海外でもだいぶ酷評されている今作。
Wikiにある書評の通り、独創性がなく、ありきたりな作品だという点には同意でした。内容を思い返してみても、とくに良かったシーンは思い当たらないですし、メインス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
リメイク作だと知らずに観ました。機会があれば前作も観たいと思えるほど、戦場の悲惨さが伝わってきました。
内容というより、タイトルが秀逸ですね。
はじめは、あたかも自軍が優勢であるかのように、>>続きを読む
マシュー・マコノヒーとコリン・ファレルの名前に惹かれて観ましたが、おもしろかったです。
内容は、よくある麻薬組織の抗争劇。ガイ・リッチーというより、なんとなく構成がタランティーノっぽく感じました>>続きを読む
大人になって擦れきった古参の新海ファンの戯言です。
今作を観て一番強く感じたのは、「あざとい」です。
とにかく随所で「うわあ、あざとい」と心の中でつっこんでばかりいました。人物の過去の設定や>>続きを読む
スピルバーグ作品ということで、上映時間がとにかく長く、これまで観るのを躊躇していましたが、観はじめてみるとあっという間でした。
序盤、中盤、終盤に激しいダンスパートがあるため、中弛みもあまり感じ>>続きを読む
シェイプオブウォーターと比べたら、かなり観やすい作品に仕上がっている印象です。
デルトロ監督の作品はいくつか観ていますが、彼独特の味みたいなものが、自分にはいまいち感じられません。今作はとくに。>>続きを読む
ウェス・アンダーソン節全開の本作。
正直、途中途中で眠気に襲われて内容はうろ覚えです。たしか、編集長を偲ぶ追悼号に掲載された記者たちの最後の記事を映像化した、といったような内容だったはず。
全>>続きを読む
前二作品に比べて、人間模様が少なく、さらに今回は、ゴジラというよりもコングメインといった印象に仕上がっていました。
いろいろと壮大な設定も追加されていたりして、途中、そんな文明を築いていたんだ、>>続きを読む
題材が題材なだけに、当然のことながら、胸打たれます。現在も、こういった公害の上に私たちの便利な生活が成り立っているのかと思うと、考えさせられるものがあります。
そういった、感動せざるを得ない題材>>続きを読む
なにがなにやら。
ディン・デハーンに釣られて観ましたが、いろいろと謎でした。後半になるにつれて謎が増えていき、そのまま終わりました。笑えるシーンはありましたが、納得のいくシーンはなく、ただただ混>>続きを読む
映像はすごく見応えがありました。CG技術の進歩に感心しっぱなしでした。トムホの細マッチョもよかったです。ウォールバーグの活躍が少なめだったのは惜しいと感じましたが、概ねおもしろかったです。
ただ>>続きを読む
子どものためなら何でもする父親の物語、となると、個人的には「プリズナーズ」が思い出されますが、今作はそれよりもマイルドな印象で、ややインパクトに欠けました。140分と長尺な割には、見どころも少なかっ>>続きを読む
ストーリーはさておき、皆さんが言っている通り、とにかくワンシーンずつが長く、どうやって撮ったのかばかりが気になる映画でした。すべてドローン撮影か? と思えてしまうようなカメラワークで、初っ端から引き>>続きを読む
とくに何の情報も入れずに(ただアニャの名前に惹かれて)観はじめたので、最初は服飾系での成り上がりモノかと思っていました。主人公の特殊な力もそちらの方面で活用していくのだろうな、と思いきや、段々とその>>続きを読む
「ブロークバック・マウンテン」とはまた違ったタイプの組み合わせで、年齢差もあり、こちらのほうがより尊み(とはもう言わない?)度が高い感じがしました。
内容はシンプルでわかりやすく、男だろうが女だろ>>続きを読む
開始15分ほど観た段階では、いつものパリピ系の復讐劇かな、と不安でしたが、話が進んでいくうちに段々とミステリー色が強くなっていき、気づけば最後までふつうにおもしろく観ていました。
女の友情が、脆>>続きを読む
物語は、とくに目立った内容ではなかったですし、終始、しずかに進んでいきますが、眠たくなったり退屈だと感じることはまったくありませんでした。コリン・ファースとスタンリー・トゥッチの、熟年らしい自然な絡>>続きを読む
子供のころにロードショーで観たときは、純粋なホラー映画と認識していましたが、いざ大人になって観てみると、いろいろと皮肉のこもったダークコメディであることがよくわかります。
永遠の命と若さを手に入>>続きを読む
まだまともな銃器もない18世紀の、しかも先住民の女の子が、どうやったら武装した地球外知的生命体に勝てるんだよ? 地雷臭しかしないよ、と最初から疑いの目で観はじめたのですが、意外と理に適ったというか、>>続きを読む
冒頭に「これはアンディが観た映画だ」みたいなのがあったので、バズが主役のふつうのSFかなと思っていたのですが、そんな感じでもありませんでした。子ども向けのアニメ映画、という設定なのかもしれませんが、>>続きを読む
第二次大戦末期のドイツを、軽妙かつコミカルに描いた今作。シリアスに扱いがちの題材をここまで軽く、でも決して馬鹿にしたようには感じさせずに作るあたり、さすがタイカ・ワイティティ監督だなと感心しました。>>続きを読む
アニメ版は何度もロードショーで見ていたはずですが、けっこう忘れており、楽曲を聴いて、「ああ、そういえばこんなのもあったな」と思い出してばかりいました。
CGのクオリティは素晴らしかったです。ピノ>>続きを読む
大筋は、ディズニーチックというか、子どもが喜びそうな話で、個人的にはあまり好きではなかったです。小ボケの多さも、私にはくどく感じました。ソーのシリーズはとくにお笑い的な要素が強い上、さらに、ディズニ>>続きを読む
パケ写に惹かれて観ました。
2019年に製作されたとは思えないほどの、5、60年代風の映画で、撮影の再現度は高いな、とは思いました。ただ、この作品を現代でやる意味は、あまりなかったように思います>>続きを読む
いろいろと情報が少なく、なぜそんなことを? と思うような場面もありましたが、普段の日常から少し外れた先で、良くも悪くも人生が静かに転がっていく感じが、とても良かったです。
フーシの無償の愛も良い>>続きを読む
ドワーフ、エルフ、人間vsオークの最終決戦は見ものでしかありません。話の半分ほどが合戦とあって、見ごたえは十二分です。
トーリンの苦悩は割とあっさりした解決に見えてしまいましたが、ドラゴンの呪い>>続きを読む
まさにレゴラス無双と呼ぶにふさわしい今作。「ロードオブザリング」の頃から、彼の見せ場は特別カッコ良かったですよね。
原作が子ども向けに作られていることもあって、ストーリー的な面白さよりも、キャラ>>続きを読む
性依存と他者依存のふたつを扱っているにしては、そのどちらもが中途半端というか、単に依存症の人間の行動を見せられたといった感じの作品でした。妹の来訪で性倒錯が進行するわけでもなく、ただメンヘラの妹が迷>>続きを読む
「ロードオブザリング」は何度も見返していましたが、こちらの三部作は映画館で一度観ただけだったかと思います。登場人物がドワーフばかりで、見栄えがあまりせず、しかも名前もややこしくて、いまいち気持ちが入ら>>続きを読む
90分弱と短い作品とあって、あっさりとした内容でした。スプラッターものとしてもややクオリティに不満の残る作品で、物足りなく感じました。
評価できる点といえば、エマ・ロバーツの扱いでしょうか。名の>>続きを読む
スコアが低くて倦厭していましたが、プライムにあったので鑑賞しました。
ストーリーはさておき、武器や防具、モンスターのクオリティが高かったので、それだけでもそこそこの評価を上げても良い作品だったと>>続きを読む
一部、話題性のみのキャスティングがあって、気持ちの萎える場面はありましたが、全体的にはおおむねよかったと思います。主演の柳楽さんの演技は素晴らしかったですし、大泉さんのコント中の立ち居振る舞いも違和>>続きを読む
「ジョン・ウィック」を書いた脚本家の新作というだけあって、いろいろと設定が似通っていました。
裏稼業から足を洗い、平凡に暮らす主人公。ある日、ちょっとした犯罪に巻き込まれてしまい、昔の手癖からそれ>>続きを読む
戦争の内情、非戦闘員である人々の日常をリアルに感じ取ることのできる作品で、とても参考になりました。
こうして、世界のどこかで日々、戦争が起こっているのかと思うと、自分の平和ボケした日常が馬鹿らし>>続きを読む
最初の、崖側に聳え立つ病院や内部でのいざこざを観たときは、もの凄くB級感たっぷりの映像で、監督は本当にジェームズ・ワンなのか? と疑いました。が、話が進んでいくうちにその心配も消えていきました。>>続きを読む
辞書の編纂という、途方もなく地味で時間のかかる作業を通じて親交を深めた博士と精神病患者の話。
主演の二人の演技が光っていました。メル・ギブソンなんか、言われないとわからないほど役になりきっていま>>続きを読む