福野ふくろーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.4

耳が聞こえない女の子。いじめてた男の子。

加害者側のその後の苦悩と、女の子の苦悩。

川から飛び込むのとか、男の子を好きになるのは少しファンタジーかもだけど
一人一人のキャラクターが立ってて、それぞ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.6

映画を作る、映画だった。

いやーめちゃくちゃ良かった!!!!観てよかった!!!なんだこれ、素晴らしすぎる。何度も泣いた。

クリエイティブとはなにか、がギュッと詰まってた。最高。

飽きさせない趣向
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恋とさよならとハワイ(2017年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ好き!空気がずっと心地いい。映像のテンポと柔らかい映像でずっと見てられる。

破局した男女カップルの同棲を描いた映画。

重くなく、ゆったりした雰囲気。気持ちってゆらゆら揺れるものだよねー
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.8

えぐ面白かった…!!

本屋のバイト同士の男女の恋愛。と、男の方のルームメイトの男の関係を描いた映画。

めちゃくちゃ丁寧に描かれてて、グッと引き込まれる。

1人にフォーカスするカメラアングルが多い
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.1

囚人3人に友情芽生えてく話。

初めてのジャームッシュ作品だったけど、めちゃくちゃ面白かった。大きい出来事にフォーカスを当てない撮り方めちゃくちゃ好き。

こういうのだったら、囚人とかが出てきてもすっ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

おんもしろーー。

5人のタクシーの運転手とそれぞれの乗客の人間模様を描いた作品。

タクシーの運転手かっこいいなー。
タバコ吸いたくなる。

懺悔するタクシー運転手の話は声出して笑った笑

春琴抄(1976年製作の映画)

2.7

プラトニックな関係の男女の琴の師匠と弟子。
メンヘラな師匠と全言いつけを守る弟子。

そういう関係にならないんかい笑


お湯かけるのはほんとさいてー。
針はえぐいて。

歪で美しい愛の形。…なのか?

細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

2.8

難しかった!

なんとなく雰囲気でみたけど、雰囲気は好き。

本家とかが重要視されてた時代。よくわかんない。

谷崎潤一郎原作なのに、人間の奥底の欲を描いてたり、エロティシズムみたいなものを感じるみた
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

鬱映画。

救いなし。

アイナジエンド演技も歌もエグ上手い。

やっぱ3時間は長い。
めちゃくちゃ向き合って観たから疲れた。くらった。

七尾旅人も最高だった。歌うますぎ。

でもキモいやつばっかり
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お早よう(1959年製作の映画)

4.0

小津作品3作目鑑賞。
テレビを買ってくれない親に納得いかなくて、口を聞かない子供の兄弟の話。軽く観れて楽しい作品。

子供がずっと可愛かった。
近所のおばさんは腹立つけどいいキャラ。今でもこんな感じあ
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

1.6

もっとはっちゃけた感じかと思ったら、意外とドラマ見せたりご茶混ぜだった。

子供用って感じ!

後半の、子供のパパのくだり、妻のくだりは良いシーンだった!意味はよくわからんけど!笑

ちょっと長いかな
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.4

原作未読で鑑賞。突然旅行中に夫に失踪された妻の話。

今泉力哉監督の映画は、流れる空気がやっぱり心地いい。いつものように丁寧に丁寧に描かれる。

個人的に感じたのは、
監督の作品のいつにも増して、人の
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.1

小津作品2作目鑑賞。

最後までじっくり見てしまう。会話劇だけなのに、なんて引き込まれる映画なんだ。

ひとりぼっちは寂しい、と言うおじいちゃん。俺はそうはならないよ、という主人公。
その主人公が、家
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東京物語(1953年製作の映画)

4.6

おじいちゃんおばあちゃんが、自分の子供たちに会いに東京に行く話。
何も不思議なことも、ビックリするようなことも起きない。
少し疎まれたり、少し大事にされたりしながらの東京の旅。
人間模様をそのまま描い
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.1

植物人間状態になった小さい娘を、最新技術で身体を動かすことで延命治療を受けさせる話。

どんどん狂気じみていくお母さんが気持ちが伝わるだけに心がえぐられる。
クライマックスのお母さんが警察を呼ぶところ
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

不思議で面白かった。

映像が面白い。舞台のよう。
語りに合わせて背景が変わっていく。ずっとこちらに語り掛けてくる。すごい情報量で。
でもそれが心地いい。

内容は、不思議な能力をみにつけた人の一生。
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そこにいた男(2020年製作の映画)

4.1

愛をこじらせた人。おもしろい!

今までと何にも違くないのに、違うと思ってクズにハマってく女性。

ラストの奥さんのわざわざ言いにくるスタンスも、感情優位な女性って感じがして人間してるなーって思った笑
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空気人形(2009年製作の映画)

4.3

なんて美しいんでしょう。性欲処理の空気人形が、心を持ち、恋をする話。

大人の童話、みたいな雰囲気。

最後らへんのシーン。
「私の息で満たしてあげる」自分と同じではない、でもそれをしっかりとはわかっ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.4

面白かった〜!!

アニメーションがすごく気持ちいい。可愛いし、手書き感とストップモーション感の映像がとても気持ちいい。

人間を恨み、子供のため、と一生懸命縛り付けてたお父さんが、
人間を恨み、人間
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.3

生まれつき顔にアザのある主人公。
主人公のことを映画にしたいという映画監督が現れる。最初は断っていてが、だんだん恋仲になり、映画化を承諾して、、その恋模様を描く作品。

美しい。
繊細に描かれるんだけ
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.2

昔付き合ってて、もう一回くっつき直したカップル。
彼女が妊娠し、別れた時にした別の人との子か、彼氏との子か分からない。そんな2人を描く。

ゲボ吐きそうなほどリアル。

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.6

可愛い映画でした。

毎回、意外と大人もハッとするところがあるテーマがあるの好き。

くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.3

食べ物が天から降ってくる楽しい映画。

才能、がテーマなのかな。最後泣いちゃう。
才能が花開くまでトライアンドエラーし続けるしかないよね。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.6

さすが古沢良太さん、面白かったー!!!

けど儲けて欲しかったなー。うーん。

傷だらけの悪魔(2017年製作の映画)

1.5

高校のいじめの話し。

いじめてた人への復讐。

演技が全体的に過剰で、何が言いたいのかよくわからなくて、
いじめを扱ってるのに、手のひら返しだけしか扱ってなくて浅い。

うーん。いじめってこんな単純
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

1.5

リバーズエッジ、ヘルタースケルターの原作者、岡崎京子原作だったので鑑賞。

会話がいちいち不自然、独り言多すぎる。余白なくクサいことを全部ナレーションで説明するため、キラキラ恋愛映画を観てるかのよう。
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来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい(2023年製作の映画)

3.6

映像と言葉がたくさん流れ込んできて気持ちいい!!

芸術。もっかいみよ。

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.7

ドラマは未見で鑑賞。

バカリズムさんがOLとして普通に働いてる。女子として。

ゆるりと観れる。すごいなあ。ただただ楽しい。

最後ちょっと映画的にしてあるの好き。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.4

面白かったー!!!

高校生の群像劇。
親からもあまり相手にされず愛に飢えすぎてる観音崎、とウザがりながらも何故か付き合ってる達観した振る舞いの主人公若草ハルナ。観音崎に固執してて妊娠してしまったこれ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.7

ずっと観たかったんだけど、ネトフリでもアマプラでもU-NEXTでもずーっと観れなかったので、痺れを切らしてHuluの2週間無料のやつで入って鑑賞。予想以上に良かった…!!!

良い。すごく良い。とにか
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煙とウララ(2022年製作の映画)

3.6

屋上っていいね。

綺麗な映像と、少しの会話劇。

魅力のある2人の出会い。心地いい。

こじらせて屋上(2022年製作の映画)

3.6

空気を楽しむ映画なのかな。

屋上でヨガをしていた女性と不登校の女子高生の会話。

最後側転をしてアガるってなる女性可愛かった笑

いい空気。

あと音楽が超気持ちいい。

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.3

ある結婚式まわりの人々を描く映画。

上質なコメディ映画。おもしろー

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.3

悪くない空気。

仲が悪くなって解散する事になった女性2人デュオハルレオ。なんだかんだやって最後有耶無耶になる話。

子供の喧嘩みたいで浅く感じてしまった。

さよならくちびるってワードはさすがあいみ
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

1.3

デフォルメされすぎてるのがずっときつい。

自然さが一個もない。齋藤飛鳥の喋り方、生徒会の作られすぎてる感が苦手。そんなに熱持つのに感情移入できないし、オーバーすぎる芝居も嘘くささを助長させるし、どう
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