ぺぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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アウシュビッツの会計係(2018年製作の映画)

5.0

「コリーニ事件」と「家へ帰ろう」を回想。
ドレーアー法も思い出しながら。

加えて鑑賞中ずっと頭の片隅にあった疑問。
じゃあ、なぜエノラ・ゲイのパイロットは英雄なの?
日本人はなぜ彼らに声を上げなかっ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

5.0

字幕版はイタリア語のスラング連発で楽しい !!

あの隠れ家、のこされ島の宇宙船に見えた。コナンとジムシーとラナの物語。
友情の度合いもおんなじ。

リグーリアの街は何処も絶景。
チンクエテッレやポル
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ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

嘉門達夫の「さっちゃん」思い出して笑った。 

:)

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

5.0

毎週土曜日はインガルスファミリーの物語に夢中だった。
アメリカ西部の空気は嗅いだこともないけれど、きっとカラッとしていて木の焦げる香りもするようで。
たぶん製材所で働くチャールズを見てきたからなんだろ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

5.0

ゴシックの面影残る衣装。 暗黒の中世。

カメラワークが良い上に録音にも拘りがあるようで、音響を整えるとさらに毛が逆立つ。

自責と肯定の闘い。 

グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

5.0

冒頭で倒れるツーリスト。 「月並みのローマ観光とは違うんだよ」って。

ダンディーなジェップ。 ハッキリと物言うのは相手を想うが故。
イタリア人らしい。

労働者が集うバールのシーンが心に残った。

負け犬の美学(2017年製作の映画)

5.0

お尻に手を当てるシーンが好き。 動かないママの背中が一家の硬い絆を語っているようで。

十数年後のあの子のライブ演奏、聴きたいね。

夏をゆく人々(2014年製作の映画)

5.0

モノ作りの自営業だったから似たような幼年期を過ごしてた。 おんなじように床がベトベトしてて。 楽しくて、切なくて、怒りと恐れの毎日。 二度と戻らない日々。

ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

5.0

「Tully(2018)」はキュートな妄想だったけど、こっちは・・・。

やらかすのが子供の仕事だからね。 ママもキレる。辛い過去もあるし。
たぶんまたキレるかもしれないけれど、大切なことは心に留めて
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アシスタント(2019年製作の映画)

5.0

直感を信じて。

ナニカ オカシイ、って感じたらそこから離れること。

壊れる前に。

ナンシー(2018年製作の映画)

5.0

あちこちで化学反応を起こすナンシー。 彼女の行動力を見習いたい。

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

5.0

憂さ晴らしを「大義」にすり替えて他人を巻き込む輩がどれほどいたことか。 闘いたくない人も大勢いただろうに。

「グリーンブック」のドン・シャーリーはどう思うかな。

私というパズル(2020年製作の映画)

5.0

12月にみつけた種が印象的だった。あんな小さな粒がいつか屋根より高くなるなんて。

鑑賞した日の夜、小腹が空いたのでりんごを一個食べたけど、もうすっかり種なんか忘れてた。

ノベンバー(2017年製作の映画)

5.0

むかし訪ねたKäsmuがなつかしい。
あんなに広い森の国だから、呪いやもののけの話は沢山ありそう。 海を渡ればムーミン谷があるし。

イタリアだとサルデーニャやシチリアか。 タヴィアーニ兄弟「カオス・
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冬時間のパリ(2018年製作の映画)

5.0

2020年の締めに。 雪も降ってるし、「冬〜」っていうから。 全然寒くなさそうなパリだったけど。

テイラー聴いてスターウォーズ観て・・・、それも楽しいけど、たまにはこんな映画もいいでしょ? って監督
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

5.0

She's So Unusual !

辛くて昔にもどりたくなったら素直にもどってみる。 そうすると、やっぱりもういらなくなったもの、ってなるんだね。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

5.0

渋くてナチュラルなケヴィン節は変わらず。 「Street of Fire」の歌姫は歳を重ねて一層優しくエレガント。

クリスマスだから素敵な二人の黄昏を・・・、って違いすぎた ! 心拍数上がりすぎた
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

5.0

クリスマスムービーいいね。 この時期、このタイミングでしか味わえないこのフィーリング。 

去年観た「Let It Snow」が楽しいティーンムービーだったから今年はこれで盛り上げよう! と思ってたけ
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ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~(2020年製作の映画)

5.0

気持ちいいだろうなぁ、潮風になびかれてツイスト ! 猿島のレイブ行きたくなった。

カトリーヌ・スパークが輝いてた時代、「太陽の下の18才」から少し経った北イタリア。

制作陣に車とバイク好きがいる
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

5.0

DP1Merrillとスケッチブック持って出かけたくなった。

ひとコマ・ひとコマが最高にイカしたポートレート。

あの家の壁紙はサーモンピンクのままにしてほしかった。

日本に家を建てるのなら、藁を
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

5.0

2020バージョン「FAST TIMES AT RIDGEMONT HIGH」!!

みんなキュートでハチャメチャ。

オイ、校長 !!

恋の秋(1998年製作の映画)

5.0

相も変わらず徹底的にロメールに振り回される。 これが病みつきになるんだけど。 

でも秋だからね。ちゃんと恋の収穫もできたみたいでホッとした。

暮らしてたイタリアでもおんなじ景色が広がってた。

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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

5.0

また泳ぎに行きたくなった、ホテルのナイトプール。

デッキチェアの上ですべてが止まればよかったのに。 

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

5.0

夏なら海パン一枚とボロ車でいくらでも幸せになれるってロメールから教えてもらった。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

5.0

「心の幸せ」と「物質的豊かさ」、このふたつは確かに相乗関係にあると思う。
どこまで相乗効果を求めるかの「係数」は自分で決めないと。

家なんて一番歩合の悪い買い物。 借家で充分。

フォンターナ広場 イタリアの陰謀(2012年製作の映画)

5.0

この頃、須賀さんはミラノに居たのかな。

「セブン」劇中でトレイシーが生まれる子の未来を憂うセリフ、この作品ではジェンマが同じ言葉を吐く。

11年後にはボローニャで。

愛と銃弾(2017年製作の映画)

5.0

ベスビオ眺めながらcozzeの大盛り。

そのあと屋台でリモーネのソルベ。

月が真上に来たらディスコテカ !

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

5.0

チープな笑いネタはこっちの寛容さを試されてるみたい。

今日は天気がいいからランチは庭で。 

ボナペティ,

ナージャと竜王(ナーザの大暴れ)(1979年製作の映画)

5.0

剣指が素敵。

「少林寺」のリーリンチェイに憧れて、ナージャもすごいな、って感じで。

毎日腕立てやってた。  おかげで丈夫な体になったよ。

海辺の家族たち(2017年製作の映画)

5.0

もう3年待ってる、字幕付きブルーレイ。

アリアンヌとジャンならきっといい作品。

「キリマンジャロの雪」を回想。


2021年7月9日
遥々、上越の古風な劇場までパンダ飛ばして観に行った。

鄙び
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レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

5.0

黒い痣は受け継がれる責任と苦悩。

ずっと自身と親のこと考えながら観てた。

いつかは向き合わないと。

グレイハウンド(2020年製作の映画)

5.0

戦争映画を観て思うこと・・・

75年経つけれど「ついこないだ」のこと。
ほんと、最近のこと。

この短い時間で人類は進歩したのかな。

「正しい指導者を選ばないとまた同じ間違いをするかもしれない」
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夏物語(1996年製作の映画)

5.0

イタリア留学決めてたのにフランスへ鞍替えしようかと思ったほどロメールに夢中になってた。

夏物語はヨーロッパのヴァカンスの過ごし方の予習教材にもなった。
水着のままで一日を過ごして、夕食後に街に繰り出
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「戦争」という言葉はネタバレだよ。

予告編もレビューもスルーしたから「善良を装った裏社会のヤバいイタリア人」だと思ってた。

誰も救われない物語に打ちのめされた。

これを「法廷モノ」なんて言っては
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

5.0

Tim Blake Nelson 変幻自在 !!!

ブライアンの左手にはF-91W。
労働者の時計。