配役はなかなか面白いと思います。
若干、展開に強引さがあるけれど、後々考えると全体的に悪くない。
それは多分原作がイイんでしょうね。読んでないけど。
でも、台詞がいちいち妙にしっくりこない。台詞の後>>続きを読む
キアヌさん余程『マトリックス』のカンフーシーンが楽しかったのか、監督として初めて挑んだ作品がコレ。
カンフー映画で、物語よりも格闘シーンに重きを置いたのに、一番見どころの格闘シーンがそもそも駄目で、>>続きを読む
戦前の、どちらかと言うと穏やかな時代からコアなストーリーが展開されて、しかも作品カテゴリーをなんと説明したものか一瞬悩むようなプロットは見事ですね。
兎に角主要な3人の女優さんが素晴らしい。
特に>>続きを読む
北野武監督が『踊る〜』シリーズを評して「本当に様々な映画をパクって売れる要素にしてる」みたいな事を言ってましたが、それ言っちゃうと『スター・ウォーズ』なんかもそうなるんですが、なんて言うかある方面に特>>続きを読む
敢えてモノクロームで描く家族もの、更に言えば親子ものなんですが、それ程抑揚もないのに魅せる映画だと思います。
素っ頓狂な親父さんではありますが、対する息子もどこか冷めてる感がするんですが、次第に少し>>続きを読む
リチャード・バックマンことスティーブン・キングの小説「死のロングウォーク」と「バトルランナー」を足して2で割ったような、所謂走る『バトル・ロワイヤル』みたいな話なんですけどもね。
しょーもない話なん>>続きを読む
コレは本当によく出来た、老若男女問わず楽しめる映画ですね。
子供には純粋な物語として、大人にも「細かすぎてつたわらないモノマネ」タとして、十二分に楽しめました。
特に大人には全方位的にネタを網羅し>>続きを読む
『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督だからと言って依怙贔屓はしません。
開始15分でおおよその、30分で確信を持ってオチが予想できる程、正直陳腐な脚本だと思います。
伏線は無駄に多いし、周りのキャスト>>続きを読む
「ディズニーランドは好きだけど、どうもウォルト・ディズニーって人は子供に夢をって言いながら拝金主義者だったんじゃないかって思うんだよねぇ。まぁそんな人とメリー・ポピンズ作者のお涙頂戴物語だろどーせ」>>続きを読む
元軍人或いは元警官という設定が抜群に似合うステイサムさんですが、今回もご多分に漏れず元麻薬潜入捜査官という事でそこの所は安心して観ていられます。
ただ至極勝手な話をさせて頂きますと、もう少しなんとい>>続きを読む
この映画の1番の見所はですね、私の大好きな『スターウォーズ/帝国の逆襲』のあのクライマックスをですね、クリスチャン・ベール君とジェラルド・バトラーさんのご両名で演じる寸劇シーンです。
今ほど有名でな>>続きを読む
まぁなにも考えずにゴチャゴチャした戦いを楽しむ映画ですからして、「これが世界で10億ドル稼いだ映画か」と感嘆しながら鑑賞するのが1番ですね。
最初から「ツッコまないぞツッコまないぞ」と念じていく姿勢が>>続きを読む
物語としての映画を観ているのにドキュメンタリーを観ているような、そんな気持ちにさせられました。
なにをやっても上手くいかないことなんてのは誰しもあることですが、「上手くいかない」=「死」という現実が>>続きを読む
今までの生涯で最も愛したバンドをあげろと言われると即座に「R.E.M.」と答える僕ですが、めっちゃ好きなバンドから最も好きなバンドへと変化したのが「Losing My Religion」という曲からで>>続きを読む
誰しも「トラウマ映画」いうのが1本くらいはあるものだと思うのですが、自分にとってのそれは、『ウエストワールド』であり、それと双璧をなすのがコレです。
この映画のせいで12歳くらいまでゴ○ブリを見たら>>続きを読む
ユーゴスラビア紛争を根底とする因縁、山奥での一騎打ちという事で、「惑星調査員」トミーさんとデル・トロさんの『ハンテッド』を彷彿とさせますが、あちらは老将フリードキン作品なので比べるのは酷ですね。
こっ>>続きを読む
ループものの中でも破綻しないようにかなりよく練られた作品だと思います。どちらかといえばマイナー作品なのに。優秀。超優秀。
1回転ではその意味を掴み切れないのですが、2回転目でようやく大筋が理解でき、>>続きを読む
ホラーの中でも「ワッと驚かせない系」のジワジワくる作品を教えろと言われると自分としては『オープンウォーター』なんですが、それは観たって大概言われるんで時々ウッカリお勧めしそうになる筆頭がコレですね。>>続きを読む
「子供のとりちがえ」による映画という事でどうしても『そして父になる』と比較してしまいそうになるけれど、『ハッピー・フィート』と『ファインディング・ニモ』を比較する程度に無駄だなと思いました。
どちらも>>続きを読む
これはまさしくマッドマックス+バイオハザード。
…を目指してうっかり失敗しちゃったんでしょうね。
まぁそもそもからしてコレB級映画なんですけども、B級にはB級の楽しみがあったりすると思うのですが、こ>>続きを読む
邦題がちょっとアレなんで、僕が新たなタイトルを考えました。
「母がたずねて三千里」(ドヤッ
未婚で身籠ったもんだから家を勘当されて修道院に幽閉された挙句、折角産まれた子供を勝手に里子に出された母親>>続きを読む
満を持して観に行った訳です。
薄ら笑いを浮かべながら。
それほど期待せずに。
周りカップルに囲まれて。
なかなか良かったね。
まず、自分のトコの名作を軽く毒牙にかけちゃったディズニーさんに敬意を表>>続きを読む
見所はアンバー・ハード嬢の見事な裸体です!以上、現場からお伝えしました。
ってレビューを終わらせたくなるほどの作品でした。
もうね、豪華俳優陣無駄遣いとかそんなチャチなもんじゃねえというポルナレフ状>>続きを読む
虚構と現実の境目を見事にやすりがけして観客に悟られないようにする手法が面白かったフランソワ・オゾン監督の『スイミング・プール』。
最近ではポール・ハギス監督も『サード・パーソン』で同じような事をしてい>>続きを読む
久しぶりに心の中でツッコミしまくった映画を観ましたよ。
ただ、始まりとラスト10分くらいは素晴らしいです。
おお!そういうことだったかっ!とは思うレベルで予想していないトリックとエピローグになってま>>続きを読む
原作を読んだことはないが、話は知っている「うたかたの日々」だったかの映画化なんですね、コレ。
20数年前にお付き合いしていたフランス文学・映画に傾倒している女性に、読んだ本が切なかったっていうのであら>>続きを読む
実際にあった事件を骨組みとして、ホラーぽい肉付けをしてるところは嫌いじゃないです。
POV形式なのも、最近特にホラー系統では食傷気味になりかけですが、使いどころだとは思うので、この映画の場合はそれでも>>続きを読む
『エンダーのゲーム』は展開急ぎすぎと言われ、『ハンガー・ゲーム』はいきなり2作目の宣伝し過ぎと言われてしまう世の中において、なんとか文句を言われないように上手くまとめてみました!
けど、なんとなくしか>>続きを読む
異母兄弟の裏切りによって刑務所に服役し、今はしがないスタントショーライダーとして生計を立てている、元・美術品窃盗専門の運び屋の男。
綺麗な奥さんと、何処か頼りないけど師匠想いの弟子と共に平穏な暮らしを>>続きを読む
レナ・オリン、ロザムンド・パイク、ジェニファー・ローレンスというなかなか面白い3人の組み合わせによる、母娘の愛憎劇ということで、予告はなかなか面白そうだったんですがね。
さしてトリックがあるわけでも>>続きを読む
パニック系POVということで、どうしてもB級臭は拭えませんが、なかなかどうして面白いです。
中盤までは比較的ダラダラ進んで「あーこういうやつねー」とか余裕ぶちかまして観てますけど、終盤「おいマジか」>>続きを読む
「恐い映画を観た後はちょっとした物音すら気になって独りで寝れない」系の人が最も観てはいけない最右翼の映画ですねコレ。
監督がジェームズ・ワンなのに脚本がリー・ワネルでないし、『悪魔の棲む家』のモデル>>続きを読む
眠れない夜に毎回BGVとして流すうちの一本。
今更特に言及するような作品でもないし、好き嫌いはラストで別れるでしょうが、まぁ映像の観点から言えば絶大なる影響を及ぼした映画として今後も語られていくのでし>>続きを読む
僕の中での「あまり普通の父親役を演じないけど、やったら意外にも似合う俳優」部門堂々の第一位ジェラルド・バトラーさん待望の戦わない普通のパパ映画です。
何かっていうと大体誰か殺したりする役多いですからね>>続きを読む
物語の中にいくつか小噺が点在していて、それがそれぞれ面白い。
だけど全体が奔放過ぎて、ダダ漏れ。
トム・ウェイツとクリストファー・ウォーケンの過去回想なんかは大変良かったわけです。
特にトム・ウェイツ>>続きを読む
『ノア 約束の舟』を観に行った際、近くの席に座っていた映画よく観に行く系奥様風の女性2人が、上映後の開口一番「ウォールフラワーの二人が良かったわー」「そうそう!」なんつって言ってたもんだから、気になっ>>続きを読む