HAHAHAHAHA… ホアキン・フェニックス演じるアーサーは、渇いた高い声で、破裂するように笑う。けたたましく笑い、やがて喉をむせる。目には涙が。笑いが最後には苦悶の表情になる。
アーサーは意図せ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
完璧なpart2の後に、やっぱり蛇足と感じてしまう。けれど嫌いではなくて。
前作とマイケルのキャラぶりが変わってしまってるけど、それだけ修羅場と犯罪をくぐってきたということで自分を納得。
ソフィア>>続きを読む
マフィアのコルレオーネファミリー 二代目マイケルが勢力拡大の中で敵対勢力との闘いに明け暮れる物語を軸に、先代ビトーが成り上がる昔話が合間にインサートされる。
家族を守るのが二人の共通の生きる命題なの>>続きを読む
「マクベス」の戦国時代版。全編どシリアス。
クロサワじゃないと、こんな隙のないシリアス時代劇作らせてもらえないだろうなあ。
映像文化財の域。
なんといってもラストの三船敏郎マクベスが本物の矢に襲われ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「クロサワ最後から2番目の映画。長崎で被爆して最愛の夫を失ったおばあちゃんが主役。けっこう途中までしんどいかも知れないけど…。おばあちゃんが認知症になる。その瞬間の描写が凄い。おばあちゃんはある台風の>>続きを読む
吉様鬼平の映画版。
平蔵と想いをとげられず、怨みから女やくざに転じた岩下志麻の悪役がはまっている。
藤田まこと演じる上方の大悪党、白子の菊右衛門も得体のなさがあっていい味で。
同心も殺害され、江戸>>続きを読む
Amazonで拝見。赤穂四十七士のリブートだけど、衣裳・舞台的には何故か中国チックの様相。キアヌ・リーブスに日本人の俳優・女優を並べ加えたお子様ランチ的キャスティング。相反する設定が中途半端で違和感ず>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クロサワ「用心棒」の続編。
三十郎と生真面目な青年藩士たちの冒険活劇。前作と全く異なる設定に三十郎を置いて、また新たな活躍をさせる。前作同様、ユーモアと三十郎の余裕にあふれ。
前作に続いてライバル>>続きを読む
レビューではあまり評価されていないけど、個人的には今の制約の中で精一杯の時代劇を描こうという意気が激しく感じられる映画。
戦国時代の人はこうだっただろうという想定のもと、早口台詞で即行動の人物描写が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
日曜日、21:00まわってTVをつけたら、日本映画専門チャンネルで黒澤明監督の「影武者」をやってて、久しぶりに最後まで見入りました。1980年の映画。カンヌのグランプリ。
20代、タイムスリップするよ>>続きを読む
クロサワ&ミフネの純な圧倒的娯楽作。最初から最後まで表現や物語展開に無駄がない。でてくるキャラクターも老若男女、みんな個性的で。
笑う箇所も随所に。なによりミフネ演じる三十郎がユーモアあふれニヒル。>>続きを読む
クロサワ最後の時代劇。「リア王」の戦国時代版。
「影武者」は「乱」作るための前提作品で、スタッフやノウハウ、衣装小道具・大道具など、そして製作費を前作で構えて臨んだ大作。
様式美ここに極まれり。ま>>続きを読む