Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価

Utaromurano

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ビニールハウス(2022年製作の映画)

4.0

トラジコメディとして見応えあった。不幸の釣瓶打ちな展開は確かに半地下はまだマシって感じ。脚本とキム・ソヒョンの演技が素晴らしく引き込まれた。

残酷おんな情死(1970年製作の映画)

4.0

とにかく真里アンヌが最高。
ロマンポルノ以前の西村昭五郎作品は本作といい花を喰う蟲といい演出がスタイリッシュでカッコいい。ハードボイルドな作風も良い。

人数の町(2020年製作の映画)

5.0

最新作のペナルティループが素晴らしかった荒木伸二だが長編デビューの本作も良かった。プロットがユニークで引き込まれた。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ面白い。脚本と撮影が素晴らしく引き込まれた。オフビートな作風も好みだった。ボーリング場のシーンが良い。若葉竜也と伊勢谷友介の演技も素晴らしく見応えあった。

過去のない男(2002年製作の映画)

5.0

カウリスマキの映画はやっぱ面白い。犬の名前がハンニバルなのツボ。電車でクレイジーケンバンドをバックに寿司食べてるシーンが印象深い。

罪と罰(1983年製作の映画)

4.0

長編一作目にして既にカウリスマキの個性全開で興味深く観れた。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

リュック・ベッソン版ジョーカーな傑作。ニキータやレオン等全盛期の作品のテイストが戻って来た感じで楽しめた。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技も素晴らしい。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

早くも今年ベスト級の傑作に出会ってしまった。凄すぎる。前作同様にIMAX映えするビジュアルが素晴らしく引き込まれる。スペクタクルなシーンも増えていて最高。ティモシー・シャラメを筆頭に豪華なキャスト陣の>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

5.0

アキ・カウリスマキの映画はやっぱ面白い。独特のテンポ感がクセになる。意外とノワール風な展開になるのも面白い。主人公の乗ってるキャデラックがカッコいい。

ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼(1970年製作の映画)

5.0

ヒッチコックだけじゃなくゴダールからの影響も強く感じる。初期のデパルマ作品は実験的で面白い。be black babyの場面が衝撃的。そこで警官を演じるデニーロの演技が凄い。デパルマ作品らしく映像テク>>続きを読む

悪魔の毒々プラトーン(1988年製作の映画)

4.0

エログロとユーモア満載の安定のトロマムービーで楽しめた。いつもよりビッグスケールなアクションシーンが見応えある。

御婚礼/ザ・ウェディング・パーティー(1969年製作の映画)

4.0

クラシックなサイレント映画のドタバタコメディ風な演出とジャンプカット等のヌーヴェルバーグ的な演出が混じっているのが面白い。デパルマの映画青年ぶりがわかる興味深い初期作だった。若きデニーロやビルフィンレ>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

5.0

最新作の『枯れ葉』が素晴らしかったので遡って初期作の本作も観てみたらすっかりアキ・カウリスマキにハマってしまった。『枯れ葉』との共通点も多く初期から作風が一貫している事がわかり興味深く観れた。初デート>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

やりすぎなどんでん返しやチープなCG等ちょっとした欠点もあるがお得意のスタイリッシュなアクションで見応えのある作品に仕上げるマシュー・ヴォーンの手腕に脱帽。サム・ロックウェルの演技も良かった。

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

ミニマルな演出とオフビートなユーモアがクセになる。監督の映画愛も伝わる素晴らしい作品だった。

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

4.0

不二子の魅力全開で楽しめた。やっぱ小池ルパンは面白い。そろそろ新作が見たい。

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

5.0

小池健の手がけるルパン三世はやっぱ最高。前作でも驚かされたハイクオリティなアニメーション表現がさらに進化していて見応えある。五ェ門のアクションシーンが最高にかっこいい。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

5.0

原作よりにしつつスタイリッシュで新しさも感じるキャラクターデザインが素晴らしい。アニメーションのクオリティも高く見応えある。ハードボイルドな作風でアクションシーン、お色気シーンもあってルパン三世の劇場>>続きを読む

夜を走る(2021年製作の映画)

4.0

予想のつかない方向に進んでいくストーリーがユニークで引き込まれた。インディーズの邦画とは思えない程洗練されたルックの良さも魅力的。足立智充の演技も素晴らしい。

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

終盤がやや退屈するが評判ほど悪い作品ではない。物語自体は00年代が舞台だが70~80年代のハリウッド映画のテイストがあって意外と面白かった。フレンチコネクションのカーチェイスや地下鉄のシーンみたいなシ>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

ヒューマンドラマとして見応えある。マイケル・ファスベンダーの演技が素晴らしい。タイカ・ワイティティらしいユーモア満載で楽しめた。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

脚本が秀逸で法廷劇、サスペンスとしてかなり面白い。
ザンドラ・ヒュラーの演技も素晴らしく引き込まれる。

ピラニア(1978年製作の映画)

4.0

ジョーズの二番煎じではあるがジョー・ダンテの個性が発揮されていて中々面白い作品に仕上がっている。スピルバーグに褒められたのも納得。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

5.0

悪夢をそのまま映像化しちゃったような感じでめちゃくちゃ面白い。アリ・アスターらしい恐怖の中に絶妙に笑いが入り混じったような作風が最高。前2作と違ってホラーというジャンルの枠組みが無くなった分だけ作家性>>続きを読む

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

発想やシチュエーションは面白い。レストランのセットも良い。恐怖描写が控えめでスプラッター描写もほとんど無いのでホラー映画としてはやや物足りなさを感じる。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

シチュエーションをうまくいかした展開がスリリングでサスペンスとして良く出来ていて楽しめた。セットや衣装も素晴らしい。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

5.0

オリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーンの3人の演技がとにかく素晴らしい。他の作品に比べると控えめではあるがランティモスの個性も出ていて見応えあった。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

5.0

ランティモス版テオレマな傑作。ブラックな笑いとシュールで独特な絵作りやカメラワークがクセになる。とにかくヤバいバリー・コーガンの演技が印象深い。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

パニック障害にPMSといった生きにくさを抱えた二人の友情でも恋愛でもない名付けようのない不思議な関係性がユニークでヒューマンドラマとして楽しめた。16mmフィルムの温かみを感じる映像も魅力的だった。

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.0

ポール・ダノの演技が素晴らしい。テンポ良くスリリングな展開で楽しめた。挿入曲のチョイスも良い。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

文句なしの大傑作。ランティモスらしいシュールで独特の世界観が最高。魚眼レンズを使った風変わりな映像も魅力的。そして何よりエマ・ストーンが素晴らしい。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

5.0

シュールでクレイジーでダークなランティモスらしい傑作。初期はここまで狂ってたんだな。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

史上最高のライブフィルムと言っても過言ではない傑作。トーキングヘッズの圧巻のパフォーマンスをIMAXで観られるなんて最高。レストアされて新作かと見まちがうぐらい向上した画質と音響がたまらない。

ガス人間第1号(1960年製作の映画)

5.0

変身人間シリーズの最高傑作。特撮だけじゃなくドラマにも見応えある。八千草薫演じる藤千代の美しさも印象深い。

電送人間(1960年製作の映画)

4.0

復讐劇としてストーリーが良く出来ていて電送装置の発想も面白く楽しめた。

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