ユージーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.2

痛々しさや汚らしさは評価できますが、脚本はべたですし、オチも「でしょうね」といった感じでした。

主要キャラたちの生命力がターミネーター並みなのに驚かされるばかりでした。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

いろいろと映画を観過ぎて麻痺しているせいか、自分にはそこまで響く内容ではありませんでした。が、良い作品だと思います。

原作者の、ブルースへの愛は、これでもかと伝わってきました。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

ストーリーの丁寧さや、「ディープブルー」並みの予期せぬ死亡者とその多さなどは、とても良かったです。しかし、キングスマン誕生前の話ということもあって、やはり、このシリーズの見どころのひとつでもある特殊道>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

3.9

先日にリメイク版の「コーダ」を観て良かったので、原作のこちらにも目を通すことにしました。

当然、メインのストーリーに大きな違いはありませんでした。家族構成や家業、気になる男子との関係性が少し違ったく
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

まるで女優と監督の二人だけで撮ったような自然な雰囲気が、とてもよかったです。荒涼とした土地の撮り方もいい感じでした。

ノマドとしての暮らしには、少し憧れる思いもありますが、いろいろと面倒ごとも多そう
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

「両親と兄が耳の聞こえない聾唖者で、家族の中で唯一の健常者である、歌を歌うことが好きな少女の物語」という、ごく短いあらすじを聞いただけでも涙腺にくる作品。

 仏映画のリメイク作品ということで、スコア
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.4

うーん、自分にはこの作品の良さが全くわかりませんでした。

「パターソン」はまだ、日常の何気なさと些細なハプニングを愛でよう、みたいなメッセージ性が含まれている感じがして、面白いと思いましたが、これは
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ベケット(2021年製作の映画)

3.0

いろいろと気になる部分の多い作品でした。

かなり都合のいい展開ばかりで、他国での逃走劇なわりには、けっこう言葉が通じているので、そこでのハラハラ感は薄かったです。危機的状況での煽りBGMも古典的でし
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

人生というものに目的や目標を求めてしまいがちですが、そんなものは必要ないし、たとえなにかに成功したとしても、そこで終わりではない、ということを改めて認識させられる、そんな作品でした。

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.7

アベンジャーズ と同じユニバースの話ということで、いろいろと繋がる部分はありますが、ドラマ版のLokiといい、規模が違いすぎて、今後、他のスーパーヒーローものをどう観ていけばいいのかわからなくなりそう>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

やけにスコアが高いなと思っていましたが、納得しました。そりゃあ高くもなりますよね。

ネタバレなしに語るのはかなり難しい(と言ってしまうのがもうネタバレ?)ですが、例えるなら、スマブラにキングダムハー
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.7

思っていた内容とは違いましたが、良い作品でした。一時間半とは思えないほどいろいろなことが起きますが、決して詰め込みすぎとは感じないテンポの良さで、充足感しかありませんでした。

惜しむらくは、やはり主
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

人間の愚かさが存分に表されていて、良かったと思います。

現代も、コロナ関係で各メディアに医師や教授などが多く出演しています。MCやコメンテーターはそんな彼らに疑問や改善策を冗談交じりに投げかけるシー
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

特に目を引くようなシーンもなく、話もうまくまってはいるけれど響くようなメッセージ性がないので、全体的に凡庸な作品だな、というのが正直な感想です。

マーベルシリーズのフェーズ4に含まれる作品ということ
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.1

2022年、一発目の映画。

よかったです。
キャラの設定やメインストーリーは王道ですが、ラストの展開や、ドラゴンの表現が独特で、おもしろかったです。

千原ジュニアさんが絶賛していたのもうなずける、
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.6

豪華俳優の無駄遣いといった感じで、おもしろかったです。

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.8

 まるで神話の始まりのような内容で、おもしろかったです。
 ロキ然り、スサノオ然り、ハデス然り、三神のうちのひとりが問題児的な扱いなのは、世界神話に共通する点ですね。「マドリガル」という家名は、北欧神
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.2

久しぶりに迫力ある格闘戦を観ることができて、うれしかったです。CGとの融合も違和感がないレベルで、とても楽しめました。

残念なのは、お父さんとお母さんだけがかっこよかったことです。

アス(2019年製作の映画)

3.3

もっとこじんまりとしたホラーかと思っていましたが、意外と壮大というか、規模の大きい話でした。「ゲットアウト」はわかりやすい内容でしたが、こちらは、なんといっていいのか……、なんとなくアイデアがごちゃつ>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

一作目を観たときは、重厚な話を期待していたので、エディとヴェノムの軽妙なやりとりに最後まで慣れませんでしたが、今回は覚悟していたからか、わりと楽しめました。

とはいえ、とくに一作目を超えていると思う
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

過去の3部作は、世代ということもあり、すべて観ています。

一作目は何度か観た気がしますが、正直、内容を説明しろと言われても正確に答えられる自信はありません。とにかく、今のこの世の中というものがすべて
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.3

原作側を観たので、こちらも観てみました。

ジェイクのことは好きですが、正直、今回の演技はすこし過剰に感じました。アメリカらしい演出のせいもあるでしょうが、自分は、原作のほうが好みでした。原作のほうが
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.7

伝記物となると、やはりその人物のことをある程度は知っていないと、充分には楽しめませんね。

レニーも良かったですが、アシスタント役のジェシー・バックリーさんがお綺麗で、そちらばかりに目が行ってしまいま
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

5.0

すべてが完璧な作品です。

社会問題がベースにありますが、終始コミカルな会話で、話が重くなりすぎず、それでいてストーリーは、奇想天外でありながら、登場人物たちの背景をしっかりと織り交ぜていて、最後には
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RENT/レント(2005年製作の映画)

4.0

「チク、、チク、、ブーン!」を観たので、こちらも観てみました。

テーマというか設定はほとんど前作「チク、、」と同じで、今作は、前作を完全にフィクション仕立てにしたといった感じですね。
とにかく楽曲が
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.3

「プーさん」や「パディントン」などは、アニメのキャラを3Dにして、現実とのギャップを埋めていましたが、今作は、人間以外の動物がすべてカートゥーンアニメそのままという設定でした。そのため、トムとジェリー>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.1

いまいちパッとしない経歴のアンドリュー・ガーフィールドにとって、ようやく代表作と呼べるものができたのではないでしょうか。

主人公で原作者でもあるジョナサン・ラーソンのことは(彼の作品も含めて)まった
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

原作は読んでいませんが、この作品が後世のさまざまな作品に影響を与えたのだな、というのはとても理解できました。

映像の美麗さと重厚なサウンドで、過去の名作としての格を下げることなく映像化しているのには
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アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.0

デッドの方を鑑賞していたので、とりあえずこちらも観てみることにしましたが、さして面白くはありませんでした。

スプラッター要素もほとんどなく、目新しい強盗のトリックがあるわけでもない。

伝説の金庫と
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

観る前は、認知症を使ったミステリーかと思っていましたが、そんなチープな作品ではありませんでした。

出会っている人間との関係や時間が不明瞭になり、常に夢の中にいるような感覚というのは、とても不安で、恐
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ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

4.5

半年ほど前にネトフリでテレビ版を見直したらどハマりし、それからしばらく、テレビ版、劇場版、最終章1、2をエンドレスで観ていました。

今回、最終章3が4Dで再上映されるということで、直接(でもないです
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

自伝として観るには、いろいろと決めつけてかかっている感じのシナリオ(とくにゴッホの死について)で、あまり好みではありませんでした。

が、美しい風景と主演であるデフォーの演技は光っていたので、良かった
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.4

鬼滅は、テレビシリーズをすべて観ていますが、自分は大してハマりませんでした。続編となる今作も、あまりに人気になりすぎて劇場へ足を運ぶ気になれず、まあそのうち観よう、くらいに思っていたので、今回、テレビ>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.4

やはり、ジェームス・ワンは、ホラー系の撮り方が上手いですね。

一作目は、作品の時代を感じさせる撮影技法が素晴らしく、何も知らずに観たら、90年代かそれ以前の作品か? と思ってしまうような雰囲気があり
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.2

公開当初からやけに評判が良かったので気になっていました。今回、ネトフリに上がっていたので観てみましたが、なぜ好評だったのか、いまいち理解できませんでした。

コミカルで笑えて、最後のどんでん返しもおも
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ロミーナ(2018年製作の映画)

1.5

久しぶりにスプラッタものが見たくなったので、ミッドサマーに続いてこちらを見てみましたが、大外れでした。

見るなら、冒頭の5分で充分です。そこがピークです。自分は飛ばし飛ばし、殺害シーンだけを観ました
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