Filmarksプレミアさんの映画レビュー・感想・評価

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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

5.0

これはマイベストムービーのひとつ。

こんなに最後に全てが1本に繋がるのも珍しいと思う。
タイムマシンという、SFだからこその仕掛けを使うとこんなこともできるんだなと唸った。

映画ポスターで損してい
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星の子(2020年製作の映画)

2.9

宗教の話かと思いきや、もしかしたら家族の絆の話なんじゃないかと思った。家族の好きなものを一緒に好きになる、という一種の愛情表現なのかもしれない。

そもそも両親が宗教にハマったきっかけは次女の病気。長
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

話は回想がメインで、内容は人間の心理に迫っていて面白かった。

古い作品なのに、アドベンチャーゲーム(ノベルゲーム)のようなたくさんの世界線をみていく感じがあってそこも面白かった。場面が限られていて、
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空白(2021年製作の映画)

4.6

悪者に見えるような人も、完全に悪者ではないし、善人でもない。人間はなかなか苦しい存在だと思った。

かなりショッキングな冒頭から始まるので年齢制限が設けられているのだろう。また、人間嫌いを加速させるよ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.9

会社員(特に営業マン)に見てほしい!野村萬斎のキャラが最高!

半沢直樹が好きなら見て損はない作品。
会社のパワハラ、ノルマ、コンプラそういったものと向き合っている日本人サラリーマン(JTC勤め人など
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

「大阪2児餓死事件」を基にした映画。これは娯楽作品ではなく教育資料だ。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.6

侍7+百姓軍 VS 野武士軍‼️久蔵推し❤️

タイトルから分かるように、7人の侍がリーダーとなり百姓たちを率いて村の防衛戦を行う。

今は2023年だが、現代でも十分に楽しめる面白さがある。少しセリ
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震える舌(1980年製作の映画)

4.9

これほど辛く苦しい映画はない。だが、人間の命や愛について知ることができる映画でもある。医療や看護にも目を向けることにもなるだろう。

これから子どもを産み育てようとする人は、覚悟してみた方がいい。この
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

人間のリアルというか、
青少年のリアルというか、
田舎のリアルというか、
そんな感じの映画だった。

鬱映画と言われているようだが、せっかく2時間くらいを視聴に費やすのだから、これぐらいのインパクトは
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

岩井俊二と聞いて。
アイナ・ジ・エンドをフィーチャーした音楽映画かと思いきや、そんな単純なものではなく、時系列が入り乱れた作家性の高い群像劇だった。上映時間約3時間。
歌のシーンはやはり多く、ストーリ
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鯨の骨(2023年製作の映画)

3.5

今や一世を風靡しつつある あのちゃん がついに映画主演!ということで観てきた。
題材としては、マッチングアプリ、ARアプリ、ネットアイドル、推し活、デジタルタトゥー、とまさに令和の映画という感じ。
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

あのエヴァンゲリオンの庵野秀明監督作品。原作は、村上龍の『ラブ&ポップ トパーズII』(1996年、幻冬舎)。

かつては「援助交際」といわれていたが、今は「パパ活」だろうか。そういったことをしたこと
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

怪物は誰?
そもそも怪物なんてものはいる?
最初からいる?
途中から産まれる?
乗り移っていく?
いや、もしかしたら人間こそが……。

胸をエグる人間描写。
視点と時系列が変わって次々と明かされていく
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

誰もが知っているあの名作のあの名試合を完璧に映画化してる。焼き直しだと思って侮っていた。グッとくるシーンが多すぎる。この映画は神格化されている原作に全く劣らないと思った。それぐらい感動した。監督と脚本>>続きを読む