汽笛の音で目を覚ますさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

スコーピオン・キング2(2008年製作の映画)

2.6

ハムナプトラのスピンオフである『スコーピオン・キング』シリーズの2作目。続編だけど、今作では1作目のさらに過去を描いている。

予算の低下からかCGが若干ちゃちになっているのは少し気になったけど、セッ
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宇宙飛行士の心(2023年製作の映画)

2.7

宇宙飛行士の主治医目線で進む、15分ほどのドキュメンタリー。

実際の宇宙の映像も多く、結構貴重なシーンもあるから、宇宙が好きの人はかなり楽しめそう。

あまりエンタメ性のある映画ではないものの、宇宙
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完璧な惑星(2019年製作の映画)

3.7

移住可能な惑星を探す、老人とロボットの話。

これは面白かった。非常に良くできた20分ほどの良質なSFショートアニメといった感じ。

独特な世界観と、ほどよい意外性で、満足度は高い。この人の他のアニメ
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スコーピオン・キング(2002年製作の映画)

3.4

『ハムナプトラ2』の敵役であったスコーピオン・キングのスピンオフ作品。

ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが主演で、ハムナプトラではあまり見なかった肉体派アクションが堪能できる一作。

ご都合主義
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ダンス・レボリューション(2003年製作の映画)

3.2

ゲームに寄せてるタイトルだけど、KONAMIのゲームは全く関係ない。

昼も夜も働きながら、プロのヒップ・ホップ・ダンサーを目指す女性を、ジェシカ・アルバが魅力たっぷりに演じている作品。

作品の雰囲
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

3.0

いよいよハムナプトラは本格的に関係なくなっている『ハムナプトラ』シリーズの3作目。本作はエジプトではなく中国が舞台になっているため、今までとは全然違う世界観だった。

また、エヴリン役の女優が変わって
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『ハムナプトラ』の続編。昔に見たことあったけど、2のほうはそこまで覚えてなかったので再鑑賞。

改めて見ると、タイトルは『ハムナプトラ2』だけど、もはやそんなにハムナプトラは関係なくなっちゃってる。
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ザナドゥ(1980年製作の映画)

2.5

ギリシャ神話にも登場する芸術の女神の1人が、地上で人間の男と恋に落ちる、ミュージカル・ファンタジー映画。

『雨に唄えば』のジーン・ケリーが出てて、何気にテンション上がった。

感想としては、なんか色
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あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

3.8

規則化された孤独な日常を生きる若い女性が、決して癒えることのない心の傷を抱えながらも、人と触れ合い徐々に心を開いていく話。

内容的にはラブストーリーではあるものの、国の内戦が絡んでたりするため、気軽
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愛しのフリーダ(2013年製作の映画)

3.6

17歳でビートルズの秘書になった、フリーダ・ケリーのドキュメンタリー。

彼女本人が語り部となって、ビートルズのファンクラブ運営の裏側やメンバーや周りの人たちについて、色々と語っている。

フリーダ自
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LEGO(R)バットマン:ザ・ムービー ヒーロー大集合(2013年製作の映画)

3.3

DCのスーパーヒーローが沢山登場するLEGO版バッドマン。レゴらしい演出と展開で、気軽に楽しめる。

世界観に合ったちょうどいい裏切りもあるし、なおかつ上映時間も70分と短いため、最後までハイテンポで
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.1

『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェルによる、複数の少年少女の恋を描いた群青劇風の青春映画。

スリープオーバーとは、週末や長期の休みの間などに親戚や友達の家などに泊まること。

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ヒットマン:インポッシブル(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

悪くはないんだけど、漫画チックな展開と演出の違和感で、予想してたオチがそのまま来たので、それを上回る展開が欲しかったかも。

あと、車椅子の殺し屋という設定に引かれて見たということもあり、邦題とジャケ
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.3

いわゆる約3時間のディレクターズ・カット版。通常よりも約1時間も長いので、流石に見応えが凄かった。

長尺版では主人公の恋愛部分が大幅に追加されていて、印象としては別作品のようにも見えるぐらいだった。
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

同じ時刻の5つの都市のタクシーを舞台にした、ジム・ジャームッシュのオムニバス映画。

タクシーの中という、ほぼワンシチュエーションでストーリーが展開されていくけど、それぞれの話が程よい尺なのでダレたり
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュの商業映画デビュー作。何か劇的なことが起こるわけでもない、だらしない男と女のストーリー。

なんというか、終始映画と感じさせないリアルさをまとっている作品だった。

全てのシーンを
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バンディダス(2006年製作の映画)

3.6

ペネロペ・クルスとサルマ・ハエックが主演のウエスタン・コメディ映画。

話はよくある定石から外れない展開だけど、全体的に軽いノリ進んで、必要以上にキスシーンが多いのが特徴的。

あと、クエンティン役の
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とんでもない計画/計画から出た地獄(2015年製作の映画)

2.3

まさにとんでもない?計画を企てた男2人の少しシュールなアニメーション。およそ6分なのでサクッと見れる。

作中に出てくる「イヌハッカ」って何だろうと思ったら、どうやらハーブの一種で、猫を興奮させる成分
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聞いたことのない話(2022年製作の映画)

3.1

自国の社会問題を題材にしたトルコのショートフィルム。祖母と女の子の絆や優しさが感じられる一作。

正直トルコとクルド人の紛争について、何となく聞いたことはあっても、それを意識して生活したことなんてなか
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マイ・ハート、マイ・ラブ(1999年製作の映画)

3.2

いろんな愛の形をテーマにした6つの群青劇が織りなすヒューマンドラマ。登場人物が多いので名前を覚えるのが大変だった。

ストーリー的には恋愛要素が強い。でもそれ以外のメッセージ性もちゃんとある。ちょっと
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リード・マイ・リップス(2001年製作の映画)

4.0

難聴者の女と前科者の男の関係性が見どころのクライムドラマ。

ちょっとダークだけど内容は結構好きだった。なんというか駄目男に対しての私が支えてあげなくちゃ的な心理が少し分かった気がする。

終始退廃的
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.5

ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットが共演した、スリリングなスパイアクション映画。

とはいうものの、アクション目当てで見ると少し物足りない気がする。

『ミッションインポッシブル』みたいなスパ
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パーフェクト・カップル(1998年製作の映画)

3.8

クリントン元大統領のスキャンダルを題材にした小説の映画化。ジョン・トラボルタ演じる大統領選挙に出た政治家が、数々のスキャンダルによってピンチになるけど、周りの優秀な参謀たちが奔走して何とかする話。>>続きを読む

サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

地味に子供の頃に見て、軽くトラウマになったけど、クリーチャーの造形美や映像の雰囲気含めて今でも結構好きな作品。

展開的には、いわゆる胸糞映画だったし、はじめて見たときは、女の子があまりに可哀想すぎて
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FUNAN フナン(2018年製作の映画)

3.5

革命によって都市から強制退去しなくてはいけなくなった一家の物語。タイトルのフナンとは、かつて現在のカンボジアやベトナム南部に存在していた国家、扶南国のこと。

ポル・ポトによるクメール・ルージュの支配
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キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.8

俳優としての自身のキャリアを捨ててまでキューブリックに尽くした、レオン・ヴィターリのドキュメンタリー映画。

「キューブリックに魅せたれた男」というタイトルは確かに分かりやすいけど、原題は「Filmw
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キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

3.4

キューブリックの専属運転手を30年にもわたり務めたエミリオ・ダレッサンドロに焦点を当てた、イタリアのドキュメンタリー映画。

実際にエミリオの口からキューブリックとの様々なエピソードが語られている。
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感染家族(2018年製作の映画)

3.3

そんなバカな感満載の韓国のゾンビコメディ映画。

あんまり見たことないような斬新なゾンビの使い方をしていて、ツッコミどころは多いものの、なかなか面白かった。

ただ、中盤以降はちょっとお約束感が強くな
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ブラック・ドッグ(1998年製作の映画)

3.0

執行猶予中の運び屋と武装集団のバトルを中心に描いた、カーアクションや銃撃戦が満載なB級アクション映画。

展開は非常にアメリカ的で、腑に落ちない部分は多いけど、アクションのシーンだけで言えば見応えはか
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.6

広大な牧草地帯を舞台に、青年同士の恋愛模様を描いた作品で、英国版『ブロークバック・マウンテン』とも言われている映画。

とりあえず、気付いたらめっちゃ泣いてた。

主人公に対して、序盤はあまり好感度が
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ロリータ(1997年製作の映画)

2.6

いわゆるロリコンの語源になった小説が原作で、2度目の映画化作品。

おそらく1度目のスタンリー・キューブリックが撮った作品のほうが有名だと思うけど、こちらのほうが比較的原作に忠実とのこと。

内容が内
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昨日・今日・明日(1963年製作の映画)

3.8

「ナポリのアデリーナ」「ミラノのアンナ」
「ローマのマーラ」と3つの都市を舞台にしたオムニバス形式のコメディ映画。

どのドラマもソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニがメインであることには変
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.4

奇才デヴィッド・リンチの長編デビュー作で、主にカルト映画に分類されることの多い作品。

1977年の作品ながらモノクロ。それでいて、不気味でシュールな、ちょっとグロテスクな映像が続くため、かなり独特な
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無ケーカクの命中男/ノックトアップ(2007年製作の映画)

3.8

原題は「Knocked Up」。アメリカのスラングで妊娠させる的な意味合いで、主に「できちゃった」というニュアンスで使われる言葉。そのタイトルのまんま、酔った勢いで一夜を共にしたら、妊娠してしまうor>>続きを読む

KOKORO(2016年製作の映画)

1.7

日本が舞台のフランス映画。主演こそイザベル・カレだけど、それ以外の主要なキャストは國村隼や門脇麦などの日本の実力派俳優たちが脇を固めている。

そのおかげで淡々としつつも、全体的に説得力のある映像に仕
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

4.0

複雑な事情により孤児になった少年と、自分の子供が死んだと思ってる親、離れ離れになった親子が音楽によって導かれていくお話。

主演は『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリー役だったフレディ・ハイモア
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