MALPASOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.6

映画『ファースト・カウ』

傑作!

監督はケリー・ライカート。
開拓時代、さすらい、男2人の友情・・・これまで描いてきた作品と同様のテーマで、舞台のオレゴンは、彼女が「可能性に満ちた未開の地」として
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Winter boy(2022年製作の映画)

3.3

映画『Winter Boy』

フランス映画

17歳リュカは父が急死し、その後兄が住むパリで、兄の同居人でアーティストのリリオに惹かれていく。
同性愛の青年のもやもやした刺激的な日々が描かれる。クリ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.2

映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』

監督:タイカ・ワイティティ
主演:マイケル・ファスベンダー

2001年にFIFAで31-0と惨敗したサモアのサッカーチームの実話。
なんとか得点し、1勝するため
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.2

映画『REBEL MOON: パート1 炎の子』

監督は、ザック・スナイダー!
構想20年以上。SFスペクタクル2部作の第1部。

主演はソフィア・ブテラ。ペ・ドゥナ、アンソニー・ホプキンス、チャー
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.3

映画『マエストロ その音楽と愛と』

Netflix作品。
もともとスピルバーグが監督する予定だった作品。『アリー スター誕生』での監督の手腕を見て、ブラッドリー・クーパーに譲った作品。製作はマーティ
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タイガー・ストライプス(2023年製作の映画)

3.2

映画『タイガー ストライプス』
マレーシア、台湾、シンガポール、フランス、ドイツ、オランダ、インドネシア 、カタール
@TOKYO Filmex

監督・脚本はアマンダ ネル ユー。
監督デビュー作。
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川辺の過ち(2023年製作の映画)

3.3

映画『川辺の過ち』
中国
@TOKYO Filmex

監督:ウェイ・シュージュン

90年代の中国の田舎が舞台。
この頃はまだだいぶ日本よりも遅れていたので、70年代のような雰囲気。16ミリで撮影
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命は安く、トイレットペーパーは高い(1989年製作の映画)

3.0

映画『命は安く、トイレットペーパーは高い』
Life is Cheap... but Toilet Paper is Expensive
アメリカ
@TOKYO Filmex

監督:ウェイン・ワン
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

映画『オッペンハイマー IMAX』

アカデミー賞13部門ノミネートの大本命!

実は鑑賞は2回目。IMAXでは初。

池袋シネマサンシャインの巨大な画面で観る「トリニティ実験」の模様は大迫力!
IM
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

2.9

映画『モナリザ・アンド ザ ブラッド ムーン』

監督はアナ・リリー・アミールプール。

広角レンズを多用しているせいか、80年代ビデオ時代の映画のようなテイストを感じる。

ハードル上がってたけど、
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.0

映画『エクソシスト 信じる者』

名作『エクソシスト』の正統な続編。舞台は50年後の現在。

森で行方不明になった黒人と白人の2人の少女。3日後に帰宅するが、悪魔が憑依。悪魔祓いの儀式が始まる。
前半
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.7

映画『20000種のハチ』
スペイン
@東京国際映画祭

ベルリン映画祭で主演のソフィア・オテロ8歳は、史上最年少で主演俳優賞受賞。
男の子として生まれて来たけど、自分は女の子なのだと気づく、性別に悩
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耳をかたむけて(2023年製作の映画)

3.3

映画『耳をかたむけて』
中国
@東京国際映画祭

監督:リュウ・ジャイン
『鵞鳥湖の夜』のフー・ゴーが違った顔をみせる。今回は地味で真面目な男。

弔文を書くことが仕事の主人公。
作家を目指してバイト
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野獣のゴスペル(2023年製作の映画)

3.3

映画『野獣のゴスペル』
フィリピン
@東京国際映画祭

フィリピンの闇社会に足を踏み入れた少年。目の前で行われる残忍で無慈悲な行為に少年は・・・。

救いのない、抜け出せない貧困と闇の世界で生きる少年
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開拓者たち(2023年製作の映画)

3.4

映画『開拓者たち』
チリ/アルゼンチン/オランダ
@東京国際映画祭

舞台は、20世紀初頭のパタゴニア地方。

先住民を殺害することを目的として旅する白人たちと行動を共にする青年。彼は、白人と先住民の
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スルタナの夢(2023年製作の映画)

3.3

映画『スルタナの夢』
スペイン/ドイツ
@東京国際映画祭

アニメーション
物語のモチーフになっているのは、1905年にインドのベンガルで書かれたフェミニスト短編小説。

ヨーロッパに住むインド系の主
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魔術(2023年製作の映画)

3.3

映画『魔術』
チリ/メキシコ/ドイツ
@東京国際映画祭

舞台は1880年のチリ。
ドイツ人の羊牧場で働く先住民の家族。主人公は父親を殺害され13歳の先住民の少女。助けを求めた祈祷師がドイツ人の子ども
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マリア(2023年製作の映画)

3.4

映画『マリア』
イラン
@東京国際映画祭

女優の転落死をめぐるミステリー。防犯カメラの映像を細かに推理し、次々と事実が明らかになっていく。行きつくのは、意外過ぎる真相!実話が基とは。

冒頭の事故の
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ディープ・ブレス 女性映画監督たち(2023年製作の映画)

3.2

映画『ディープ・ブレス 女性映画監替たち』
バスク自治州
@東京国際映画祭

変わった作風のドキュメンタリー。3人の女性ダイバーが案内役で、スペイン・バスク地方の女性映画監たちの過去と現在を語る。
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

3.3

映画『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』

チリ/メキシコ/ドイツ

監督は、スペインの巨匠ペドロ・アルモバルド73歳。初の西部劇。31分の短編。

主演は、イーサン・ホークとペドロ・パスカル。あとは
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鳥たちへの説教(2023年製作の映画)

2.9

映画『鳥たちへの説教』
アゼルバイジャン
@東京国際映画映画祭

戦争の悲しさをテーマに描いたアート過ぎる映画。とにかくワンシーン、ワンシーンが素晴らしい写真。

たいへんアート色の強い作品で、よくわ
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相撲ディーディー(2023年製作の映画)

2.9

映画『相撲ディーディー』
インド
@東京国際映画祭

相撲に挑むインドの女性が主人公。

日本にやってきてからが無茶苦茶。師匠の住まいとか普通の田舎の家。『ベストキッド』のような荒唐無稽なトレーニング
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犯罪者たち(2023年製作の映画)

3.5

映画『犯罪者たち』
アルゼンチン/ブラジル/ルクセンブルク/チリ@東京国際映画祭

面白い!

銀行の金を盗んだ行員が、同僚に大金を託し自首。刑期の3年を終えた後に山分けする計画。2人の男をめぐる物語
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バイタル・サイン(2023年製作の映画)

3.1

映画『バイタル・サイン』
@東京国際映画祭
香港

バイタルサインは、生命兆候という意味の医学・医療用語。

シングル・ファーザーのベテラン救命士が子育てや仕事に悩む人間ドラマ。やんちゃな看護師の妹の
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オールド・フォックス 11歳の選択(2023年製作の映画)

3.4

映画『Old Fox』
@東京国際映画祭
台湾

舞台は1989年の台湾。
国民党一党支配が、1988年、蒋経国の死去で揺らぎ始め、李登輝の総統就任の頃から政治的民主化の波が押し寄せた時代。
物価も上
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タタミ(2023年製作の映画)

3.2

映画『タタミ』
ジョージア/アメリカ

『聖地には蜘蛛が巣を張る』の女優ザル・アミールとイスラエルのガイ・ナッティヴが共同監督。

イスラエルを国と認めないイラン。主人公のレスリング選手は、イスラエル
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ゴンドラ(2023年製作の映画)

3.5

映画『ゴンドラ』
ドイツ/ジョージア
@東京国際映画祭

監督は、『ツバル TUVALU』 、『ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を』のファイト・ヘルマー。
この監督の作品は台詞をいっさい使わない。『ぼ
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ロシナンテ(2023年製作の映画)

3.2

映画『ロシナンテ』
トルコ
@東京国際映画祭

失業中の夫と保険勧誘のテレフォン・ワークを在宅で行う妻。息子は話す事ができない幼い息子。
夫はバイクタクシーを始めるが・・・。

既視感ある映画だと思っ
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雪豹(2023年製作の映画)

3.1

映画『雪豹』
中国
@東京国際映画祭

監督は5月に亡くなったチベットのペマ・ツェテン。

チベットの奥深い山村。雪豹を巡って対立する村の人々と都会から来たドキュメンタリーの撮影隊。

雪豹を神聖なも
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ロクサナ(2023年製作の映画)

3.3

映画『ロクサナ』
イラン 
@東京国際映画祭

主人公が惚れた女に振り回され、とんでもない事に発展していく。
ファムファタールもの。
文化の違い、社会の違いが描かれているのが興味深い。
鞭打ち刑の前に
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.3

映画『サンクスギビング』

マサチューセッツでの暮らしについて話そう
僕の会った人々について話そう
そしてマサチューセッツの光は全て落ちた
マサチューセッツは僕が見た唯一の場所さ
僕はマサチューセッツ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

映画『ナポレオン』

面白い!

監督は巨匠リドリー・スコット。
ナポレオン・ボナパルトを演じるのはホアキン・フェニックス。
ナポレオンって、皇帝として知られているけど、どこかゲバラなどともダブる革命
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.5

映画『マーベルズ』

人種を超えたヒーロー「かしまし娘」

MCU史上最大の大コケではないかという現状。
これ脚本が破綻してるし、シーン事の余白がないため、ダイジェスト観せられてるみたい。テンポを出す
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花腐し(2023年製作の映画)

3.1

映画『花腐し』

18禁。
監督は『火口のふたり』の荒井晴彦。綾野剛、柄本佑、さとうほなみが主役。

ポルノ業界へのレクイエム的な映画なので、全編ほぼポルノ。『火口のふたり』同様ずっと濡れ場。「濡れ場
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デシベル(2022年製作の映画)

3.3

映画『デシベル』

舞台は釜山。
音の大きさ「デシベル」に反応する爆弾テロが発生。元海軍副長カン・ドヨンに脅迫電話がかかってくる。犯行の動機となる軍を巡る悲惨な事件。過去が明らかになる。

よくある爆
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

2.8

映画『駒田蒸溜所へようこそ』

アニメーション。
「ジャパニーズウイスキー」をめぐる人間ドラマ。

ウイスキーについて取材する事になったニュースサイトの記者、亡き父の意志を継ぎ「駒田蒸留所」の社長にな
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