おさるさんの映画レビュー・感想・評価

おさる

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.5

半分他国のコンテンツを使いながら、ド迫力のVFXを駆使して荒唐無稽なストーリーのゴリ押しで見事エンタメに仕上げるハリウッドの図太さにいつもながら感銘。

だんだんコングがイケオジに見えてくるから不思議
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

やっと見れました。
新宿の35mmフィルム版。

原爆の父、オッペンハイマー。
とはいえ、彼が具体的に何か小難しい実験をして泥臭く研究開発していった...のような感じではなく、人間関係が主体のストーリ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

一作目より断然面白い。

前作はスケール感はすごいものの、連発される謎のゼンデイヤ&ここで終わるの⁈といった感想にならざるを得なかったが、本作は物語が一気に進むし、見応え十分。

とはいえ一作目の基盤
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

真面目に不真面目、キャストも豪華、おしゃれでアクションも音楽も見どころたくさん。
まさにマシューヴォーン節。

アカデミー賞やカンヌ等小難しいものが多いけれども、本作は単純に楽しく見てスッキリできる。
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

これはしんどい。
全く事前情報なしで見たが、楽しいタイプの映画ではなかった。

とにかくリアルで、実際自分の立場に降り掛かったらどうするか、無実を証明できるのかと考えてしまう。

落下の解剖学とは言い
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

ひたすら主人公が痛めつけられる映画。

何を恐れているのか?誰を恐れているのか?そもそも主人公が何か悪いことをしたのか?

今アメリカで問題となっている孤独な白人中年男性の話、もしくは母子がテーマの映
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

Woke、女性のエンパワメント、フェミニンなフランケンシュタイン...何と言っていいのか、むしろ何を見させられているのか、映像美は特筆すべきだが、おそらく男女それぞれでも印象は異なるであろう作品。>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

親子の映画。
ミュージカルかつ子供向けだが、所々大人をウルッとさせてくるのが上手い。

キャラはそれぞれ個性的で、飽きさせない。
良いやつは良いやつだし、悪いやつは悪い。

オリビア・コールマンの憎た
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ナポレオンの半生。
グラディエーターのようなアツさはない。淡々と描く。

ホアキン・フェニックスの野心溢れる男の演技、かつ脆そうな雰囲気も上手い。

しかしながらホアキン演じるナポレオンには正直言って
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(2023年製作の映画)

4.5

血、暴力、首、欲望にまみれたあっという間の2時間。
確かに大河ドラマでは描けない笑

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.7

ゴジラがちゃんとゴジラしている映画。
怪獣映画なのに感動してしまった。

きちんと怪獣映画であり、反戦映画でもある。
登場人物もやり過ぎない程度に一人一人キャラが立っており、感情移入しやすい。

戦後
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

インセプションxシャッターアイランド、的な感じ。
それをベン・アフレックが演じているわけだが、いつも以上に冷めた眼差しがクール。

騙し合いの連鎖で、原題の時点で我々が騙されていることは想像がつくもの
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

2.5

世界観は面白いが、色々と中途半端な印象。
CGはこだわりが感じられるが、他(特に米軍)の描写はやる気ない感じでツッコミ所多い。

同監督のローグワンは良かったが...どうしても地球の話だとある程度のリ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

アクションは何時もながらスタイリッシュでめちゃ強。

ただ、期待しすぎたせいかドラマ要素多めの展開にやや不満。爺さんの隠居先探しみたいな。
殺陣シーンが全体的に暗いのもなんだかわかりにくい原因か。
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オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.8

ニコラスケイジ映画としてはかなり上位。歳を重ねるごとにいい演技をしている。

やっていることは相当おバカなのだが、一途に信念を貫き通そうとする姿にウルッときてしまった。

いい意味でいつまでも男の子、
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コード211(2018年製作の映画)

2.2

ニコラス・ケイジでなければ観てない...というかたまたまニコラスケイジが事件に出くわしたくらいの再現映像クオリティの映画。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.5

ニコラス・F**kin'・ケイジ愛に溢れた作品。歳を重ねてからの方がいい演技をしていると思う。

キング・アーサー(2004年製作の映画)

2.7

クライヴ・オーウェンのもっさり感が好きな自分としては楽しめたが、普通に考えてヒーロー感はなく、歴史スペクタクルとするにも微妙な作品。俳優陣は豪華な気はするが...

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.0

スワガー・サーガだいすきグループの視点。

原作からは多数変更点あり。時間内に収めるために仕方がなかったのだろう。
結局のところ消化不良でドラマシリーズを作り直してしまっているので、本作は妥協の産物感
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

冒頭の襲撃シーン、よく訓練されとるなと。ここだけでも見る価値あり。
さすが監督のこだわりか。

セガールがたまたまホワイトハウスにいてタイトルが「沈黙のホワイトハウス」でもほぼ成り立つが、ジェラルド・
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ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

4.0

宣伝映画以外の何者でもないが、カッコいい。さすが米海軍。

特にSWCCが駆け付けるシーンは鳥肌もの。圧倒的火力。
先にSWCCのイメージビデオを撮っていた監督。見せ方が上手い。

何はともあれ、主題
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.0

対テロ戦の幕開けとしてアフガニスタン山間部で戦う米陸軍特殊部隊。
実際彼らは移動手段として馬を使った。

山間部の戦闘、文化の違い、部族など米軍が直面した問題も描かれているが、実話ベースの割には作り物
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

ハリウッドのストライキともリンクする映画。敵はAI。

とにかくイーサン走る。
アクションよし、映像よし、ヘイリーアトウェルよし笑

続編にも期待。

母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

4.0

母の愛は尊い。
が、直面する困難が大きすぎる。
メキシコの恐ろしさが伝わる映画。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

架空の話と思うなかれ。
格差社会、クーデター、暴力、リアルな世界がここにある。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

いわゆるWokeな映画。映像も綺麗で面白い。

主に女性のエンパワメントがテーマだが、メッセージはそれ以外にも多岐に渡っている。というか詰め込みの感も。

男性目線で見ると、結構恥ずかしいシーンあり。
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.5

原作は未読。

世界は力で動いている。力無き外交に意味無し。
平和信仰から目を覚まさせる、重要なメッセージ。

ストーリーも税金の使い方も海江田の行動も「荒唐無稽」と切り捨てることもできるだろう。
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ついに4作目。
いかに斬新な倒し方をするか?追求しすぎてもはやコメディでしかないが、細かいこと抜きに楽しめるのが良い。その中に熱い友情もあり、犬あり、男達の生き様と闘いに胸熱。

キアヌの会話シーンは
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.0

機内にて鑑賞。
2021年の米軍のアフガニスタン撤退で報じられなかった、米軍属アフガン人通訳に対する不当な扱いについての問題を浮き彫りにする作品。

戦死の危険はもちろん、現地人(特にタリバン)からは
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

機内で鑑賞。
会話少なめ、主人公は最後まで喋らない。マカロニ・ウエスタン風。

不死身の男が復讐する話...といえばありきたりではあるものの、独特の風貌、独特な音楽や独特な殺害方法によって、これまでと
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.5

遡り記録。
前作よりもアクション、長回しの迫力もパワーアップ。続編としてキャラの深みも増してきた。

タクティカル系映画としても前作同様面白い。
ただ主人公一人だけ超人すぎて周りの存在感が笑

Net
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.5

遡り記録。

長回しの迫力。タクティカル系映画としては装備面、アクション面で非常に参考になるし、ストーリーも面白い。

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

遡って記録。
面白い。ただ、なんか皆さんいつもとちがう雰囲気ですよね。

ライブリポート(2019年製作の映画)

3.5

この映画のピークは序盤、ライブ配信者に銃を突きつけ(薬室を空にする描写も渋い)、アーロン・エッカート扮する警官が
「脳天に風穴が開く瀬戸際だ。おもちゃの銃かもしれないし、そうでないかもしれない。ありと
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.5

一作目とは監督が替わったものの、そのリアリティあふれる描写は健在。

テロ、移民問題、麻薬の問題に立ち向かうプロ達の物語。普通のやり方では解決しない、難しさを見せつけられる。
ドローン脅迫は税金の使い
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