Eriさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

大人になり、大切なものが変わるにつれて変化していく「親と子」の在り方に、ハッとさせられる。孝行したい時に親はなしなんてわかっちゃおりますが…という感じだったけれど、じんわりと、早く家族に会いたくなって>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

好きなパーツが多すぎて書ききれない…
映画作品ではなく、「光」に惹かれて探求していくというおもしろさ。そしてその光の描写は、どれをとっても本当に美しい…

スヌープドッグに激似のファザル師匠も、パパと
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女は女である(1961年製作の映画)

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音の使い方が独特で「!?」てなるのでおもしろかった。

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

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近しいテーマを取り扱っている作品の中では、『ショート・ターム』がとても好きだった。その作品は「映画」だったけれど、本作は観終わったあと、研修を受けたみたいな感覚になる。(おこがましいけれど)

やるせ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.7

『きっとうまくいく』、『Sunny』味が強い、青春コメディ&ヒューマンドラマ。

息子の危機をきっかけに大学時代の友人たちと再会し、学生時代を振り返る。
「失敗をしたってオマエは最高」の真っ直ぐなメッ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.7

デーヴァセーナと2人で三本同時発射弓矢で戦うシーン、バーフバリの最期、オバアチャンが意地でもムスコバーフバリを生かすところ、3回泣く。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながらやっっっっと観た。
その圧倒的エネルギーに語彙力を奪われしばらく「最高だったネ。。」しか言えなかった。
あと、隣の席の1人で来たおばあちゃんに「よろしくね」と挨拶されたのは初めてだった。
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晩春(1949年製作の映画)

4.3

現代の「結婚」の価値観からは遠いものの、娘を持つ父親ならではの言葉や想い、眼差しや空気感が、丁寧に描かれていて感動。
切ないけれど、深い愛に、じんわりととても幸せな気持ちになる。

地元が舞台で、見て
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

兄弟愛。お父さん下半身だけなのおもろ。
流し見してても最後しっかりウルッとしちゃうのはさすがピクサー様。王道で攻めてきたな。

イアンの成長が著しくて、明るくてだいぶダサいお兄ちゃんのことが大好きにな
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ミートキュート 最高の日を何度でも(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

「最高のあの夜」に執着するという発想はおもしろいものの、
理想追求者かつ完璧主義死にたがり女のシーラの粘り勝ちなのよ……こわすぎる…
決してmeet cuteではないのにハッピーエンドなのはジューンと
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「明け方の若者たち』に全く共感できないので鑑賞。もはや炎上商法に近い。

もう「彼女」が恐怖。
わかっていて近づく悪女っぷり。ごめんなさいで済ませようとするギャング。エモいどころじゃない。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「僕」がかわいくて目を細めながら観てたら後半の分岐点よ。!?!?!!の衝撃から、もう…なにしてるの…?(呆れ顔)いう感じ。

本当に沼。沼とわかってて落ちていっちゃダメ!『インスタント沼』みたいな展開
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.4

お騒がせ現代ギャルのハイスクール青春モノかと思わせておいてまさかのどんでん返し!!
Netflix様が今、この作品を作ったことにはちゃんと意味があるのだ。そもそも主人公のドレアが有色人種中流階級(中流
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

原作『エール!』のハリウッド版大成功リメイク。フランス映画のトゲがうまく抜けて、お兄ちゃんがとてもよかった。
赤いほっぺがかわいいウチらのフェルディアくんも出演してて『シング・ストリート』がまた観たく
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

感心しすぎてずっとレビューが書けていなかった映画…
アンジーがありえないくらいハマり役で腰抜かしてしまう。うますぎる…
狂気はどうして美しく見えるんだろう

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.8

家の中でそんなバカな…と思いながら雨降るし動物園になるしでとにかくスケールが大きくてすごい。
アドベンチャーものに終わらず、時をかけるのもアツい。「最後に言いたいことは?」で言いたいこと読めすぎるけど
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ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

爽快スクールラブコメファンタジーです。見せ場はLocked Out of Heaven

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルを劇場で観た時、冒頭の監督が怒鳴り散らすシーンで一気に緊張感が走って引きこまれたのが印象的だったけれど、母国語じゃないフランス語だとその緊張感一切感じなかったな。

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

茉莉のずっと我慢していた、堰を切ったように泣き出す姿にこちらもグスグス泣いてしまう。

茉莉がICUに運ばれて処置をされている時の、茉莉に目を当てられない母と、目を離さない姉の姿。この構図最近見たぞ…
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.0

フランスやロメール作品の「雰囲気」や「ブランド力」的なものを感じてしまう。もちろん、嫌いじゃない。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「エアコンのリモコンが壊れた!」でここまで広げられることに、ただただ感服。
グダグダしてるのにテンポが良くて、伏線回収が気持ち良くて、細かい要素にクスッとできて脚本が天才的だな?全キャラ愛おしくて、終
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ジャック(1996年製作の映画)

3.5

ロビンウィリアムズが大天才!美しいおめめ…

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

4姉妹のビジュアルが全員大優勝で眼福映画かと思いきや、風景やひとつ一つの描写が丁寧で美しく、物凄く良質な映画で咽び泣いちゃう。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

目を背けたくなるとんでもないキャラたちの集まりなので、最初は観るのが結構辛かったのですが、後半スポ根モノにになって最高だった。

全ての事象が織りなした一子の成長(?)になぜだか心打たれてしまうよ…

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

統合失調症のアダムが見る世界の描き方がすごい。
セリフ一つひとつが突き刺さっちゃうね

26世紀青年(2006年製作の映画)

1.0

タイトルの酷さはさておき、すっごくくだらないバカなの見たい〜〜!と思ってみた。
考えることをやめるとこうなるんだなというのがわかるし、ちゃんと勉強をしなくちゃなと思えるので良い。

ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

3.0

ジムキャリーの表情筋が惜しみなく大放出されたお下品めな作品ですが、
息子3人が超好きで、それだけで見てよかったと思えたよ。

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.5

「もしも」の2つの人生を、同時並行で描く、ありそうでなかった(あるのか?)作品。同時並行でもわかりやすく自然に描かれていてすごい!

どんな道へ歩もうと、悩みというものは尽きませんな。結局どうにかなる
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めがね(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「たそがれ」とは、何もない、なにもしないから何かを見つけられて、自由とは何かを知っている人ができる技。
まだ私には、むずかしい。

シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

2.0

ノーラに全く共感できないし、魅力も感じないけれど、映像の魅せ方や工夫がすごくて、ふーん。おもしれーヤツ……とちょっと背伸びした気持ちで見切ってしまうよ。

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.0

大天使大天才エイブたそが純粋無垢で最高に良い子だからストーリー成り立ってるんだかんな?家族その辺にしとけ?

料理というよりは、宗教対立に目がいってしまう。自分の持つ宗教を、家族だからという理由で押し
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.5

おジャ魔女、実はそんなに観てなかったけれど、OPのしっとりおジャ魔女カーニバルでグッときてしまった。

魔法使いの概念を変えてくれる前向きさににっこりしちゃったのだが、もしかしておジャ魔女って結構深か
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.2

『ブルックリンナインナイン』のペラルタと『ママと恋に落ちるまで』のママが主演で、どちらも大好きなドラマなので喜んでしまった。

最近、期せずして、『ある1日』に閉じ込められる映画を続けて見るな?
深い
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.3

ウチら最強のBFF!(かわいい)な4人組。
みんな体型違うのに誰が履いてもなぜかサイズピッタリな不思議ジーンズがストーリーの軸になり出した時は、なにそれ、フリーサイズなの?と一瞬混乱するのですが
予想
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.0

「大人のくだらん恋愛いざこざが滑稽&最年少が1番大人」のパターンはアレンじいちゃんの作品で履修済みなのだが、
私は中学生くらいの時にあんな一夏を過ごしたくないし、過ごしたらいったいどうなるんだ?と思う
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.5

うぇ〜ん!!超好きだよぉ〜!
ジャケの甘さで油断させておいて、日常の愛おしさを教えてくれるところ、名作『アバウト・タイム』と通じますな。

ずっと同じ1日を繰り返してしまう辛すぎ運命にハマってしまった
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