コルレオーネさんの映画レビュー・感想・評価

コルレオーネ

コルレオーネ

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守護教師(2018年製作の映画)

3.3

だいたいのイメージ通りに展開して結末はどう締めくくるのかと、考えながら観賞。
韓国は、文化芸術、映画の出来は優れているが、国の状況は日本の何年前とみればよいか。
私学の高校の理事長が私欲に乱れ、生徒の
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

やはり脚本がものを言う。
妻夫木聡の代表作になったのかな。最初、この弁護士は誰だろう? 気になるな、と思いながら見ていた。
事前の情報がまったくないまま、いきなり観賞したものだから。
安藤サクラほか配
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大河への道(2022年製作の映画)

3.7

中井貴一の市役所職員の役と、その演技っぷりは板に付いていて安心感すらある。(笑)
中間管理職の公務員は定着。

さて伊能忠敬、日本中の海岸線を歩いて測量を続け、現在とほぼ変わらないほど精巧な日本地図を
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.5

期待しただけに、がっかり感強めです。
どうしてこれが、カンヌ脚本賞なんだろう。
サスペンスの良さもなく、大型客船はほぼ合成の見応え弱く、宮﨑あおい役が彼女でなくてはならない理由も何故なのか?
脚本も軽
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名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.6

小五郎が格好良かったねぇ。推理もお見事。
豪華客船は、密室でサスペンスの宝庫。おまけに、まず沈没しますわ。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

土曜日の午後にゆったり観賞。
何度か観た気でいたが、全てを見尽くして感動している。
自然界の不思議、神と精霊、動植物と人間が織りなす郷と業。
主人公アシタカの澄みきった精神が、これら人と自然の中で招い
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

大人っぽいサスペンスだなぁ。上質。
とにかく、灰原哀がいいね。それで見続けちゃう。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.3

田舎の良さと難しさ。観光地の表と裏。
そんな真新しい流れもなく、まぁまぁでした。
主人公がゴミ捨て場でもがき苦しむシーンに、「灰とダイヤモンド」を思い出した。

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.8

愛する娘のため、家族のため、
お父さんは絶対守るのだ。何人も殺しても。
またもやそんなことで…、笑っちゃうほどに、倒す倒す倒す。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

ちょっと良く分からないところがありました。
でも、もう一度見直す気にはなれません。
冷静な殺人鬼、サイコな話、そういうこと。
雅也役の役者が良かったかな。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

話に驚きは無いくらい想定内(笑)
ま、それでもハッピーエンドなのは良いことですね。
吉高由里子の盲目の女性を演じきったところに評価点かな。
展開は、そうなるかなぁ~と思い通りに流れて。
終盤、2年後か
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.6

昔観た記憶から〜
子供のお遊びで反戦を示した作品とのこと。
健気な女の子の演技が、世界で注目されたわけで、物哀しいのに可愛らしく。
有名な作品だからと、学生時代に一つ観ておこうと観賞したっけ。
あのギ
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.0

着眼点は良いかもね。
でも、中途半端だったなぁ。え、ここで終わるの?
何か解決したんかいな?って。
だんだん道筋が見えてきて、これからだったんじゃなかったの。 
彼はどうなったの−?、あのボスらはどう
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男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

3.8

秋の彼岸にとらやの面々が墓参り。そしたら寅さんが来ているんだもの。寅さんの帰るきっかけをいろいろと考えるよね。
今回は、ちょっと陰のある女性早苗が、だんご屋に勤めるものだから、また絶妙なタイミング。
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.8

いろんなパニックアイデアを考えますなぁ。
宇宙ステーションが、世界各地の自然災害を人工衛星でコントロールする時代。その衛星がイカれちまった。
よって地球上の各地で異変が起こりだす。さぁ、どうやって止め
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.4

彗星が地球に近づき、その欠片が次々と落ちてくる。世界中の街、陸地が崩壊し…
選抜された人のみが、極秘シェルターに逃れられるというのだが。
またもやパニック映画の観賞。観るときにゃ続いちゃうんだよねー。
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ポセイドン(2006年製作の映画)

3.5

たまにパニック作品が観たくなる。
ネトフリ配信終了というから、ちょうどよいタイミングで。
苦境を乗り越えていくところが、この手の映画の楽しみ。
昔観たよりは、映像技術も精度が増して、迫力満点ですね。

追憶(2017年製作の映画)

3.8

今や珍しいとさえ言えるオリジナル脚本。映画のために描き下ろされたのが、いいですな。
監督やカメラマンが巨匠だからか、役者陣も今をときめくスターが揃っている。
本格ドラマで良かった。
幼い時期にある女性
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

脚本が良くできているということでしょうね。
父親と娘の掛け合いにホッとするし、でもそんなに沢山は無いし、目を覆いたくなるシーンもあるけど、この脚本は着眼点が面白いのかな。
サイコなんだけど。
佐藤二朗
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

4.2

記録として昔観たものから。

ジェームス・ディーンの魅力が伝わる作品。
アメリカの歴史や文化も知ることができるだろう。
なんだか、音楽も印象に残っている。

メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

2.8

記録として、昔観たものから。
なんたかまったりして、当時ノッているコスナーの恋愛ものというか。コスナーで何か作りましょう的な作品というか。

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.2

司馬遼太郎は、あまり家康が好きではないと思う。
弱者側の視点が好きなのか、単純に三成が好きなのか。
義を通した石田三成の生き様に日本人が好みやすいとでも言えるのだろう。関ヶ原の地で決戦に至るまでの権力
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

映画らしい映画とでも言いましょうか。
長ーい作品ですけど、西島秀俊が真に取り組んだ感じで、
役者として一段上ったようである。
淡々としながらも、いろいろと辻褄が合うような。
話したいとか、話すべきだっ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

淡々と綴られる物語。貴族令嬢(門脇麦)と、地方出身で慶應に入学した(水原希子)の二人が交わっていく。
いかにも女性が書いた現代的な視点で良かったかな。決められたレールの上で生きるのは難しいよね。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

ちひろは、有村架純そのものかもしれないな。
独りとは、とにかく楽だし、寂しいし、苦しいし。
時折急にとことん独りになりたくなるんだな。
それでも、気づく仲間はいるだろうし。
その出会いは、避けちゃあか
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マイ・ダディ(2021年製作の映画)

4.0

なかなか良い脚本でした。
始まりは、ありきたりな父と娘の関係と、突然襲った娘の病気に立ち向かう……感じかぁと思ったら。 
うまく、昔と今がシンクロして、現代的な課題と現実、昔のお父さんではない、これま
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ハナミズキ(2010年製作の映画)

4.1

画像が無いのが残念だなぁ。
結構いいお話です。
いま人気のネトフリ「ファーストラブ初恋」を観てからの観賞なんですが、あら!これもそれに近い感じの作りだねぇと。
それは、真似たとか、盗作の類ではなく、テ
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.5

山田流の古き良き日本映画時代を取り上げた形。
その昔もこんな作品がありました。 
沢田研二も久々の演技の割には、代役を見事に演じたと思う。
菅田将暉の良さがもっと出てもよかったかな。

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様(1994年製作の映画)

3.3

この回の渥美清の体調は、とても悪かったと後年知ることになる。
だからか、寅さんに精彩が無い。
どこか、寂しい。登場時間も短い。
牧瀬里穂は、新しい満男の彼女誕生の予感をさせたが一回限り。
郵便局タイア
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

4.2

平均点は低いが、わたしゃ好きですよ。
強くてカッコいい男が、ついに大統領にまでなっちゃうんだから。
大統領専用機エア・フォース・ワンがハイジャックに。
しかし、ハリソンなら絶対負けない。
そんなことは
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.7

意外に良かった。出てくる者たちは都会の縮図?でもなく、もっともがいて生きる生々しい奴ら。
何か本音など怖くて、ただ毎日が過ぎて、でもね歩み寄ろうとする気持ちが、幸せへの第一歩。
ここの若者たち、いや様
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.0

愛する妻が殺され、犯人扱いされ、逃げる、逃げる。
そして、自ら解明する、闘う、戦う。
医者という立場を活かして、頭を使って。
こんな、知力体力で立ち向かうのは、ハリソンならでは。

大脱走(1963年製作の映画)

4.5

ナチス、ゲシュタポ、捕虜収容所。
反戦を、異国の連合軍たちが収容所から脱走する舞台劇のように描く作品だと思っている。
恐ろしい時代背景とは裏腹に、欧州の山並みが美しい。
そこへ、孤高の脱走者がマックウ
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

なんかいい展開と思いつつ、それほど盛り上がらず終わったと感じる作品。
想像できてきて、結末読めてきて。
出だしはほのぼの、良かったんだけど。
日航機墜落事故をモチーフにした、幼き男女の再会とちょいとし
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男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年製作の映画)

4.0

愛ってなんだろう
イイ女がいたとするだろう…の回。
婚期を逃した島の先生がマドンナ。こんな女性にとっても、寅さんは風のように現れて、ふらっとさせてしまう男。
川谷拓三の遠慮がちな辞書の編集者が本当にい
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男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

4.3

晩年の作品では、寅さん全盛期を醸し出すストーリーに仕上がっている。
そして松坂慶子は2回目で、前回出演を引きずっているかのように。
前回は浪速の芸者、今回も神戸の料亭の女将で事業に失敗。
もしかしてあ
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