日本が舞台のフランス映画。主演こそイザベル・カレだけど、それ以外の主要なキャストは國村隼や門脇麦などの日本の実力派俳優たちが脇を固めている。
そのおかげで淡々としつつも、全体的に説得力のある映像に仕>>続きを読む
複雑な事情により孤児になった少年と、自分の子供が死んだと思ってる親、離れ離れになった親子が音楽によって導かれていくお話。
主演は『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリー役だったフレディ・ハイモア>>続きを読む
『帰ってきたヒトラー』のムッソリーニ版。現代に蘇ったムッソリーニが再びイタリアを支配しようとするブラックコメディ。
多少のオリジナリティはあるかと思ったけど、ヒトラーをムッソリーニに置き換えただけで>>続きを読む
イタリアの社会派コメディ映画『いつだってやめられる』シリーズ第3作目の最終章となる作品。
このシリーズは全ての作品がきちんと繋がっていて、作品を跨いで多くの伏線があるため、1・2・3といっき見するの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うわー、これは予想外だった。なんだよこれ。めちゃくちゃおもしれーじゃん。
『いつだってやめられる』シリーズ第2作で、前作の終わりのプロットをこれでもかというほどに活かした始まり方をしてて、それだけで>>続きを読む
大学教授たちが持ち前の頭脳を駆使して、上物の麻薬を売り捌くギャングになるお話。
正直、設定はブレイキング・バッド味があるけど、これはコメディの要素が強いから、不思議と似てるとは思わなかった。
ちな>>続きを読む
当時アメリカ最高齢の女性最高裁判事であった、ルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリー映画。
恥ずかしながら、この映画を見るまでRBGのことは名前しか聞いたことがなかったから、ちょっと置いてい>>続きを読む
北野武自身による同名小説が原作で、脚本・編集・監督・主演のすべてが北野武という、北野武のエッセンスをこれでもかと堪能できる一作。
特に今回はオフィス北野(現・TAP)も関わってないため、ある意味では>>続きを読む
パンデミックの世界が舞台のショートフィルム。
シールドというタイトルは物質的な意味はもちろんだけど、心理的な意味も大きい。
人を信じれるかどうかの話ではあるんだけど、そりゃこんな世界になってしまえ>>続きを読む
シングルマザーの母と娘が引っ越した先は、いたずらエルフが住む家だったという子供向けのロシアのコメディファンタジー。
展開的に子供と猫以外はちょっと好きになるのは自分には難しかったけど、ほどよく分かり>>続きを読む
BBCが当時としては最先端の3D映像技術を駆使して作ったネイチャー・ドキュメンタリー。
当時、映画館で見た。ただ、内容うんぬんよりも家族がみんな絶賛大ヒット中の『アナ雪』を見てる中、1人だけ別行動を>>続きを読む
売れない女優が自暴自棄になるも、彼女に惚れ込んでいるエージェントと出会って、自信を取り戻して、誰もが知る有名人になるまでを描いた実話ベースの物語り。
とはいえ、雰囲気的にはコメディ風味が強いので、実>>続きを読む
ニコラス・ケイジが悪いドラキュラ役を演じた、スプラッター系ホラーコメディ映画。
主役はニコラス違いでニコラス・ホルトなんだけど、個人的にはニコラス・ホルトが演じたキャラクターの中で、このレンフィール>>続きを読む
父とまだ幼い娘の最後の時間を描いた9分ほどのショートフィルム。
子供にとって、この時間がいい思い出になればいいなと思いつつも、状況を鑑みるに、多分親父が何かやらかしてこうなっているような気がするのは>>続きを読む
言わずと知れた日本初のアカデミー賞外国語映画賞作品。納棺師という職業は、外国人の目にはさぞ新鮮で神聖に見えたのでしょうね。
日本人としては、そこまで大袈裟に捉えることはできないけど、これぞ古き良き日>>続きを読む
「Facebook」の設立から、それに伴う控訴の過程を描いたアメリカの伝記ドラマ映画。
内容的にこれをどう面白くするんだろうと思ってて、今まで見てなかった作品。見た結果、ちゃんと面白くて、ちょっとデ>>続きを読む
ポップスやロックを歌う老人合唱団を舞台にした、無口な頑固おじいが主役のイギリスの音楽コメディ映画。
劇的なストーリー展開はないんだけど、登場人物の1人ひとりにちゃんと感情移入できて、最後には温かい気>>続きを読む
『アクト・オブ・キリング』の全長版で、劇場公開版に40分以上の未公開映像が追加されている。実はこっちを先に見た。
追加されている映像としては、政府が作ったプロパガンダ映画の映像や、虐殺の加害者のプラ>>続きを読む
1965年に実際にインドネシアで起こった共産主義者の大虐殺。その加害者たちに当時の殺しを映画として再現させる様子を撮ったドキュメンタリー。
まず加害者たちが皆、当時の殺しを武勇伝みたいに嬉々として語>>続きを読む
『座頭市』の主人公を女性に置き換えたリメイク作品。
主演は綾瀬はるかで、メインキャストに大沢たかお。JINの黄金コンビだっただけに期待したものの、題材と演出、世界観とストーリーが噛み合ってない気がし>>続きを読む
フランスの『美女と野獣』の実写版。展開的には野獣の過去にフォーカスが当たっているので、一般人がイメージする『美女と野獣』とは少し印象が違うかもしれない。
あと、ちょっとお互いに好きになる要素が薄い気>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
早々にまひろとテツは親子だと勘づいたけど、グルではなかったのが意外だった。まさかこんなほっこりエンドとは…。
終始ちょうどいい伏線と謎解き要素。好みの展開も多くて、普通に面白かった。ちょっと長いけど>>続きを読む
映画好きとして、いい加減見ないとと思ってたけど、今さらながら鑑賞。いやはや面白かった。
よく話題にのぼることの多い映画で、中途半端に情報を知っていたから、ちゃんと楽しめるか不安だったけど、とんだ杞憂>>続きを読む
CGやスタントマン一切なしのパルクールを主軸にしたアクションが見どころのフランス映画。
制作と脚本にリュック・ベッソンが入っており、世界観や展開はTAXIやトランスポーター方向でのリュック・ベッソン>>続きを読む
「伝説の討論」として今なお語り継がれている 1969年にあった、三島由紀夫と東大全共闘の討論会のドキュメンタリー。
実際にあの場にいた人たちや三島由紀夫と関係の深い人たちのインタビュー映像も交えてい>>続きを読む
妻夫木聡と柴咲コウ主演の魑魅魍魎がたくさん出てくるジャパニーズ・ファンタジー。原作は言わずもがな手塚治虫の『どろろ』。
特撮っぽい映像は時代を感じるものの、手塚治虫の原作をまったく知らないからか、普>>続きを読む
セイウチが主人公の約6分のショートアニメ。
ロブスターが恋敵で主人公の名前がロブだから、もうちょっと他にあったんじゃないかなとは思ったけど、サクッと気軽に見れるのが良き。
ウサギやらクマやらの色ん>>続きを読む
ヘミングウェイの同名の小説の映画化。タイトルはめちゃくちゃ有名だけど、内容まで把握してる人はあんまりいない気がする。
お話の大半は、老人の漁師と馬鹿でかいカジキの4日間にわたる死闘を描いている。故に>>続きを読む
全編を通して地球ではない別の星が舞台の1950年代のSF映画。
現代SF映画の前身とも言われていて、光線銃や高性能なロボットなど、現在まで続くSFの定番要素が詰まっているような印象。
設定の未知な>>続きを読む
1人の死体をめぐって起こる騒動を描く、ヒッチコック監督のブラックコメディ。
登場人物がもれなくみんなズレているけど、そのズレが奇跡的に噛み合ってしまったが故に起こってしまう災難は、本当に災難すぎて思>>続きを読む
金融街で働きたいアフリカ系の女の子が主人公。
正直ヨーロッパやアメリカの金融街のスタンダードがピンとこないため、そこで働くということがどれだけのハードルなのか把握するのに若干苦戦した。
おそらく黒>>続きを読む
独特な静けさのある、謎めいた雰囲気のショートホラー。
じわりじわりと悪夢に追い詰められていく男の様子が、短い尺の中でもよく描けている。最終的には観客側も何が現実なのか分からなくなる感じ。
設定だけ>>続きを読む
テネシー・ウィリアムズによる同名戯曲の映画化。
家族、屋敷、農園と全てを失った未亡人のブランチが、妹夫婦の家に身を寄せるものの、徐々に精神的に追い詰められていくといった話。まず設定からして暗くて、内>>続きを読む
ウォン・カーウァイの代表作。1960年の香港を舞台に、若者たちの複雑な恋愛模様を描いている。
「台本がない監督」という代名詞がつくほどの監督なので、ストーリーはあってないようなもの。どこか気だるい詩>>続きを読む
ウォン・カーウァイの監督のデビュー作。ギャングの男が主人公の香港ノワールもの。
見る前はラブストーリー要素が強いのかなと思ってたら、思ったよりギャング成分が多め。男女の恋愛よりも、兄貴分と弟分の関係>>続きを読む
火と水の相容れない2人のエレメントを中心に、色々と事件が巻き起こるディズニー映画。
分かりやすいメッセージ性と分かりやすい展開で、シンプルに面白かった。ラブコメ的な側面もあるし、家族愛的な側面もある>>続きを読む