけだらだら書きます。

番外編?っいうくらいの軽さは感じたけど、エディとヴェノムの掛け合いが楽しい。
雑貨屋のミセス・チェンさんのヴェノム化した時
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

連投・短評につきスルーしてください🫠

部屋を個別にセットで作り上げて人格に肉付けしてく過程面白い。
唯一良心的な男性が現れたとき、スタッフみんな泣いてるのワラタ(でも、いい話なんですよ!)
ちょっと
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.5

連投・短評つきスルーしてください🫠

森林火災のニュースを聞くと、住民たちの安否が気になるけど…
そのニュースの影にはこのように消火活動に命をかけて尽力されてる方たちの力があるんですよね。
彼らの家族
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サイレンシング(2020年製作の映画)

3.3

連投・短評つきスルーしてください🫠

正しいことへの基準が揺らぐとこが面白いです。
犯人の動機、こだわりはちょっとあれですね…。
あとで保安官役がマリグナントの主演女優さんと知って…同一人物には見えな
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カーター(2022年製作の映画)

3.5

連投、短評につきスルーしてください🫠

カメラワークもアクションももの凄いことやってるのはわかるんだけど、見てる人(自分だったり他者だったり)の目線がくるくる変わり過ぎて没入しづらかったのが残念。
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レプリカント(2001年製作の映画)

4.0

リンゴラム監督の作品が観たくて、以前オススメしてもらった映画。
木曜洋画劇場の予告編も有名らしくそちらも楽しく見れました。ヴァンダホー!

おどおどキョドキョド姿が貴重なヴァンダムと、ロン毛ワイルドヴ
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フェイスレス(1988年製作の映画)

3.5

ジェス・フランコを観る②

ある凄惨な事件から顔が溶けてしまった妹の美しい顔を取り戻したい医師。
その美容整形外科の著名医師と美貌の金髪看護婦が訪れる先では、美女の連続失踪事件が起きていた。

ジェス
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.8

余りにも有名過ぎて、今更観てるのって言われそうな傑作香港ノワール。
4K劇場版は逃したのでおうち鑑賞。

極道だったホーは出所後、堅気になろうとするが、新しい世代として台頭してきた黒社会のボスのシンが
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オカルトなシャーマン継承話かと思ったら、意外と他の要素もミックスホラー。

序盤はシャーマンへのインタビューから始まって…。
そこからシャーマンの姪っ子へと取材のターゲットが移り、徐々に姪っ子の様子が
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.8

連投ゆえにスルーしてください🫠

ちょっと変わった時間ものの映画2選その②

不倫が夫にバレ、仲違いしてしまう夫婦。
妻は頭を冷やすため、通り向かいのホテルの212号室に宿泊するが、誰かがその部屋を突
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.8

ちょっと変わった時間ものの映画2選その①

シャオチーは人よりいつもタイミングがワンテンポ早く、写真を撮るといつも目をつむった顔で写ってしまう。
全くモテない彼女だったけど、やっと恋の予感が?
バレン
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フレッシュ(2022年製作の映画)

3.5

出会い系アプリを活用しても散々な結果にウンザリ気味の主人公は、スーパーマーケットでナンパしてきた男と急接近。
女性の扱いにスマートな彼にすっかり夢中になるのですが、例によってそこはホラーのお約束。
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テディ(2020年製作の映画)

3.5

珍しいフランス産青春人狼もの。

森の中で正体不明の獣に襲われてしまった青年テディは、その日を境に体の異変を感じるようになる。

学校を中退してるテディ。
ぺパンという男と車椅子のおばさん3人で暮らし
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

連投、寸評なのでスルーしてください🫠

クラスに波紋を広げた突然のLGBTの授業。それぞれの反応がリアルでした。

ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)

3.3

寸評、連投につきスルーしてください🫠

これは原作持ってるので映像化嬉しい。
ちょっと思ってた感じとは違うけど…。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

寸評、連投につきスルーしてください🫠

売れっ子さんばかりじゃないですか!
アニメは鑑賞済。

恐怖人形(2019年製作の映画)

3.5

意外とデカい。

後でレビューします🫠

追記しました。
🐾ーーー


意外と上からこんにちは。
あんなにちっさかった人形が扉開けたら意外なデカさに笑えてしまう。

大きくなーれ、大きくなーれ、ってい
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