このレビューはネタバレを含みます
福山雅治演じる弁護士重盛が、最初はあまり関心がなかったのにどんどん前のめりになっていく展開がこちらをものめり込ませる演出がすばらしい。
役所広司演じる摂津は、他人の罪を背負う、身代わりになる、取り込>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どう映画に愛されのかという切り口のドキュメンタリーなのかと思ったら、タランティーノ(以下タラ)に愛された演者とスタッフが撮影裏話などをまじえてタラについてのエピソードを語るといった作り。
タラ作品を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
テクノのヤンの頭の中を巡る旅がとても印象的。ヤンはあの後どうなったか分からないけど、たぶんもう会えない人との向き合い方みたいなものを提示された気分。
食器を動かす音や歩く音、いろんなSEが大きく、静け>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
現代における姥捨山の在り方を描いた寓話なのだろうと思った。
登場人物がそれぞれの心の内や心情を語ることがほぼなく、表情と行動から察するしかない。すべてをセリフで説明してしまう今の映像作品に慣れてしまっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりにアメリカ映画で日本らしからぬ日本の景色を見たけど、分かっててやってると思うから怒るのは粋ではない。それはご愛嬌。
あくまでもアクションコメディとして見ると楽しめるのではないかなと。まじめな何>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アクション大作らしい展開。何も考えずに楽しめる。しかし若干ストーリー展開に強引さを感じる。
登場人物の行動に不可解な点がいくつかあり、そこが引っかかったまま進んでいってしまった。
とは言ってもサービス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
震災をモチーフにある事件が起こり、関係者それぞれの過去を掘り下げる展開。
人の命とは何なのか、誰のために生きていくのか、残された者たちはどう生きていくべきか、何のために生きていくのか、震災で負った傷を>>続きを読む
この時代の黒人たちのリアルな気持ちが痛いほどひしひしと伝わる。歴史を知らないで中途半端な気持ちで人種差別問題に関わってはいけないとすら思う。周りの外国人を差別しないことから始めなければ大きな問題は解決>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウォーターゲート事件を取材した2人の記者のドラマ。
盛り上げる演出などは一切ないのに画面から目が離せなくなるのは主役の2人と監督の演出力なのだろう。
連絡手段が固定電話しかなく、取材するには足を運ばな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
歴史的事実を基に報道のあるべき姿を描いた良質なドラマと表現すると薄っぺらな言葉になるが、これを実行できている組織は今どのくらいあるだろうと考えると空恐ろしいものがある。報道に携わろうとしている人は必見>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作未読。上下巻あるような長い原作を映画化するとどうしてもダイジェスト版になってしまうのかなと。鳩は何を意味するのかが明確にならず、消化不良感が残る。電通が製作に入っているからか映画畑の本職ではなくテ>>続きを読む