福野ふくろーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

怪物(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予告のいじめの声だと思わせるミスリード。

実はこうだったのか、のオンパレード。

怪物の意味。

男の子ふたりの友情、恋愛物語と誰が予想したか。

ずっと集中力がいる映画だった。
伏線回収もえげつな
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

園子温監督えぐぅ笑

性、死、バイオレンス、狂気。

生きるってのは痛いんだよ。

刺激強いし多め。エグ味満載。こんなの魅せられたら面白いに決まってる笑
アドレナリン出まくり。
でも刺激強くて、見終わ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.7

自信がなくて、自己肯定感が低くて、承認欲求の塊の女の子。

好きではないけど好きって言ってくれる人を、寂しさを埋めるためだけに利用しちゃう。他にやり方わからなくてそういう行動をとっちゃう。
自分に芯が
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.2

よくわからなくて残念だった。
この空気を感じてってことなのかな。

爽やか切なかった。

「しいな(めちゃくちゃ好きな男)にとっての私って、私にとっての遠藤(むしゃくしゃして身体の関係持っためちゃくち
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何者(2016年製作の映画)

3.9

エグい。

自分は勝負せず高みの見物で評論しちゃう人は心が痛む映画。

でもそういう自分って誰にでも潜んでいて、だから誰が観ても心をえぐる作品になってるんじゃないかと思う。

クライマックスのツイート
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

難しかった!

バカにされてる映画部、胸が苦しい。

松岡茉優のバカにする演技うますぎる。

高校時代を思い出して、ウッとなる。

時間を置いてまた観たい。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

好きを極めるさかなくんさんの話。

魚好きなみー坊を、他の人になんと言われようと肯定し続けるお母さんの愛に涙がこぼれる。
他のことが出来ず好きを突き通してたら、周りの人にどんどん助けられてく様にも愛を
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

4.4

主人公がずっと少し痛くて、ずっと少し可哀想で切ない。

自己肯定感が低くて、相手に合わせちゃう、ただ優しく寄り添うことでしか愛情表現をすることができない。

不器用で愛しすぎる。幸せになってほしい。
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

女性版ロッキー。最高すぎ。

おじさんにレイプされるシーンがエグくてしんどすぎたけど、ぜんぜん報われないけど

いい映画すぎる。美しい。全てが最高。

安藤サクラさん演技うますぎ。

サッドティー(2013年製作の映画)

2.8

好きってなんですか?

正しい恋愛なんてねーんだよ!僕はあると思う!

すぐ人を好きになっちゃうクレイジーな人ばっかり出てくる。最後花束で殴る元アイドルは面白かった笑

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

2.5

脳科学的にそもそも人は1人だけを愛するように出来てない、結婚とか付き合うってシステム無理矢理作られたものってちう認識があったから
そりゃそーだよってずっとなってた笑

人を好きになるのって、どこからか
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鬼灯さん家のアネキ(2014年製作の映画)

2.8

血の繋がってないエロい姉の存在!羨ましい!!!笑

元気付けようと思ってエロい格好をしてたは流石に無理ある笑

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

吹替上映少なすぎて、やっと鑑賞。

テーマ「友達」を真正面から映画にしてた。

ロケットのためにガーディアンのみんなが動いてるのがもう沁みすぎる。アクションもすごい気持ちいい。

相変わらず音楽は楽し
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.2

雰囲気は好きだったけど、難しかった。

グラフィティのシーン、一発やらせてくれるからって言われちゃうメンヘラ高畑充希、さいこー。

でもアズミ・ハルコ全然分からなかった笑

でーれーガールズ(2015年製作の映画)

4.4

やっぱ大九監督面白いなあ。

妄想の彼氏とのことをノートに漫画で描く主人公あゆこ。その漫画の彼氏を好きになる同級生たけみ。

たけみがいきすぎた行動をとって、あゆこドン引き。でもたけみは実は病気で病ん
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Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録(2015年製作の映画)

3.1

24歳で亡くなったポエトリーラッパー、不可思議/wonderboyのドキュメンタリー。

これで彼のことを深く知れる訳では無いけど、
生を歌い続けて若くして死んだ男を、周りが協力してドキュメンタリー映
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010年製作の映画)

4.1

壮絶。

シーフードカレー食べるとこの嬉しそうな顔サイコー!!笑

嫌な女(2016年製作の映画)

3.7

人に期待しないで自分を強く持つ女と、人に取り入って特別な存在になりたい女。

この対比がすごく面白かった。

前者は、自分の殻にこもることで守ってるけどなんか幸せそうじゃない。後者は、自分を持ってない
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ぐちゃぐちゃ(2017年製作の映画)

3.4

男性と付き合ったことない処女の主人公の話。可愛い話でした。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.9

楽しかった!けど、もっとルイージとのバディが見たかった!

最初の仕事向かうところが一番ワクワクした!

ジャイアント・ピーチ(1996年製作の映画)

4.3

童話を映画にしたもの。

めちゃくちゃ楽しー!!分かりやすいし、さいこー

わたしが発芽する日(2016年製作の映画)

3.4

普通ってなに?って問われる作品。

丁寧に描かれてて、心情もすごい伝わってくる。すき。観てよかった。

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

2.2

現実味がうすくてずっとふわふわしてるから、言いたいことはわかるけど…ってなる。

でも色味が綺麗だったー!

それからのこと、これからのこと(2016年製作の映画)

3.6

切り取り方が自然で心地よく入ってくる。
この監督さんは、違和感のない綺麗な映像を撮るのが本当に上手。すき。

この内容にこのタイトルっていうのも、すごいおしゃれ。

左様なら(2018年製作の映画)

2.9

美しかったけど、静かすぎてあまり乗れなくて残念。

近い人の死を乗り越えるのはしんどいし時間がかかるよね。

百瀬、こっちを向いて。(2013年製作の映画)

3.7

女の子の彼氏のフリをする、という少女漫画チックなシチュエーション。

これで結局恋仲になってちゃんちゃん、みたいになるとしたらつまんないなーって思いながら序盤見てたけど
現実離れした装飾とかそういうの
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めがみさま(2017年製作の映画)

3.4

後半おんもろー!!!!!

前半はラヴの思想の押しつけがめちゃくちゃきつい。見てられないくらいきつい。クソ毒親もきつい。もう途中で見るの辞めようかと思ったくらい笑

正義を押し付けるのが正しいとするめ
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閃光(2018年製作の映画)

4.3

台湾人のキャバ嬢と主人公の綺麗な恋の話。美しかった

全てが自然で、恋人の過ごす愛しい時間を作品にここまで表現して収めてるの凄い。

彼女がなぜ去ったのか、少しでも冷めたら寂しくなるから一番ピークの時
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おろかもの(2019年製作の映画)

4.4

会話は不自然だし、演技も棒な人ばっかりだけど、話が面白くてずっと惹き付けられた。面白かったーー

お兄ちゃんの浮気相手と妹の関係という切り口が面白いし、この2人の関係のどちらかがどちらかに強く当ったり
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.0

LGBTをそんなに真っ向からキモいって言っちゃう奴はまだまだ居るんだろうなあ。好きなものを好きって言えないのはきついよなあ。

終わり方がすごい素敵だった。
でもだからこそ心が締め付けられる。知って欲
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ハイヒール革命!(2016年製作の映画)

3.2

トランスジェンダーの方のドキュメンタリー+再現ドラマという構成だった。

リアルな感情が聞けて、興味深かった。自分も頑張って生きようって思えるから、こういうの好き。

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.2

面白かったー!

セックスレスの夫が、なんとかセックスしようとする話 笑
結局仲良くて、ほのぼのした。

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.4

自分の気持ちをほとんど外に出せない人の話。

愛されないからって浮気を正当化する理不尽な妻にも何も言えず。溜めて溜めて最後の問答。

「言ったってどうにもならない」「どうなったって本当のことを言うんだ
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

2.2

ちょっと違和感あるところで、心の声を叫ぶのがすごい少女漫画だった。ふくだももこ作品観たの2作目だけど、苦手かも。

これに苦しんでる人の元に、この映画が届いたらいいな。