MALPASOさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.2

画『DOGMAN/ドッグマン』

製作・監督・脚本:リュック・ベッソン

「神はすべての助けを求めるものに犬を与える」

ベッソン作品でいうと『グランブルー』のジャックとイルカ。

主人公が、ケイレブ
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.3

映画『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』

アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞ノミネート

キューバからアメリカ180キロを、フロリダ海峡を泳いで横断したダイアナ・ナイアドの実話。しかも64歳で。
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ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.3

映画『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男 』

主演のコールマン・ドミンゴがラスティンが、アカデミー主演男優賞にノミネート。

公民権運動を大きく前進させた 1963年のワシントン25万人
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.3

映画『ありふれた教室』

アカデミー国際長編映画賞ノミネート

教師カーラの学校で盗難事件が相次ぐ。クラスの子が疑われるが。
カーラの行動が波紋を呼び、事件は別の広がりを見せる。

面白かったが、アカ
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i ai(2022年製作の映画)

3.0

映画『i ai』

GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーが初監督・脚本。パンクな青春映画。
GEZANの赤が印象的。

役所陣が素晴らしい。永山瑛太と森山未來の共演って珍しい。しかもキスしてた。怖いキョ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

映画『デューン 砂の惑星 PART2 IMAX』

続編にして前作を大きく上回る傑作。
監督は、ドゥニ・ビルヌーブ。
フランク・ハーバートの世界で一番売れたSF小説と言われているのが原作。子供の頃に読
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コットンテール(2022年製作の映画)

2.9

映画『コットンテール』

リリー・フランキー演じる主人公が亡き妻の遺言であるイギリスのウィンダム湖に遺灰をまきに行く。疎遠になっていた息子と妻と孫。旅を通して家族の蟠りが解けていくという話。

監督・
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.0

映画『The Strange Thing About the Johnsons』

アリ・アスター監督のショート・フィルム。

『BEAU』同じビリー・マヨが主演。

黒人の少年がチンコいじってると、
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Beau(原題)(2011年製作の映画)

3.0

映画『BEAU』

配給の人と話していろいろ判明してきた『ボーは恐れている』、その基になったアリアスター監督の6分20秒のショート・フィルム。

ボウは、母を訪ねようと荷造りをして、部屋を出る。忘れ物
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.3

映画『π デジタル・リマスター』

天才ダーレン・アロノフスキー監督の原点をデジタル・リマスターを試写で観る。

初映は1998年。友人と原宿から渋谷へ向けて歩いていると、アスファルトの上に「π」に落
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.4

映画『瞳を閉じて』

スペインの巨匠ビクトル・エリセが31年ぶりの長編という事で観ないわけにはいかない。

主人公はおじさんだけど、今回も父娘、少女が登場する。ミステリー。

主人公は映画監督ミゲル。
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.3

映画『アーガイル』

マシュー・ボーン・ワールド!
スパイ・アクション・コメディ

ベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイが謎の男たちに突然命を狙われて・・・。
愛猫に名前がアルフィー
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.4

映画『ミッシング』

監督・脚本は吉田恵輔。今回も素晴らしい。『空白』『ヒメアノ〜ル』と毎回ズシンとくる傑作を生む邦画では貴重な監督。夫婦のやりとりなど、今回も人と人の繋がりにおける微妙な相違など描く
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

2.9

映画『52ヘルツのクジラたち』

原作は本屋大賞のベストセラー小説。杉咲花の演技は今回も素晴らしい!

虐待を受けてきた主人公がトランスジェンダーの友人の愛を接触する。いろんな問題を詰め込んで、これ現
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.3

映画『ゴールド・ボーイ』

中国で再生回数20億回超え!ベストセラー「坏小孩」が原作。
監督は金子修介。

面白い!
殺人現場を偶然カメラに収めた少年たちと知能犯の対決!

妻の父母を殺す悪い男を岡田
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

映画『アメリカン・フィクション』

アカデミー賞作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、作曲賞ノミネート。

主人公は売れない黒人作家のモンク。

演じるのは名バイプレーヤーのジェフリー・ライト。
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関心領域(2023年製作の映画)

3.5

映画『ZONE OF INTERST』

カンヌ国際映画祭パルムドール。アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞、音響賞ノミネート。

『落下の解剖学』にも主演しているサンドラ・ヒュラーが収
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.4

映画『コット、はじまりの夏』

昨年のアカデミー国際長編賞ノミーネート作品。

素晴らしい!

舞台は1981年のアイルランドの田舎。主人公は9歳の少女コット。1人の少女の運命が大きく変わるであろう夏
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.5

映画『ROBOT DREAMS』

アカデミー長編アニメーション・ノミネート

舞台は80年代のニューヨーク。動物たちが人間のように暮らしている。孤独を感じた主人公の犬は、1体のロボットを注文する。
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.2

映画『違う惑星の変な恋人』

監督:木村聡志監督。
4角関係、恋愛群像コメディ。

予想したよりも面白かった。ウディ・アレンの作品を若くしたような雰囲気。
筧美和子についてこれまで何も思わなかったけど
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

3.0

映画『悪魔がはらわたでいけにえで私』

監督・脚本は宇賀那健一。この先も期待の鬼才!
『死霊のはらわた』、『悪魔のいけにえ』、『エクソシスト』、『2001年宇宙の旅』・・・僕らが熱狂したSF、ホラー・
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.8

映画『マダム・ウェブ』

ただ逃げるだけの主人公と女の子たち。ヒーロー誕生ものとも言えないようなお話。ドラマ・シリーズのせめて2話目くらいなら耐えられるような脚本。

いろいろ酷評されてるけど、『ター
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.6

映画『アイアン・クロー』

アカデミー賞になんらかノミネートされるかと思っていたが。

馬場や猪木を苦しめた『鉄の爪:アイアン・クロー』フリッツ・フォン・エリック。彼の次男ケビンを主人公に悲劇の一家を
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.3

映画『悪は存在しない』

脚本・監督は濱口竜介。今回も棒読の演技演出。さらにはスタッフを主役にするというイーストウッドのような事をやっている。あまりに棒読み過ぎて笑ってしまうシーンもある。

説明会の
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

映画『カラー・パープル』

アカデミー助演女優賞ノミネート

スティーブン・スピルバーグ監督1985年の名作がミュージカル映画としてリメイク。ブロードウェイのミュージカル版が基。アリスてウォーカーの原
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罪と悪(2024年製作の映画)

2.8

映画『罪と悪』

長編デビューとなる齊藤勇起監督のオリジナル脚本。
出演は、高良健吾、大東駿介、石田卓也。

過去に13歳の少年が殺された事件と現代に起きた新たな事件。かつて少年だった若者たちが、今と
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.0

映画『ペナルティ・ループ』

ループものはすでに定番のジャンルと言ってほど。ループものは好きで昔からたくさん観てるが、今回は設定が特に面白い!

今回は、恋人を殺された男が、何度も何度も殺した男に復讐
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.6

映画『雪山の絆』

アカデミー賞国際長編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞ノミネート。

監督は、『ジュラシック・ワールド 炎の王国』『永遠のこどもたち』のJ・A・バヨナ。93年版同様チーム・ス
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.6

『The Holdovers』

監督は名匠アレクサンダー・ペイン。主演は、ポール・ジアマッティ。

アカデミー賞作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、編集賞の5部門にノミネート。

舞台は1970
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.2

映画『みなに幸あれ』

宇多田ヒカルが歌った
♪ 誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ みんなの願いは同時には叶わない
を思い出す。

「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」というテーマ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.3

映画『ボーはおそれている』

監督は、鬼才アリ・アスター。
主演はホアキン・フェニックス。『ナポレオン』を演じてた事を忘れるほどの役作り。自身よりもだいぶ年上の老人を違和感なく演じていつ。

怪死した
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異人たち(2023年製作の映画)

3.8

映画『異人たち』

山田太一の小説『異人たちとの夏』
、大林宣彦の1988年の映画に次ぐ、映画化。監督は、『荒野にて』のアンドリュー・ヘイ。

舞台はイギリス・ロンドン。
時を経て現代、喪失と癒しの物
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

3.5

映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』

衝撃の連発!

監督は『シティ・オブ・ジョイ~世界を変える真実の声~』のマドレーヌ・ギャヴィン。

北朝鮮の家族の脱北の模様を追ったドキュメンタリー。総移動距離1
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

3.5

映画『マリウポリの20日間』

アカデミー長編ドキュメンタリー・ノミネート

命懸けで撮影されたドキュメンタリー。ウクライナ・マウリポリ市内に1人残ったジャーナリストのミスティスラフ・チェルノフが、A
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レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.4

映画『レオノールの脳内ヒプナゴジア』

フィリピン映画。

監督・脚本は新鋭マルティカ・ラミレス・エスコバル。初長編監督作品。

映画の監督だったレオノール・レイエス。72歳になり引退したが、映画のた
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葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

3.4

映画『葬送のカーネーション』

トルコ映画。

運転席の汚れた窓・・・冒頭のショットから信用できる作り手だなと判断できる映像。

監督は新鋭ベキル・ビュルビュル。
舞台はトルコ南東部。亡き妻を故郷に埋
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