アンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アンビュランス(2022年製作の映画)

2.9

とにもかくにも衰え知らずの撮影技術が素晴らしいです。瞬間的な快楽を享受できるという意見にも賛成です。
ぽっと出のヒロインも、元気な死にかけの娘の設定もツッコミたい気持ちをグッドこらえて観ることができれ
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恐怖の報酬(2024年製作の映画)

1.5

産業廃棄物のような出来栄え。
まずプロがどこにもでてこない。爆発物のプロフェッショナルが車を盾にして爆弾から逃れようとするなんて、自殺願望でもあるのではないかと目を疑う。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.4

55ルピー
赤飯炊くよりも踊れ、
清潔感よりも歴史観、
とっても大変なテスト期間。

揺り動かせ女性間
奇怪な風習壊すため、
愛しきものを守るため、
マッドに身を包まん、
俺がパッドマン。

意識改革
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アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)

1.9

ケリー・マクドナルドがずっと可憐な喋り方をしていて、癒されました。
内容は退屈そのもので、とりたてて語る必要はありません。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

「あ!将生事故ってる」のくだりが最高に良かったです。

オープニングに、みんなが大好きなベケット ゴドーを待ちながら だったこともありこの映画が不条理なものであることを予感させました。

チェーホフの
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

2.0

誰もがわかりきっているありきたりな展開で、結末に驚きが待っているようなストーリーではないとわかってはいても観てしまうあたり、ボクの心もまだまだ弱いなと思うのでした。

息子のビデオログによる独白で物語
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モンタナ・ストーリー(2021年製作の映画)

3.4

封建的な家庭であったことが容易に想像でき、雄大な自然とそこに存在した家族とのギャップが物語にほどよい緊張感を生み出していました。

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

2.6

お茶をかけ続けること5回。話が進まず、Netflixのバグかと思いましたが、これ分岐だけではなくゲームオーバーがあるんですね。
デル・トロ監督のペイルマンの色違いに2回遭遇し、先生とも3回闘いました…
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

2.5

部分的には好きですが、全体で見てしまうと毒を吐きたくなりました。
毎年ユーロビジョンを見ている身としては、架空のイベントであればもう少し笑えたのになと思いました。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

戦争は断固として反対ですが、なぜ戦争映画は名作良作がこうも多いのでしょうか。
戦争は等しく無益です。無益な戦争から生まれた戦争映画はなぜか意義があるような気持ちにさせられますが、させられているだけです
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風の向こうへ(2018年製作の映画)

2.2

独自の視点を含む挑戦的な作品でした。しかし、シュールで映像的には面白かったのにもかかわらずリリースするのが遅すぎた結果いまいちな作品になってしまっていました。遅くとも20年前に出しておけば評価は違った>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

2.8

すべて独り言です。

2011年にこの事件が起こり、当時はただ恐ろしい事件と漠然と思っておりました。そこから10年以上が経った今現在が、その当時よりも過激に変化し、フィジカル以上にメンタル面での右翼化
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ウォーク。ライド。ロデオ。(2019年製作の映画)

2.8

実はベースであることから、実際にあった復活劇は素晴らしいし、感動的な話ではあります。
しかし、事故からの復活劇を映画化することはすでに飽きられ始めているように思います。まず映画化した時点で視聴者は話の
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

2.5

ミステリーの女王クリスティの傑作Ten Little Niggersはいつの間にかタイトルが差別的だという判断からかAnd Then There Were Noneにされてアメリカで出版された。そして>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.0

完全に私が悪うございました。
タイトルではっきりと ミステリーと呼ばないでください と伝えられていたのにも関わらず、謎解きを期待したのがいけませんでした。文字通りミステリーではありませんでした。

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ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~(2023年製作の映画)

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ヨーロッパに行くと黄色人種がよくて空気扱い(あなたたちアジア人には差別もしてなければ、差別も判らないでしょ)、悪いと無意識の差別を受けますが、そもそもアジア人(日本人)はなぜかスタンスとして白人の側に>>続きを読む

クリープ(2014年製作の映画)

2.4

始まってすぐにマイケル・キートン主演のマイ・ライフとは違う間違った身勝手さに恐怖を覚えました。物語が進むにつれて怖いよりもどちらかと言えばイタイと表現するのが適切だと感じ始めました。

幸いこのとんで
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クロスロード(1986年製作の映画)

3.4

あらすじ(ボクの脳裏より引用)
銀河の果てにて、未知の領域が広がる中、宇宙船ジュリアード号の乗組員、ユージーンは、ブルースの力を司る伝説のブルースマン、フルトン・ブラインド・ドッグとの遭遇を果たす。
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ノープレッシャー(2024年製作の映画)

1.7

関西のマダム in ポーランド

関西のマダム、
ポドラシェ県にやって来た。
ハーブ園めぐり、
孫娘と楽しむ。

偽の葬式、
ちょっと茶をしばいた。
動物の王国、
筋肉がすごい、見とれた。

祭りの賑
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.5

ちょっと先生もトイレに…!からのアイク・バリンホルツがキャミソール(タンクトップ)姿で教室に戻ってきたシーンはとても盛り上がりましたね!(そんなシーンはない)

ルールの外にある常識(のようなもの)を
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アート・オブ・ラブ(2024年製作の映画)

2.0

既視感の正体は日本映画。



製作陣に向けて詩を詠みました。どうぞお聞きください。

稚ったる者
盗んだもの持ち
わかんない
馬鹿みたいな冒険で
愚か者の末路

作品解説
この短歌は、映画製作陣やそ
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時の面影(2021年製作の映画)

2.7

いかにもイギリス映画出会ったが、重厚そうでいてその実、内容が薄い。
直接的なロマンス描写がないだけで、途中から中途半端な恋愛映画なのかと勘違いをしそうになりました(余計なサイドストーリーのため)。
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.4

離婚や死別した設定が活かされていたかどうかは別として、良い作品でした。
ユーモアのバランスも(ケイティ・ペリー を除き)よく、嫌味のないロードムービーに仕上がっていました。テーマはありふれた困難や苦悩
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.7

ゴーンガール以降ロザムンド・パイクを見るだけで不穏なことが起こるのではないかという気持ちにさせられる。予感は間違っていなかった。あまりにも役が似合いすぎているため、パイクが実社会でも本当に冷徹な人間な>>続きを読む

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

1.4

肝心の音楽が良くないと物語自体がとてもチープになりますね。
形容詞がたいとってつけたような設定とイベント、映画も音楽も好きではないひとが作った作品なのでしょうか。

大和証券のコマーシャルのよう。

恵まれた子供たち(2022年製作の映画)

2.0

ジョーダン・ピール監督のゲットアウトを主軸に添えた、菌を媒介とする悪魔憑きの話。そもそも菌そのものが悪魔なのか、異星人なのか。
役者が頑張っているだけあってなんとも残念な出来映えの作品になっています。
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.3

卒業白書のティーンホラー版!

ジュダ・ルイスって少しコリー・フェルドマンに似てるなと思いました。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

モノローグが多い作品の登場人物というとスコセッシ監督の タクシードライバー のトラヴィス・ビックルがあげられますが、今作の主人公ファスベンダー(ザ⭐︎キラー)は深そうで深くないフツーのことを哲学かのよ>>続きを読む

レベッカ(2020年製作の映画)

3.4

雰囲気がとても良い。
主演二人もですが、クリスティン・スコット・トーマスがとても綺麗で憧れます。
ヒッチコック版よりもダンヴァーズ夫人の狂信的なまでの愛情が表現されていたように思います。

前妻の影が
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

3.8

実際の記録がすべてを物語っているこれ以上ないシンデレラマンストーリー。


奥様のブレンダがP!nkのようでとてもカッコいい!やり抜くことができる芯のあるひとは、どんな時代でもカッコいい。

トライア
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