ユージーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.4

歌部分は十分楽しめましたが、それ以外は、特にこれといって惹かれるものはありませんでした。

「天使にラヴソングを2」が今作より20年も前の作品になりますが、そちらの方が、音楽、パフォーマンス、ストーリ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

古い感じの演出や効果音の不気味さはとてもよかったですが、正直、雰囲気映画だな、と思いました。

グロテスクなものを期待していましたが、それほどでもなかったし、恐怖映画としてもイマイチでした。グロさ控え
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.4

ガル・ガドットは美しいですが、相変わらずDCは全体的にダサいですね。とくに衣装が。

内容も正直、平凡というか、あまり自分には響きませんでした。それに、過去にヒーロー集結系をやってしまっているせいか、
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

演出やナレーションの安っぽさはいただけなかったですが、当時の生の声、映像が観られただけでも満足できます。

三島氏の語り口、ユーモア、内容のかみ砕き具合には、とても好感が持てました。また、相手を貶めよ
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欲ばりなだけの恋じゃなくて(2020年製作の映画)

3.4

基本、難病ものは苦手なのですが、海外のはそれほどシリアスでなかったりお涙頂戴感がないので、楽しかったです。よく他のレビューで「アメリ」と比較されていますが、自分はそれを観た記憶がないので、既視感はさほ>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1

ずっと観たいと思いつつこれまで放置していましたが、もっと早く観ておけばよかったと後悔しました。

ワンシチュエーション物はいろいろ観ていますが、そのどれとも遜色のない作品だったと思います。

ストーリ
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モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド(2021年製作の映画)

2.9

全体的にB級感のある作品でした。

ストーリー展開がだいぶ駆け足に感じました。もっとテンポを落として、全編90分くらいにしておけばもっとマシだったと思います。とはいえ、村のある場所が不自然で、ラストの
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.3

まとまっているようでそうでもないというか、行き当たりばったりな印象のストーリー展開でした。

監督さんがけっこう大御所さんで、しかも主演がアンハサウェイなので期待していましたが、駄目でしたね。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

ストーリーに目新しさはないものの、俳優陣の体を張った演技には感嘆しました。とくに、序盤でシャイアがボコられて土まみれになったところなど、かなりリアルに感じました。

放浪記ということで、俳優陣が常に薄
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.7

アニメ版をリアルタイムで観て以来の今作なので、正直、内容や設定の部分で置いてきぼりにあいました。なので、これから観るという方は、アニメ版を観るか、総集である映画の前後編を観てからの鑑賞をお勧めします。>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.6

豪華俳優陣が変わらず出ていることに、まず感謝です。

一作目同様、コミカルで、様々な小ネタが随所に散りばめられていて、おもしろかったです。ウザくも愛らしい新キャラたちもよかったです。

ただ、なんとな
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.4

人間が極限状態にあったら人間性はどうなるか、というのが、「CUBE」のテーマだったと思います。そのテーマに、さらに、社会の思想や貧富の格差といったものを加えたのが、今作。

とても良かったです。

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ブラックホール: 知識の境界線に挑む(2020年製作の映画)

4.5

ブラックホールの撮影に成功したチームと、ブラックホールに吸い込まれた情報が地平面に存在することを証明した天才学者陣、それぞれを追った(で合っているのか?w)ドキュメンタリー。

正直、出演者たちが語っ
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.7

結構な低評価だったので観るのを躊躇っていましたが、言われているほど悪いとは思いませんでした。低予算(?)での映画としては、よくできてます。人気俳優ばかりに製作費を使っているであろう日本映画界は見習うべ>>続きを読む

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

4.2

まず、音がいいです。さすが岩浪さん

話も綺麗にまとまっていたと思います。一部、かなり癖のある恋愛模様が描かれていましたが、そこは弐瓶先生クオリティなんでしょうかね(原作未読)。

声優泣かせなセリフ
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#生きている(2020年製作の映画)

3.3

新感染に続いて観てみましたが、こちらの方がもっとツッコミどころが多い印象です。

劇的さを求めすぎて、主人公たちの行動に整合性を見出せていない感じでした。

高所恐怖症の設定、いります?

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

ツッコミどころは満載ですが、閉鎖的ゾンビ映画としてはおもしろかったです。ゾンビが津波のように襲いかかる表現などは、早いゾンビならではでよかったと思います。

おばあさん役が妙に若く見えたのが一番の違和
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.4

単純明快なストーリーで、大量の血飛沫や飛び散る脳漿には、爽快感すら覚えました。

EXITのりんたろーの横撃ちが危なっかしかったのが印象的でした。

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.7

エイブの境遇には、馴染みはないものの、気の毒に思わないではいられませんでした。

宗教観の違いについては何も言えませんが、いい大人が子供の前で言い争うというのは、ほんとうに見苦しいものですね。また、子
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

3.1

ものすごく普通でした。

いろいろと現代風にアレンジされていたのが、あまり好きではありませんでした。

8 Mile(2002年製作の映画)

4.1

ラップにもエミネムにも興味がなかったのでこれまで観てこなかったのですが、ふつうに楽しめました。

当初はアイドル映画などと揶揄されていたようですが、エミネムの終始気怠げな演技は自然でしたし、顔立ちもい
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.1

どう評価していいものか、、

奇形の人には、同情するし、そういった人たちを忌避すべきではないというのもわかりますが、今作はあまりに極端というか、過激で、なんともコメントに窮します。

昨今は、個人個人
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.1

音楽に疎い自分でもわかる有名アーティストや楽曲が出てきて、このレーベルが発祥なのかあ、と驚きの連続でした。

「ドリームガールズ」や「天使にラブソングを」が観たくなる映画です。

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

2.9

ノンフィクションだとばかり思っていましたが、まさかの怪奇ホラーで、がっかりしました。

人の創造物で金儲けするな、というメッセージは伝わるのですが、怪奇現象があまりに稚拙で、面白みに欠けます。もっとお
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.5

高校での部活をピークに、残りの人生を余生で過ごさせる気か?

良い映画でした。
ただの不良学生更生物語ではなく、だれしもが考えるべきテーマであり、こんなに良い映画を見逃していたのかと思うと、悔しい限り
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.2

3時間という長尺に今まで尻込みしていましたが、観始めたらあっという間でした。

内容はほとんどドラッグとセックスの乱痴気騒ぎで、怪演のディカプリオが乱れに乱れていました。特に、強烈なドラッグで酩酊する
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.6

「ミスター・ダマー」の続編では、もうジムも終わりかな、と不安に思いましたが、今作では、キャラの濃い役でありながらもジムらしさを感じられる演技で、まだまだ健在だなと安心しました。

ソニックも、やはり修
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.2

予告を観て、おもしろそうだなと思い、久しぶりに映画館へ足を運びましたが、期待していたほどのものではありませんでした。もっと重厚感のある作品かなと思っていたので。

主人公である母親が、ゲイバーにいるみ
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

2.9

ジョン、ホアキン、ジェイク、リズと、豪華俳優陣を起用してはいるものの、内容があまりに単調で、盛り上がりにも欠けるため、まったくおもしろくありませんでした。

テーマも、これだ、というものがいまいち感じ
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.1

ミレニアム三部作は見た覚えがなく、「ドラゴンタトゥーの女」は見た気がしますが、ダニエル・クレイグの印象ばかりが残り、正直、内容はあまり覚えていません。

なので、今作を観るにあたって予備知識がほぼない
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マッドタウン(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

キアヌ、ジム、ジェイソン、ディエゴと、人気のある俳優を起用していたので観てみましたが、半分ほど観て断念。そんな状態でレビューを書くのもどうかと思ったのですが、ひとまず記録ということで残そうと思った次第>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

久しぶりに観ましたが、わりと楽しかったです。

キアヌの若かりし日の美貌が堪能できますし、
シャイアの自然な青二才感もいいし、
ティルダの中性的でミステリアスだけどどこか少年のような純真さのある演技も
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ジム&アンディ(2017年製作の映画)

3.8

ジャッキー・チェンと同じく、ジム・キャリーもまた、若かりし日の作品がすばらしく、「マンオンザムーン」も、とても好きな作品であり、その撮影裏ですら、あんなにも役に徹していたジムを知れて、よかったです。>>続きを読む

デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.0

マシーンのデザイン、ストーリーの意外性、テーマの重厚さ、アクションの見応え、そのどれもが平凡で、あまりおもしろくありませんでした。

純二番煎じ、といった感じなので、これなら「イーグル・アイ」を観た方
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.4

今作を観るまでポール・ポッツのことはほとんど知らず、もっと平凡な生活をしていて、ある日、あの有名なオーディション番組に応募して突然、有名になったのかと思っていました。が、短期とはいえ、ちゃんと本場(?>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.1

「シークレット スーパースター」では、女性全般への軽視をテーマに作られていましたが、今作は「母親」という立場に焦点が当てられていたのが印象的でした。
夫からは、家事、育児を軽んじられ、娘からは無知を笑
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