Zumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

偽りなき者(2012年製作の映画)

3.8

小さなコミュニティ


今作の最大のテーマは村八分ということに尽きるだろう。


全体を見た時に、嫌われ者が必要なのかもしれない。
みんなで仲良くやっては行けないものなのか。
そんな綺麗事で収まるよう
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

レイヤー

頭を本当にフル回転させて疾走した映画。

ノーラン節全開の、シンメトリーがそこここに散りばめられた最高の芸術。

重層的でまず、設定を理解するのが大変。更に、ストーリーもとてもよく練られて
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

美術展覧、廻廊を回っている気分。

次々と、画面に映し出される映像の数々はほとんど全てにおいて芸術的で幾重にもなる重層的な意味を孕むものに見えて仕方がなかった。

抒情詩とでも言おうか、画面に出ている
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

1.5

アメリカ黄金期

ウォール街でのレオ様の派手物は、既視感が、、、。
時系列的に逆なんだろうが笑

29分56秒で、初お目見えのレオ様とその映画を通してのどんちゃん感は少し苦手なタイプだった。


結局
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.3

気品溢れる絵画。

今までたくさんの、古風ヨーロッパをモチーフにしたものや、ワンカットごとに美しいものを観てきたが、この作品こそが真に「全てのカットが絵画のよう」と言えるべきだろう。

その、絵画の連
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.7

幻想的かつ視覚効果の高い、満天の星空のカットから始まる印象的な冒頭シーンはこの作品の伝えたい結果だと思いました。

現代にはびこる癒着した終身雇用の制度や、無駄な労力を上司の絶対的なものとするくだらな
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.2

むき出しの、若さ。

幻想的なカット割り、美しい風景、美しい人間、心の乱れ。。


明日に向かう、妹の全力疾走。



A24製作の映画には、毎度驚かされる。
且つ、共通する感情が湧き出る。
なんとも
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.2

あの名曲から、から30余年。

父親が、好きな映画で
先日観賞。。。

時代と、気候と、文化の違いが身の芯まで享受することの出来る作品。

製作国が、西ドイツという冷戦時代の名残を映画の外側から学び、
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.5

演者、アングルは、いいのに
編集とかカット割りが......

かなり残念な作品。
惜しいんだよなぁ

いきなり始まる展開で、エジソンについての予備知識は絶対に必要だしある程度わかった状態で鑑賞したも
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IT/イット(1990年製作の映画)

1.7

3時間の超大傑作。

ホラーが、本当に苦手で
弟と共に鑑賞したのだが、今作はただただ長い。

間延びして、しまりのない終わり方。

本当に苦痛で、A面・B面で似そうに別れているのだが前半が終わった時に
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

2.6

脳溶け映画

ゆるゆる過ぎて、鑑賞後はとろけてしまう。

「ドンブラコッコスッコッコ」
1番好きなフレーズ笑
終始、かわいくふわふわとした感じでストーリーはかなり、感動するような展開。

周りから、鑑
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

1.5

ハマれない。

ジェニファーローレンスがとても気になっていた時に、結局後回しになっていたシリーズ。

独自の世界の中で繰り広げられる、
「ハンガーゲーム」

こういった類の映画は、たまに観ると撮っても
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.4

陰謀まみれ。親切設計。

初見でしっかりと、分かるように構成され計算し尽くされた一作。

陰謀につぐ陰謀で、ストーリー自体かなり複雑なものの
時間軸を巻き戻しながら、十二分に説明してくれている。
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.2

ぶっとび


っていうことを表現したさが詰まった109分。
これぞ、ハーレイらしさ
嫌いじゃないけど、好きではない作品。

日本人の言う、アメリカンな感じ
まさしくその表現が適していると思われる。
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.6

A24ファンタジー作品。

何度も、言われていることであろうが敢えてもういちどあらためていう。
この作品には、あのハリーポッターシリーズのハリーポッター役「ダニエル・ラドクリフ」が、死体役として出てい
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

ジェイコブ君みたさ。(再鑑賞)

以前に一度見ていたが、ジョン・F・ドノヴァンの映画以来、ジェイコブ君の熱演が頭から離れずにもう一度手に取っていた。

かなり、唸る。

ジェイコブ・トレンブレイという
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サーフズ・アップ(2007年製作の映画)

4.3

劇場で、2回観た作品。

個人的に、かなり好きなフレーズが(セリフが)沢山ちりばめられており、変にくせもなく真っ直ぐに観られるので少し気分が乗らない時などに観るとかなり元気づけられる。

まず、ひとつ
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JOY(2015年製作の映画)

2.1

成功談。と割り切って始まる映画だが

結果から言えることとして、映画自体はよくあるサクセスストーリーでは無い。
むしろ、努力しても努力してもなかなか、周りから認められることはなく映画などでは取り扱われ
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.4

サイコスリラー。

キャシーベイツ演じるアニーの、曲がった愛情が心の奥底に恐怖として突き刺さった。

映画冒頭、いきなり大事故から始まり観客の注意を一気に引き込んだ。

訳の分からないまま、ある程度進
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.2

昼食後、軽く観ようと思い観たが見事に爆睡。

正直、もっとアクションシーンが多くドンパチ系かと思いきや、期待は大きく裏切られ以外とダレた。


ヒューゴの登場には歓喜して、そこからグッと惹かれたが、キ
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2(2012年製作の映画)

4.3

ついに終幕。


実質、2日で見終えたシリーズだが一貫して言えることが2つ。


純愛って最高。
と、
美男美女は目の保養。

正直、ストーリー自体そんなにで特に設定に関しては結構ガバガバな部分が、初
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1(2011年製作の映画)

3.8

幸せなシーンの多い今作。
結婚に、ハネムーン、プライベートアイランドでの濃厚な時間。

愛を育む、人間とバンパイア。
(ん〜響きが良い。)

ジェイコブとエドワードの犬猿の仲は、相変わらずで、、と思っ
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エクリプス トワイライト・サーガ(2010年製作の映画)

3.7

シリーズ第三作目。

ヴィクトリアの復讐劇だった今作は、監督が毎度のこと変わるが雰囲気作りがとてもうまいなと感じた。

夢心地になるような薄紫色の花畑での二人の会話のシーンや、キラユーテ族の会談のシー
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ニュームーン トワイライト・サーガ(2009年製作の映画)

3.8

前作より引き続き、ジェイコブが筋肉隆々で登場。

1作目で少し話に出ていた、オオカミ族と吸血鬼族の宿敵同士という関係に、恋愛関係が交錯してとても複雑な状況に置かれているベラを演じるクリステンの演技が素
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.6

ファンタジーラブロマンス

美しい、童話や絵本のような世界観の中現代の高校生の生活とが混ざり合いながら織り成される映像の数々。

音楽がまた、美しくとても没入感の高い体験ができる。

2008年と、一
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

2.9

メリーポピンズリターンズ

音楽と、ファンタジーの織り成すテーマパーク。

効果的な、音楽とTheミュージカルというような王道の曲調は安心感があり最後まで退屈することなく楽しめた。

落ち葉が踊り、バ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.6

BTTFシリーズ最終作。

今度は大幅に過去へとタイムスリップし、また素晴らしいやり取りを繰り広げてくれました✨
最後のシーンは切なさとこれでいいんだという納得、様々な感情が渦巻いていました。


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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

5.0

BTTFシリーズで最も好きな作品✨
Part1と同じようにドクのドクっぷりと大胆に予想された2015年の姿、また映画史に刻まれるような映画構成。。
どこをとっても素晴らしい作品です✨


2018/1
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.5

ジェイコブ君が異常にうまい。

個人的には、ルームを優に超える彼の演技力だと思った。
どんどん進化していて、本当に素晴らしい男優である。

多彩なボキャブラリーと、機転の速さはどこか、シャーロックを彷
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.9

洋画&映画自体そのものが好きになったきっかけの作品✨

この映画は自分の人生を変えてくれたと言っても過言ではない作品。
バック・トゥ・ザ・フューチャーこの言葉を聞くだけで心からワクワクする。
こんな映
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

2.5

ジュディ

無知ゆえのテンポについていけず終い。

事前情報はほとんどなく、鑑賞したものの観終わった後に調べて分かる事実。

1930年代に、一世を風靡したジュディ・ガーランドの形成期と晩年。

構成
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