エニグマさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

戦後の憔悴した日本にゴジラ襲来。
4DXで見たこともあり結構楽しめた。
永遠のゼロにゴジラ要素を加えましたといった感じ。

序盤のジュラシックパークっぽさ、中盤のジョーズっぽさは山崎監督の趣味が垣間見
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(2023年製作の映画)

4.3

相模原障害者施設殺傷事件を題材にした作品。面白いとかつまらないとか言う作品では無い。ただ心に刺さる話だと断言出来るがその言葉すらも薄っぺらく感じさせる映画。臭いものには蓋をし(他意はないです)、その癖>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.2

めっちゃ気持ち悪い。気持ち悪いんだけど、感動したのもまた事実という変な映画。かなり精神的にくらった。
まず、女性の撮り方が全体的に気持ち悪い。不必要にしか思えない下着シーンや濡れ場、シャワーシーン
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虚空門 GATE(2019年製作の映画)

3.9

宇宙人に連れ去られた経験がありUFOを呼べるという男、庄司哲郎に密着したドキュメンタリー。本気でUFOを呼べると言い張ってて胡散臭さを感じていたら、失踪して実は覚せい剤の容疑で逮捕されてましたという超>>続きを読む

花に嵐(2015年製作の映画)

4.2

やられた
印象に残るシーンが多いのと劇伴の使い方が上手いのと細かな演出が巧い。

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.5

7年ぶりの新作。ファンムービーとしては満点だと思う。自分は当時は親が見てたのをちらっと見てたくらいで、本格的に見たのは最近だったのだが、それでも懐かしさを覚えてしまった。キャストがとにかく豪華で、よく>>続きを読む

ストレイヤーズ・クロニクル(2015年製作の映画)

2.8

昔途中から見て面白かった記憶があったのだが、改めてみたら酷かった。設定とキャスティングとアクションだけ良い。
まず能力者の半数が映像映えしない能力のためバトルしてもあまり迫力が無いし話も進まない。X-
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GSワンダーランド(2008年製作の映画)

3.8

1960年代のグループサウンズブームの最中、歌手を夢見る女性が性別を偽って売れない男3人とバンドを組む話。時代設定に合った作品の雰囲気と曲で良かった。水嶋ヒロってクールな感じの演技が凄い上手い。ボーカ>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.3

良い話だった。終盤の大友康平の上司ボコボコにしてでもラジオに曲を流そうとするシーンが好きなんだけど、バキ童が真似してる動画思い出して感情がグチャグチャになる。イムジン河に乗せて殴りあったり出産したりと>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

シリーズで1番面白かった。
ジョン・ウィックシリーズで一番好きだったのは3なのだが、馬での戦闘とコンチネンタルへの襲撃というシチュエーションが凄い好きだった。そんな好きポイントがもう序盤で出てきて興奮
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

5.0

2000年代特有の空気を全力で味わえる傑作。以前観て邦画で1番好きな作品となったが、再上映してたので初劇場鑑賞。

やはり脚本力がすごい。元々はヨーロッパ企画の舞台だが、それを上手く映画に落とし込み、
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

音楽に合わせてラリーするのが爽快だった。IWGP同様、窪塚洋介の気の抜けてるけどカッコイイ演技が好き。子役時代の染谷将太を発見。

バトル・ロワイアルⅡ【特別篇】REVENGE(2005年製作の映画)

3.2

ほぼ戦闘シーンで名前もよく分からないキャラが死んでいくので飽きる。
終盤、竹内力が何故かラグビーユニフォームで登場して爆破する瞬間に飛ぶシーンが何とも言えないシュールさで面白かった。

バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

3.8

主要キャスト以外の演技が終わってるしツッコミどころ多いけど何やかんや面白かった。タランティーノがこの映画を見て栗山千明をGOGO夕張に起用したと言っていたが、それも納得の気迫で良かった。塚本高史とか高>>続きを読む

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

4.3

思ってたよりもファンタジーバトル系だったが、大学生の馬鹿らしさが詰まってて面白かった。最近京都に行ってきたので鴨川をはじめ見たことある景色が多くてその点でも楽しめた。後半で覚醒する栗山千明が最高だった>>続きを読む

プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)

3.4

昔、テレビでやっていて序盤だけ見てその面白さに惹かれた記憶がある。
そしていざ見てみると、序盤がピークの映画だった。豊臣家には実は生き残りがおり、大阪が独立国家として守っていたという設定はかなり面白い
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.9

アニメ版、新劇場版は昔全部見たけどこれは唯一見てなかった。
前半はアニメ総集編。編集が上手く補完になって良かった。
後半、「AIR」はかなりショッキングな内容。これまで数々の使徒と戦って、結局は人間同
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

4.2

前作以上にブラックユーモアが詰まってて面白かった。今回はフェスターとウェンズデー、2人にスポットが当たっていたがサマーキャンプの方は声出して笑った。先生が絶妙にアホそうなのがまたいい。最後のオチも最高>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

キャラが個性的で面白い。ブラックジョークを話すウェンズデー最高。

カルト(2012年製作の映画)

3.8

話の持っていき方がパワフルですごい。取り憑かれた少女が爆速後ろ階段登りを披露するシーンが特にシュールで面白かった。本人役のタレントたちも良かったが、アンクこと三浦涼介演じるネオが強キャラ感強くて好き。>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

5.0

個人的にシリーズ1位は花子さんだったがそれを超える展開。中盤の構造、花子さんと同じじゃんって思ってたらそれは単なる一要素に過ぎないと思わせる怒涛の展開。登場人物が皆思いをひとつに走るシーンは第四の壁を>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.4

個人的にグランド・ブダペスト・ホテルは円盤買うくらい面白かったけど、それに並ぶくらい好きな作風だった。
映画で割と重要なのが始まりと終わりだと思ってるのだが、今作は軽快な音楽に始まり清々しい幕引きだっ
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爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ(2023年製作の映画)

4.3

OPから鳥肌。もう当時のまんま。紛れもなくアバレンジャーだった。
役者陣は20年空いててもちゃんと当時のキャラを作れるのが凄い。アバレッドは戦隊シリーズでも珍しい暑苦しくない純粋な人間性のレッドで好き
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

人々の痛覚が無くなり、自傷行為が快楽となった近未来を描く。ムズい。考察読んでやっと本筋を理解した。でも現実とはまるっきり価値観の違うディストピアの中で生まれる思想とそれに伴う人々の抗争は興味深かった。>>続きを読む

USE BY YOUTH(2023年製作の映画)

4.0

シュールなギャグが面白い上に全体を通したストーリーも纏まりがあって飽きなかった。広角レンズを用いた撮影が効果的で、アクションもちゃんと殴ってるように見えて痛々しくて良かった。

完璧な若い女性(2023年製作の映画)

4.0

昭和のノスタルジックさが随所に感じられ、挿入される楽曲も相まって楽しい作品だった。主要キャストの演技が自然で皆良かった。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

4.0

ビデオドロームの構造とか理解は出来ないけど、異様な世界観と特殊造形で楽しめた。機械と人間の融合とか鉄男っぽさを感じて調べたら、塚本晋也が父親的存在と挙げていたので納得。脈打つビデオテープとかテレビから>>続きを読む

1(2021年製作の映画)

2.0

点と点が繋がる展開は面白かった。博士が出てくるところで急にネタに振り切りすぎてるのが…

呪怨(1999年製作の映画)

4.3

時系列をバラバラにして呪いの誕生とその後の被害を並行して描く構成がいい。あの家に住んでる人だけでなく、彼女とかにまで呪いが波及するの理不尽すぎる。直接描写はされてないものの佐伯パパの殺人を匂わせる場面>>続きを読む

ペットボトルロケットが飛んだら終わり(2023年製作の映画)

4.3

現実と回想が入り交じったシームレスな場面転換や音楽の使い方が良かった。監督はギャグがウケてないことを嘆いていたけど、僕は面白かった。引きの画とか海の画がマジで綺麗。最初のタイトル出るところからエンドロ>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.9

序盤は工藤たちが出てくることもなく投稿映像が続くというこれまでとは一風変わった演出。投稿映像が40分くらいあるので長いという印象は受けたが、話全体は感動するものだった。
前シリーズとは違い、コックリさ
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

長さと古さで敬遠してたけど意を決してやっと見た。面白かった。U-NEXTには日本語字幕ついてないから最初は本当に何を言ってるか分からないほどの音声の雑さだったけど、ネットを見て補完しつつ見進めたところ>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

4.0

世界観がリセットされて、過去作も微妙にタイトルが変わってる模様。物足りなさは感じつつも、超が付いて作品の完成度はより高くなっていて良かった。まさかニンニクがキーになるとはね…
投稿映像が長すぎるのがネ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

4.3

エンドゲームやフューチャー&パストとも言うべき壮大な集大成映画だった。オカルトから続く江野と白石の友情に感動。世界改変するからこの映像の編集者いない問題をライブストリーミングにすることで解決していてす>>続きを読む