よっしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

よっしー

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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

ペニスが故郷の方角を指している。
衝撃のキラーフレーズ。

笑い?感動?青春?
一切感情移入はできないぶっ飛んだ設定で揺さぶってくるストーリー。
妙作だ。

あまりにも便利な死体・メニーの使い方を酒の
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.0

頭空っぽで楽しめるスパイコメディ!
日本未公開だったらしいけど、サタシネで鑑賞。さすが。

CIA内勤おばちゃんが現場に出てギャーギャーしながら大活躍するお話。
ちゃんとアクションして、ちゃんとバカを
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

Queen愛が詰まった作品。たぶん。
サクセス、仲違い、自問自答の王道ストーリーで、ラストは見事な散り際。
あれだけ多くの人間とひとつになれるのって、音楽以外にあるのかな。

リリース当初は評価が良か
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.5

いや最高にくだらない!
スーパーマーケットに陳列される彼らは人間を神様、外の世界を天国と信じて売れる日を夢見ている。
ブラックジョーク、下ネタ満載の大人版トイストーリー。

もうちょっと長くても全然面
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

ようやく観れたミッドサマー。
いわゆるホラー映画とは外れた、鮮やかな色彩、飛ばぬ血飛沫、緩やかな展開。
違和感から気持ち悪さ、嫌悪感に成長し、祝祭を閉める最後の儀式では遂に謎の解放感に達する。

同調
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

シャロン・テートと2人の物語が切り離されてたのは、フィクションと史実が混在してたから。
1969年8月9日の事件をインプットして、もう一度見返すとまったく見え方が異なる一作。

でも、
キャデラック、
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.8

これはすごい!
翻訳をテーマにここまでドラマ広がるのか、、、。
二転三転、四転ぐらいする展開に感情動かされっぱなし。

あと見せ場が多すぎる。
作者は?犯人は?動機は?
慌てふためくシーンで様々な言語
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.5

ん?衝撃のラスト??
世界の衝撃事件ファイル!てきなバラエティ番組で30分ぐらいで済む内容だったような、、、。

お酒の飲み過ぎには気をつけましょう。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

事故で彼女を亡くした主人公が記録世界で彼女を救う物語。
難解っちゃあ難解。
でもSF好きならラストのどんでん返し(?)をすんなり受け入れられるし、なんなら前もって気付けたと思う。


主人公・ナオミは
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

ショービジネスを生み出し、フリークスたちに人生の光をもたらしたバーナムはもはや偉人の域。

ザック・エフロンとウィスキー煽りながら契約を結ぶシーンが最高。
互いの技量を計り、夢を語り、輝く栄光を掴める
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ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

4.0

全ての願望には他人の運命という代償が必要。

相談者が交錯する様やそれによって起こる奇跡は、群像劇好きには刺さると思う。
マグノリア、2006年のクラッシュ、ラブ・アクチュアリー、てきな。

カフェの
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

ニフラー激かわ。

1回目見た時は誰と誰が兄弟で、
グリンデルバルドはなんでクリーデンスを追ってたのか、
まったく整理できなかったけど、
2回目でようやく理解。

魔法の演出を楽しんだ後だから、きちん
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最近知ったのだけど、ロボトミー手術はノーベル賞を受賞したような当時としては画期的な技術だったんだとか。

副作用で感情がなくなっても、精神疾患治ることで大衆的にはプラスだからOK。
抗精神薬が誕生した
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

言わず知れた胸糞映画の代表作。
キリスト教の七つの大罪に沿った劇場型犯罪がそもそも胸糞悪いし、なんと言ってもラストがすんごい。

モーガンフリーマン、ブラッドピットのハードボイルドな感じも、全編カビの
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.4

鬼滅ブームにきちんと乗っかって鑑賞。
極音上映だったので戦闘シーンが最高だった。
頼む!ここで勝ってくれ!!って拳に力が入る。
煉獄さん!!!!

でも、ちょっと詰め込みすぎた感が、、、。
たぶん中盤
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

マディソンが強烈。
やだー、うっそー、信じらんなーい、ぐらい浅く捉えた方がゾンビウィルスが蔓延した世界では生き残れるのかも知れない。
劇中でもあったように、脳味噌足りなくて狙われないから。笑


前作
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ビックシティ(2016年製作の映画)

3.0

切なっ!最後の運転手のおじちゃんの表示、、。

海外の街並みをぼけーと眺めながら微睡む感じでロードムービーが好き。
日本と違う空気を肌や匂いで感じたくなる。旅行したい!

罪の声(2020年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

今の時代に起きても恐ろしすぎるグリコ・森永事件。それを題材に、犯人・被害者の家族の人生を描いた本作。

犯罪に加担したことを知り罪の意識を持ち続けて育った子、それを知らずに優しい家庭を築けた子、2人が
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやもう最高だよ!

TENETがなにを指すのか?
未来人がセイターを選んだ理由は?
逆行時間軸の中で回転ドアに入れば、順行?(たぶんこれはあってる)

設定の説明がないままガンガン進む(戻る?)
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E.T.(1982年製作の映画)

4.0

ドリューバリモア若っ!!ちっちゃ!!

家でみんでボードゲームしたり、
誰かの弟(もしくはいじられっ子)をパシッたり、
得体の知れないものに会う前のワンシーンはいろんな作品でオマージュされてて、
映画
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バラ色の選択(1993年製作の映画)

3.5

マイケルJフォックスのサクセスラブロマンス。
コンシェルジュの細やかな気遣いと人望がヒロインの気持ちとビジネスチャンスを引き寄せる痛快な物語。

90'sの自由と賑わいを感じるいい映画でした。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

こちらも27歳になってようやく観た作品。
もっと救いのない、ダークな話かと思ってた。
自然と人間の対立は十分重いけど、大衆に受け入れられる形でそれを発信できるのってすごい。
小さな子供が人間以外の立場
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

やっと観れた本作。
「飛べない豚はただの豚だ。」名言過ぎるこの名言が意外とあっさり序盤に言われてることを知ってびっくり。

豚になった理由、元に戻らない理由、主人公が粋だからこそ余計色々と勘ぐりたくな
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

ずっと観ずにいたけど、チャドウィックボーズマン追悼の意を表して鑑賞。
芯の通った力強い表情が好きで、十数年後はオバマ大統領役を演じてたのかなと、悔やまれる。

こんな嘘みたいな差別の根本的な原因はなん
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ムジョルニア、オーディンを失い、雷神として覚醒!!
のわりには姉上ヘラが強すぎる。
弟は裏切る展開を裏切ったりと、相変わらずのサイコパス。行動の軸はなんなんだ。

ラグナロク発動させてようやくヘラに対
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

臨場感がすごい。斬新。
雨男、走行音、レンガの擦れる音、「手がかりは音声のみ」の設定をこれでもかと活かして、没入感がすごい。


通報先で起きている事件とアスガーが過去に犯した罪には関連性がきっとある
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.5

圧巻のVFX映像美。
インセプション的なミラーディメンション。ワープ。魔術。時間操作。
世界観が壮大過ぎて疲れるわ、映像がめまぐるしくて酔うわ、アベンジャーズシリーズの中でも特にお腹いっぱい(ぐったり
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.3

いいねぇ野村萬斎ののらりくらり感。
野村萬斎が起こす騒動を辿って巨大な闇に気付く。それは日本人のDNAに由来するものなのか、社会人になって初めて気付く悪しき風習。

ちょうど盛り上がってる半沢のキャス
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

5.0

すごかった。
学生時代のトラウマ、葛藤、嫉妬のフルコース。
キラキラした奴に嫉妬して、傷付くのが怖くて変われない自分に苛立って、大切な選択を誤ったことに後になって気付いて。

大学生時代は最もその後の
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

三浦春馬の笑顔よ。。。
爽やかで、空気が澄むような笑顔。切ない。

斉藤和義に作詞を依頼された伊坂幸太郎が、「物語なら書ける」と作り出した短編集が原作の本作。
優しい人生のいたずら感が伊坂っぽい。
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.5

1964東京オリンピック直前の横浜が舞台。
終戦から20年経った人々の活気、力強さ、男子学徒の気高さ(詰襟と背筋がピンとしてる)、とても素敵でタイムスリップしたくなる。

大戦後も残る戦争によって悲し
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

5.0

やばかった。
ジャケットからアクションを期待して事前情報なしに鑑賞。最高の裏切りに遭った。

思い返すと不自然な点ばかり。
伏線の一つに気付いてからバチっとハマり、久しぶりにぞわぞわっと全身鳥肌を体感
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.5

真剣にみてなくても面白い!笑

レトロアーケードゲーム満載で、ゲーム好きにはたまらない。
ギャラガーみたいなシューティングゲームめっちゃやったなぁ。

昔はキラキラしてたけど、
大人になったらダメダメ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

やっぱみんながいいって言ってる映画は早く観るべきだなと改めて思わされる。

デニーロの笑顔とユーモアと人望が最高に素敵。
彼によって周囲の人間が少しずつ成長して、きっとまた次の世代の社会人たちにも影響
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

ゲーム好きも、映画好きも、みんな集まれ!
バツ丸もチャッキーもグレムリンも春麗も、次から次へとキャラクターのオンパレード。
リアルとバーチャルの往来が見事で、製作者の意図から謎を解いてく感じがたまらな
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アス(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゲットアウトが凄まじかっただけに、少し期待し過ぎてしまった。
比較すると本作はシンプルだったなぁ。

伏線は控えめ、今作は自分に追われる恐怖をこれでもかと見せつけてくる構成。
一挙一動に意味があるよう
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