こるこるさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

カップルで楽しく見られるオシャレな映画ですよ!みたいな皮を被った宣伝は良くないが、ベラが新たな世界を開拓し心を成長させていく冒険記というのも間違いではない。

ベラが殺したくないと言っていた「将軍」の
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.3

このナポレオンが情けない2023
合戦シーンがちょっと物足りなかったので、ディレクターズカット版を待つ。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.7

主人公以外全員狂人!
そうはならんやろみたいなシーンはあれど、Jホラーでやっちまいがちな無駄に感動を誘うような展開は無く、ジメジメ気持ち悪い空気がずっと続いて嫌な気持ちになれる映画でした。
メタファー
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ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

3.6

Bloodborneの元ネタの一つとして有名な映画ってことで、リバイバル上映された4Kレストア ディレクターズ・カット版を鑑賞。
Bloodborneっぽい要素は狩装束、仕掛け武器、獣、トゲ付き丸太罠
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

物語や暗喩的描写のディティールまで理解できなくとも、大枠として本作が何を言わんとしているかはA24系の映画に慣れていればそこまで意味不明な内容でもなかろうと思う。
かく言う私も鑑賞後に公式サイト掲載の
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

アクションありギャグあり家族・友情愛ありな王道ファンタジー。
こういうので良いんだよこういうので。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.5

コミュケーション不全による不幸が不幸を招くコメディ。

中盤からその行き違いがシリアスな方向に走るので安易に笑えなくなってしまうのが惜しいが、全体的に楽しく見られる良作。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

ヴィーガンを殺してその肉で儲けることを覚えた肉屋夫婦の話。

終盤で夫の方が正気に戻ってヴィーガンを殺すのをやめようとするが、いいタイミングでヴィーガンが店を遅い「やっぱヴィーガン殺そ!」となる展開が
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

2023年の最後はA24で締めた。

呪いのオブジェを使って自分の体に死者の霊を憑依させて遊ぶ若者、まではいいが、実はその憑依に薬物のような中毒性があり取っ替え引っ替え霊を憑依させて愉快にトリップしま
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.2

2024年映画館1発目はビバリウムの監督による厭な気持ちになれそうなホラー/スリラーを鑑賞。

予告でははわからなかったが、搾取する側される側の社会構造の問題を組み込んだホラーで、女神の継承のようなひ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.9

村シリーズの駄作の連発はなんだったのかと思うほど真っ当な呪怨直系のジャパニーズ・ホラーでした。終盤やや盛り上がるに欠けるものの『呪怨 白い老女』が好きなら見て損はない良作。

GENERATIONSに
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

総集編。地上波のエンディングから追加の映像が加えられているが、個人的には地上波の終わり方で充分だった。

ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

2.9

「ヴァイキングと化したマッツ(無言)がバーサーカの如く戦う映画」みたいなパッケージで、実際そうしたゴアい戦闘シーンもあるにはあるが、全体的には宗教をニュアンスを含む抽象的・静謐な場面が多めだし、ストー>>続きを読む

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.8

起きてほしくないと思うことが起きてくれる陰惨なホラー。
最後まで救い一切なしの容赦の無さだが、黒幕?の正体が曖昧なままであるのを潔いと取るか中途半端と取るかで賛否ありそう。

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.3

やや尺が長いが、実際に怪奇現象が起きているのか、それとも主人公も妄想なのか、みたいなミステリーとホラーを行き来しながら療養所となっている古城の謎をじわじわ解くストーリーはなかなか面白かった。

うなぎ
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プレデターズ(2010年製作の映画)

3.5

曲者揃いの人間がプレデターの狩場に放り込まれてサバイヴ!
まったく深みの無いストーリーだが、過度に期待せず気軽に見る分には十分面白い。

らせん(1998年製作の映画)

3.2

心霊的な怖さは希薄だが、リングの解答編としてリングファンは見ておくべき作品。

DEAD OR ALIVE 犯罪者(1999年製作の映画)

3.4

警察(哀川翔)とヤクザ(竹内力)の抗争を描くクライムアクション。

その血生臭い戦いの末路は誰も予想できない。
これがもう本当に予想できない。
ホーリーマウンテンのエンディングくらい予想できない。

デッド・アンド・アライブ(2018年製作の映画)

2.6

記憶喪失の男女が謎の病室で目覚め、肝心なことは何も言わない医者のような男に雑に看病される状況からなんとか脱出する話。
最後のオチにはひねりがあるが、拷問場面はほとんど無く、さほどキツくない残酷描写や話
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拷問男(2012年製作の映画)

2.5

タイトルが雑だが、ここのあらすじにも書いてある通り、拷問好きのサイコパスのようなやつが出てくるわけではなく、愛娘を殺された父親が犯人を痛め付ける話である。
主人公の人間関係や犯人を探し当てるまでに結構
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.2

面白かったが探偵者の謎解きミステリーとしては前作の方が好きかな。

アバター(2009年製作の映画)

2.9

会社の同期の紹介により女性とデートすることになり当時話題だった本作を観に行ったわけですが、後に相手の方は上映中ほとんど寝ていたことが判明し、「特に仲が良いわけではない女性と無駄に長い映画を観に行っては>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

IMAXで鑑賞。あまりハードルを上げずに観たこともあってか思いのほか楽しく、特に狂気のような映像美には見惚れるっ放しで上映時間の長さを感じなかった。ストーリーの続きが凄く気になるわけでもないが3も公開>>続きを読む

「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.0

遊郭編は一度テレビで観ていたが、やはり「何度生まれ変わっても」はホロリとする。
刀鍛冶編は超序盤なのでまだまだこれからという感じ。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

異常独身男性が別ベクトルの異常独身男性から絶縁を言い渡され、いざこざがエスカレートする話。絶縁に至る理由が異常独身男性の心にブッ刺さる。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

序盤から戦争に冒険のような夢を抱き戦場へ赴く若者の心と肉体を破壊する壮絶な戦争映画。
系統的に1917と比べられそうだが、人間ドラマ含めこちらの方が響いた。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーは超ありきたり(というかほぼシャザム 1.5)だったが、出てくる俳優のツラと筋肉が良く、元気の出る映画だった。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.5

かわいくないメイドインアビスもとい、かわいくない少女終末旅行的な映画だった。俺は何を見せられてるんだ!

RRR(2022年製作の映画)

4.8

グランドシネマサンシャインでIMAX鑑賞。3時間の中で見所しかない映画、終わったら会場内で拍手喝采が起きました。最高でした。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

イカれたシェフ集団によるスノッブへの痛烈カウンター的な内容。
自由意志を奪われたかのように洗脳されたコミュニティを見るとどうしてもミッドサマーを思い浮かべてしまうが、こちらはどうしてそこまで自分の命を
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

ワカンダ以降、マーベル熱が不思議と下がってしまい、観るかどうか迷った一作。
で、結局観ることとなり思っていたよりも楽しめたが、予想を上回る展開や映像美は無かったかなぁ。フェーズ5のストーリーが大きく動
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

恐怖!迫り来る全裸異常中年男性!

これは今年観た映画の中でもトップクラスで難解でグロい内容だった。
なんとなく劇中で言いたいことはわかる(男はクソとか田舎はクソとか)が、メタファー的な表現が多くて完
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