アンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アン

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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

3.8

実際の記録がすべてを物語っているこれ以上ないシンデレラマンストーリー。


奥様のブレンダがP!nkのようでとてもカッコいい!やり抜くことができる芯のあるひとは、どんな時代でもカッコいい。

トライア
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忘れられし愛(2023年製作の映画)

3.4

オールドタイプの純粋培養恋愛物語でした。
口封じでもされるのではないかと思いましたが、ハッピーエンドで安心しました。

終盤が ユニバーーース! くらいの唐突感はありましたがご愛嬌ですね。

シニアイヤー(2022年製作の映画)

1.0

ダメ、ちっともクールなんかじゃない。

この作りの作品で主人公に感情移入できるわけがありません。なんの魅力もなく、魅力を伝えようとする努力もしない、性格に難ありで、どうして視聴者が応援できるのでしょう
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

2.4

ここで一句(一句ではない)

実はわたし、なぜかしら
娘は深き傷を抱えた兎のよう
闇夜には月がゆっくりと膨らみ
夢幻の中で静かに舞い踊る

その傷は過去の妹の断片
あやふやな迷路を彷徨う
兎のように傷
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月影の下で(2019年製作の映画)

2.4

後半から失速していき時間が止まったかと思いました。

ここで一句(句ではない)

碧空に浮かぶ月の影
引力のように私を惹きつける
未来の謎が心を揺らし
脳を蕩かす奇妙な感覚

三点リーダーが続く文の果
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

1.5

バリモアが出ていたほうが面白かったわけではないですが、どうせならキャラクターだけを原作から借用してフェニックスフォースに取り憑かれたジーン・グレイみたいに建物や車を爆発させたり破壊の限りを尽くすアンチ>>続きを読む

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

2.2

雰囲気にアメリカっぽさがなく、悪く言うなればとても"丁寧な"格好と話し方をしていて作り物感が消せていなかった。
これがヨーロッパのどこかであれば違和感を覚えることなく観れたのでしょう。

過去の思い出
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ヤーラ(2021年製作の映画)

2.4

ここまで手も時間も、金もかけた捜査をして犯人に辿り着いたのはとてもすごいことであり司法の勝利ではあるのですが、家族から友人なにからなにまで盗聴するやり方には恐怖を覚えました。

ただ作品としては面白く
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エクリプス(2017年製作の映画)

3.1

明確にフィクションなんです。実際の出来事であるのならばカレンダーは正確なはずですから。それか監督が並行世界から来た人間かですね。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.7

今敏 監督の 千年女優 のようでした。
心理的な複雑さと解釈の余地、非線形の物語構造に心理的な謎を含んでおり、視聴者に深く考えさせる(疑問を抱かせる)作品でした。
千年女優 では、過去と現在の時間軸が
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ロスト・イン・ザ・スターズ/妻消えて(2022年製作の映画)

2.4

カタルシスが足りない。
途中からゴーンガールかとなりました。
後半失速し、体感時間が長く感じました。

序盤の曲が良かったです。

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.4

まさかの少人数制ディストピア作品でした。

まずタイトルがI Am Motherで母親に冠詞がついていないことが気になりましたが、物語が始まりすぐに納得がいきました。
このMother(頭文字M大文字
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ナイトティース(2021年製作の映画)

1.4

なんと言いますか製作陣の中で勝手に盛り上がって撮影して、編集したような視聴者置いてけぼりの世界観。

屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

1.8

特に書くことがないのでポエムをどうぞ。

闇夜に響く我が家の扉、そこに幽霊が出る。
彼らに教えよう、そして世界へと響かせよう。
名声を手にする、その目指すは人気のパパ。
声を持たぬ彼は、髪も少なく、服
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

2.7

紙芝居を立体化したような映像体験ができ、どのウェス・アンダーソン作品よりも楽しめました。

バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

六篇のどうしようもない愛すべき西部劇アンソロジー。

「バスターのバラード」のどんなにハッピーで調子がよくとも、喜びと死は隣り合わせにある、死が不可避性のものだと暗示する良いオープニングシークエンスで
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.2

稲妻眼鏡シリーズよりも面白かった!

エミリー・ブラントの最初の安っぽい見た目から美人な見た目へと外見、雰囲気が変化していく演技は見事でした!
エバンスはステージパフォーマンスシーン以外には見どころが
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.4

ちゃちゃっと手癖で作ったような作品。

漂う2000年から2010年代の香り。
三谷幸喜や鈴木雅之作品を薄く剥離して、切り貼りしたかのようです。

せめて90分に収めてほしかったなあ。


趣味の五句
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

2.0

全部ベラベラとセリフによって状況を教えてくれる優しい仕様です。

とーーーーってもすごい量子コンピュータが世界の命運を握るという物語は、早くも使い古されてしまっています。何か別要素で他と差別化できるも
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

最高にいい気分だぜえ!非人道的だからスポーツマンヒップに則ってフェアに戦うぜ!!(キャップ)

劇場で公開してほしかった!尺もほどよく、アクションもここ数年観たアクション映画の中で最高クラスでした。
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ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)

3.5

この作品の中で視聴者は、物語の展開とともに、人間関係の複雑さ、夢の追求、そして愛と裏切りの両方の結果を目撃します。
ユーモアと深い洞察の瞬間を見事に組み合わせ、全編を通じて魅了し、楽しませてくれました
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

グディー・トゥー・シューズ・ホラー映画。
カメラワークが独特です。不自然に角度がついていて、それが映像に不気味なアクセントをあたえているように感じました。

取り乱しすぎて、元々のプロとしてのカケラも
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.0

この作品は高解像度のモノクロ映像を使うことで、メキシコシティ コロニアローマのある家族の周囲を詩的 素敵 魅力的に、家政婦クレオの視点を移しだすことに成功しています。

今作一番の成功ポイントはルベツ
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ソード・オブ・アサシン(2012年製作の映画)

3.6

絶対に観たこと忘れてしまうので登録ないけど、同じ監督だからここでいいですよね😘
(なぜか原題で検索するとこの作品がトップにくる)

"Thiên than ho menh" (2021) by Vic
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犯罪王リコ(1930年製作の映画)

3.6

エドワード・G・ロビンソンの出世作にして、のちのギャング映画のスタイルの手本となった一本です。
当たり前のことなのですが、現代人からするとストーリーが一本道の先が読める単調な作品に見えてしまいます。そ
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THE ASSASSIN(英題)(2023年製作の映画)

3.0

拙者ただの心臓の弱い流浪人でござるよ!
逆刃刀の代わりに包丁で世話になったひとを守るでござる!!(とはなりませんでした!)

深作欣二監督やタランティーノ監督、三池崇史監督の血統の映像で、最初から最後
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トゥルー・スピリット(2023年製作の映画)

2.5

勝手にソウル・サーファーのような映画を想像していました。

今作が大人たちに手をゴテゴテに加えられたフィクションだと仮定してレビュします。実際に達成された偉業と本人の努力を決して否定批判するつもりはあ
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.4

数年に一度、独自の世界観をゆくミシェル・ゴンドリー監督作品がみたくなる。

ミシェル・ゴンドリーの世界展で見た雲の車や食事、くるくる回転する手などの非現実的な映画の小道具、アートたち。
『ぼくらの…』
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.8

久々の鑑賞。これぞエンターテイメントです。

ヒロインが研ナオコ、猿のジャンプの跳ね方がグリーンディスティニー。

初めて観たときの衝撃はやはり忘れられないですね。オチを知りながら観てもやはりオチが良
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

1.7

はいマクガフィンマクガフィン。
原作読めば偽札の意味がわかるんでしょうか。原作読めば映像化が難しかったといわれる理由がわかるのでしょうか。
映像で作中作を描くことよりも小説の中の方が遥かに難しいと思い
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.2

最初の1時間を我慢できればそこそこ楽しめる。

ただなんとも言えない偏見もしくは社会的事実に溢れていて ー男は子育てのおいしいところにしか参加していない、悲しい気持ちになる。
近年家事のハードルは下が
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スペースマン(2024年製作の映画)

2.6

昨今のSFパロディもある宇宙蜘蛛恋愛相談センターへようこそ。


オールドタイプSF映画は、現代の観客にとっては退屈なものと思われるかもしれません。感情的なインパクトを与えながら、技術の進歩にどのよう
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