このレビューはネタバレを含みます
フュリオサはウェイストランドで数少ない"希望の種"を植えることができる人物。
「希望は持たぬことだ。心が壊れたら残るのは狂気だけだ。」とFury Roadでマックスが言うように、あの世界では希望>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
神話的だとか、荘厳なスペクタクル巨編だとかいうイメージが強かったが、内容は明快で映画館という環境を含めたエンタメとして綺麗に仕上がっている印象。
フレメンとしてまた、救世主"クウィサッツ・ハデラッ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
谷口大祐を演じた男は鏡を見るたびに、城戸は義父母との食卓での会話のような話を幾度となく耳にするたびに家族(血)の呪縛に苦しんでいた。
年齢を重ねるにつれて、若い頃、反面教師だと思っていた父親に似て>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
白昼堂々とタイトルバックにまさに昇る悪魔の姿がやけに神々しい皮肉。
閉ざされたマンションフロアでバトルロワイヤルとなると、隣人の活躍を期待したが、あっさり退場。家族水入らずで刺すわ、燃やすわの大混>>続きを読む
せっかくティーン3人並べるならもっとこの世代ならではの怖いもの知らずなノリを見せるシーンがあっても良いのでは?去年のタートルズや私ときどきレッサーパンダを見習って欲しいところ。
さっきまでオドオド>>続きを読む
冒頭、森の中で彷徨う老婦の姿にゾクゾクさせられて、優しい祖母の失踪から、ドス黒いお袋(祖母)の味までは楽しめた。
このレビューはネタバレを含みます
「応答せよ、応答せよ、こちらあみ子」
「みんな秘密にするよね、毎日いっつも」
トランシーバーの片方からも学校の同級生も想いを寄せる人も、家族さえも返事をしてくれない。
辛いのは、食卓での母の視>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人生に絶望して身を投げた女性が無垢な姿で生まれ変わり、第二の人生を突き進む姿は、まさに人生を通した成長のハイライトを観ている気分。
ベラの行動が初めは衝動的で野蛮に見えるが、幼児の欲求と大人の肉体>>続きを読む
年頃にいきなりおっさん化した兄が帰ってきたらもっと嫌がってもいい妹が驚くほど良心的で理解が早い。妹筆頭に取り巻く人達の人柄が良過ぎる(カウンセラー除く
そして、今回ももれなく爆イケティーンガール役>>続きを読む
ジョン・ワッツ監督、根っからの悪気は無いやんちゃな子供にガチ説教するおっさんを撮らせたら世界一なのでは?
ただ、大人のガチに直面した後の子供達に芯が通る姿もきっちり描くあたりが趣味で終わらないとこ>>続きを読む
トラウマを抱えた美人が荒んで飲んだくれスタートは意外と見たことないぞ!、と思うと同時にミッドサマーの序盤を想起させた。
ワンシチュエーションで飽きさせない展開はハラハラとじっとりのバランスが良い。>>続きを読む
自白を迫られたフレディの「Destiny's Child did it better.」で爆笑。
ヘレン・ミレン、ルーシー・リュー、ジャイモン・フンスーが揃って子供の発表会に付き合ってくれてる温度>>続きを読む
他人の思惑の渦の中で抗えない欲望の波に翻弄される主人公を描くのが本当に巧い監督だな、としみじみ思わされる。(先にお嬢さん、別れる決心鑑賞)
他人から受けた悪意は根深く残るが、他人にした悪事はすぐに>>続きを読む
思春期のさまざまな変化を迎えた娘の葛藤と変わらないかわいい娘を期待する母のすれ違いを、Y2Kを舞台に現代のティーンに向けたメッセージとして描いている。
ことごとくやって欲しくない最悪のシナリオをこ>>続きを読む
開放的な島の風景と裏腹に、妙に湿度が高く体温をギリギリ感じる距離感と閉鎖感をじっとり感じさせる前半。
そこから次第に3人それぞれが解放されていく様は爽快でもあり無常さも感じる。
オカルトの森で>>続きを読む
強い信念を持った父、おてんばな妹、一見危なく見えるが実は有能過ぎる叔父に革命戦士の祖母。そんな一癖も二癖もある家族の愛を受けて育ったハイメの純粋さが、この映画の爽快なトーンに繋がっていると感じた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
海水で戻す前、細オームの走り方が変だったのをしっかり回収する丁寧さ。(理由も納得
ちゃんと見せるメラの火傷跡。
モモアマンの背中に絡まりながら海に帰るトポちゃんの可愛さ。
変なとこが丁寧な割に>>続きを読む