こうじさんの映画レビュー・感想・評価

こうじ

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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.0

親は子に強いてはいけない。
判断のサポートのみに力を注ぐべき。
浅はかな打算にとどまる親よりも、深い心で考えているのはいつでも子の方。

正欲(2023年製作の映画)

5.0

“普通”とは。
異常者として見ている相手だけが知っている。

ある男(2022年製作の映画)

3.0

程度の差こそあれ、
誰もが秘密を隠して演じて生きる
真実を知ろうとするのではなく、
目の前の真実と向き合うことが幸せ

人生は、美しい(2022年製作の映画)

5.0

生きているうちにやりたいこと。
生きているうちにやれていることに
一つでも多く気付き感謝すること。

アナログ(2023年製作の映画)

5.0

分からないことが多くても詮索しない。
温かく明るい場所へ連れていく勇気だけを持って。

総理の夫(2021年製作の映画)

4.0

自分の気持ちに正直な選択
シンプルなその勇気だけが
何度も羽ばたく原動力

望み(2020年製作の映画)

4.0

攻めて加害者になるか
守って被害者になるか
という二択ではなく
危険から逃げる勇気という選択肢も持ち
“望み”の可能性を高めたい

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

運命とは抗うものでも
容易く受け入れるものでもない
人からどう見られようと
ジタバタしながら突き詰めて
最後にその向き合い方を決める
自分との闘いの場

愚行録(2017年製作の映画)

4.0

すべてのストーリーが
自業自得のバッドエンドを迎える中で、
席を譲った唯一の行動の進展に
この先の希望の光を見出したい

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.0

リアルな社会では摩訶不思議な女性の言動が
スクリーンの中では共感の連続
と思いきやラストはやはり摩訶不思議

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

光の見えない闇に迷いこんだ時
判断や行動が仇となり得る
健全な心身にのみ前に進む勇気は結実する

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

利用する側の人間は悪だが
利用される側の人間も周囲を苦しめる
人は弱い生き物だと分かった上で
自分のためにも人のためにも
強がって生きたい

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

愛と勇気と思い出が人間を遥か遠くへと運ぶ
ただし人知れず癒されることのないひとつの大きな傷を持つことが条件

悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)

4.0

揃いも揃い二軍人生の登場人物たち
それでも二軍なりにどん底に落ちないしぶとさを見せるのは心が澄んだ緑の化け物

ほつれる(2023年製作の映画)

3.0

人はそう簡単には変わらない
お古を求めてはほつれての繰り返し

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

親娘にはリアルを越えた絆がある
一心同体から始まる双方の人生ドラマは時空をも越える

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

人間は矛盾に満ちた生き物
似た様な出来事に対しても対応はそれぞれ
固執して悲しむか気にも留めず前に進むか
正解のない選択肢を突きつけられて今日も生きる

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

失敗もする。欠陥もある。
完全ではなくても、大切な事に情熱を注ぎ、
愛する者に真っ直ぐ向き合う事で、
人生は豊かな方向にアジャストされていく。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

どんなに高次元でも作られた可能性は規格内。
規格外であっても異次元の可能性は無限大。
人を味方につけられる者はスペックとは関係なく
不可能を可能にする。

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

子供だましのような説得ではなく
考え抜いた説明でこの世を去る。
「いつかわかる」ではなく、
「いつかの君にもわかる」様に、
今も正しく丁寧に伝える。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

愛する者が待つ場所へ旅立つ時、
恥じない自分でいられる様に、
今を生きる

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

4.0

次世代の若者達に引っ張られる様に
大人は成長させられる
そして彼らは巣立ち、
もはや私達には手が届かない程
高く強く羽ばたいていく

私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

5.0

報われる事など本当は願っていない
家族を愛して味方であり続ける
ただその信念を守り続けるために
その為だけに闘い続ける強さがある

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.0

死は誰にも避けられない真理
しかし自身の意志を伴い幕を降ろすか、他者の意図により幕を降ろされるか
各々の生きざまの違いが如実に映し出される

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.0

誰もが劣等感を持つ中で
自分の中でそれをデフォルメして
自らを窮地に追い込む事もある
変われなくても良い
分かってもらえなくても良い
少なくとも自分だけはそんな自分を認めてあげられさえすれば
皮肉なこ
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.0

不幸を背負いながら前を向く年配達
その全てを目の当たりしながらも
自分は幸せになろうと前を向く若者

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

1.0

若者達の健全な精神を育む為には成熟した大人が静かに見守る環境が不可欠
目を覆いたくなる程に連鎖的に魂が失われていくこの社会の中に、救いを求めることができる大人の存在は最後まで無かった

成れの果て(2021年製作の映画)

5.0

すべての登場人物をゲスと呼ぶのは容易い
でも本当に各々がもつゲスの要素と私達は無縁か
むしろ理性を研ぎ澄まさないと心当たりのある自分の一面しか描写されていない
誰もが一歩間違えば踏みいる危険を秘めてい
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

5.0

ビッグバンの初速度からすべての運命は決まっていて変えられない
それを空しいと思うか安心して大胆に行動するかは人それぞれの捉え方次第
どうせ決められている運命ならば思いきって初速度通りに名字を変えよう

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

歩んできた道の責任は自分で取り
つま先立ちや他力本願では取りきれない
もがいた後は受け入れ新たな道を歩むのみ

search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

調べるということは知らないことを探すこと
知らないことを探すのは自らの仮説の信憑性を確認すること
最後は自らが考え仮説の精度をあげることが検索することよりも事実を掴む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

生き方と死に方には因果関係がないのが残酷な真実
そうであるからこそなおさら純粋に今を美しく生きたい

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

若く健康な心身を持つ時に悔いが残らない様に存分に闘う
老いてコントロール出来ない自分になった時、勇気をもって闘わず抗わず、助けを借りて感謝して生きることに喜びを噛み締めたい

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

4.0

世界は不条理に満ちている
それでも目の前の人に愛を注ぐ生き方でありたい

今度は愛妻家(2009年製作の映画)

4.0

日々共に過ごしながら、それでも分かり合えない事のこの上ない幸せ
失って初めて気付く願い
「予想も出来ない事を言ってくれ」

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