Ya映画鑑賞さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

2022.88 *175

マチルダかわいい。

『燃えよ剣』(岡田准一版)の池田屋シーンを彷彿とさせる音楽。

裏窓(1954年製作の映画)

3.9

2022.87 *174

これが50年代の映画とは。
あと孫の手ってアメリカにもあるん?笑

家に主人公以外の人間がいない時間は、当然台詞は一切ない。観客は画面内の情報からストーリーを把握、推理しよ
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祇園祭(1968年製作の映画)

4.2

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2022.86 *173

祇園祭の時期に京都文化博物館で数日上映するのみの作品。有難い。

何がすごいって、
東宝大スターの三船敏郎、
松竹大スターの渥美清、
そして東映大スターの中村錦之助
が、同
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山猫は眠らない2 狙撃手の掟(2002年製作の映画)

3.0

2022.85 *172

ゴールデンカムイの影響で観た映画part2。

印象に残ったセリフ
「暴力以外にも手はある。外交的手段だ。」
に対しての返答、
「外交が問題をつくり、我々(スナイパー)が解
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

3.5

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2022.84 *171

なるほどぉ
地名と解説から入るところ、低声の唄と鈴のところ等、同監督の『大菩薩峠』に通じる。
内田吐夢が用いる鈴の音は「救い」を表しているらしい。となると今作でいう「救い」
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.8

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2022.83 *170

8割方、ニノ目当てで鑑賞。
加瀬亮出てたの知らなかった。いい役だった。
 

戦争は本当にいけない行為だと思いつつ観るのだけど、今地球上ではこれが同時進行しているんだよなあ
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三匹の侍(1964年製作の映画)

3.6

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2022.82 *169

黒澤っぽい〜


best one shot
ラスト、三人の後ろ姿が遠ざかる所


松竹、さむらいプロ提携作品
脚本 五社英雄ほか3人
撮影 酒井忠
音楽 津島利章
殺陣 
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姿三四郎(1943年製作の映画)

3.3

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2022.81 *168

初監督作品

藤田進がハマっている。
根がまっすぐ過ぎてアホ、みたいな三四郎の性格に、藤田のイケメンなんだけど加藤茶みたいな間抜け面にも見える顔がぴったり。

中盤の志村喬
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新選組始末記(1963年製作の映画)

3.4

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2022.80 *167

大映時代劇全体に言えることだが、青暗いトーンの照明が、血生臭い演出にすごくマッチしやすいな。
血糊も東映のカラー作品に比べると粘度とか赤みがより本物ぽい。


残酷時代劇の
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.3

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2022.79 *166

舞台は江戸時代で、映画公開は60年代だけど、この映画は恐ろしいほどの現代性を持っている。
たとえば、
・貧困と無知は政治の問題だということ
・1人の患者と向き合うことの難し
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眠狂四郎 殺法帖(1963年製作の映画)

3.0

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2022.78 *165

ニヒリズムヒーローらしい。
女の着物を突然切り裂き始めたりとかする所は、従来のヒーローとは違う。

剣、少林寺拳法、銃…
色んな動きがあって楽しい。

刀に無想政宗なる名
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(1985年製作の映画)

4.4

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2022.77 *164

ド迫力の戦と、人間世界の本質と、少しばかりの優しさ、清さ、救い。
全てを共存させた傑作。

…と、そんな難しいことがわからなくても、例えば「世代交代の切なさ」というほぼ全人
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斬る(1962年製作の映画)

3.7

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2022.76 *163

お部屋様殺害から始まってタイトル出るまでのつかみが死ぬほどかっこいい。

これは本当に反省した方がいい話だけど、例の身体が真っ二つになるシーン全く気づかなかった。もっとちゃ
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

1.0

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2022.75 *62

潔く「オカルト映画です」とか言った方がいい。
これのどこが記録映画?

客観的どころか差別感情を煽るようなナレーションと音楽。
明らかなやらせ。
東洋蔑視も入ってるよね?
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

3.2

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2022.74 *161

OK牧場の名前の意味を初めて知った笑

地平線が低い

OK牧場の決闘はラスト9分〜

1:32:20 人斃れる→そばの水飲み場?に銃弾→水跳ねる

薄桜記(1959年製作の映画)

3.1

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2022.73 *160

傑作と言われる映画らしい。
妻の不義密通への対処とか、現代人には理解し難いものがあって、私はあまり面白いとは思えなかったな…


腕を斬られる例のシーン気持ち悪い。
最後は
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恋や恋なすな恋(1962年製作の映画)

3.7

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2022.72 *159

序盤退屈でがっかりしていたら、後半クソ面白かった笑

後半、映画にするのが難しい題材だけど、思い切って舞台にしたのは英断だよねえ…


良かった点

・橋蔵の精神壊れるとこ
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源氏九郎颯爽記 秘剣揚羽の蝶(1962年製作の映画)

2.8

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2022.71 *158

伊藤監督もいやいや作らされたと言っていた映画。うん、おもんなかったなあ…伊藤大輔にしては。

義手が腕ごと斬り離されるところがある

それ以外は従来と変わらない殺陣。とくに
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維新の篝火(1961年製作の映画)

3.3

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2022.70 *157

良かった点
・新選組の羽織の色逆じゃん?と思ったら、後々その意味に気づく。
 全編通して、衣装の色が2人の心の距離を表していてよかった。

・「お房さんみてごらん、さっきあ
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影武者(1980年製作の映画)

4.7

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2022.69 *156

黒澤の画家的側面が出た、絵巻物のような作品だなと思う。

影武者に最後まで名前が与えられないのも良い。

影武者始め、人物の内心もしっかり描かれていた気がする。

【戦の表
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座頭市物語(1962年製作の映画)

3.0

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2022.68 *155

目を瞑った、化け物みたいに強い剣客、という難しい人物をここまで完成させて演じたのはすごいと思う。
ただ、他の人が言うほど面白いか…?とは思ってしまう。

ティンパニの刻みが
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忍びの者(1962年製作の映画)

3.6

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2022.67 *154

リアリズムというか、ハッタリが効いているというか。
人間の限界をこえたとんでもジャンプとかはない。
使っている道具が視覚的に明示されて、術のメカニズムがはっきりしていて面白
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血槍富士(1955年製作の映画)

3.5

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2022.63 *150

ラスト殺陣
(前半)
・ブラスのBGM
・俯瞰ショットから始まり、間合いのダイナミックさが強調される
(後半)
・BGMなし
・ますます、泥まみれ


内田吐夢について
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丹下左膳(1958年製作の映画)

3.0

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2022.62 *149

大友柳太朗演じる丹下左膳
・よく喋りよく笑う。感情をストレートに出す。べらんめえ口調?
・ただ、善人ぽい行動をする時に照れて口が悪くなる

ラスト殺陣
・雷の夜、暗い中で戦
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生きる(1952年製作の映画)

4.6

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2022.61 *148

過去の自分への反逆。
総じて、俳優、特に志村喬の演技が素晴らしい。
観終わったあと、あたたかく切ない気持ちになりました。

序盤
命短し、を歌うシーンがすごい。
踊りをやめ
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月形半平太(1961年製作の映画)

2.9

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2022.60 *147

殺陣
・朗々と歌いながらのチャンバラが印象的。
・早瀬の走って移動しながらの殺陣も少しだけ印象的。
・斬音、入ってる気がするんよな
・最後は落ち武者ヘア
・刀×刀の音は、金
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仇討(1964年製作の映画)

3.7

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2022.59 *146

些細な言い争いだったはずが、大事へ発展し、残酷な仇討を迎えてしまう。

殺陣
○VS主馬
・決闘の数日前から風が吹く
・斬殺音あり、それに少し遅れてうめき声
・殺陣はかなり
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柳生武芸帳(1961年製作の映画)

3.1

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2022.58 *145

シリーズ一作目。柳生武芸帖(その正体は謀反の連判状)を狙う二つの勢力が激突!

チャンバラについて
・単純にチャンバラシーンが沢山ある
・十兵衛の殺陣は頭一つ抜けてる。他の
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殿さま弥次喜多 怪談道中(1958年製作の映画)

4.3

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2022.57 *144

娯楽ってこういうことだよなって。

似たような顔した二人がオーバーリアクションで笑ったり怖がったりしているのを観るのが、本当に楽しい。

布団部屋〜天井が抜けるシーンまで、
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幕末美少年録 会津の決死隊(1959年製作の映画)

2.4

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2022.56 *143

お世辞にも褒められたものではない映画ですが。

チャンバラについて(女四人vs男大勢)
・刀×刀の音はあるか、金属ぽくはない
・パターン①
 人を斬る音はないが、斬られると
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真田風雲録(1963年製作の映画)

3.8

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2022.55 *142

見終わった感想「??????」

序盤で「ん?ギター?時代劇で?考証大丈夫?」ってなったが、あんなのまだ序の口だった笑

こういうのって岡本喜八がやるやろ笑
あの加藤泰が、
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反逆児(1961年製作の映画)

4.4

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2022.54*141

中村錦之助えええ!!!となる映画です。

○中村錦之助のヤバさとは?
・普段は、純朴で、笑顔が非常にかわいい。個人的には声が好き。

・男だから泣かないが、本当は今すぐ
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関の彌太ッぺ(1963年製作の映画)

4.3

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2022.52 *139

弥太っぺは、旅の道中で助けた小夜を、生き別れた妹に重ね合わせる。
10年後、小夜を守る為、弥太っぺを兄と慕うモリスケをやむなく殺める。小夜に正体を明かすこともなく、果たし合
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.2

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2022.53 *140

あらすじ
日本の「スイス」になることを目指した河井。嘆願は叶わず戦は避けられなかった。途中で負傷し戦線を離れるが、死の間際まで志と生き方を曲げることは無かった。


良かっ
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江戸っ子奉行 天下を斬る男(1961年製作の映画)

3.0

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2022.51 *138

父親を次いで役人になった忠相が、無実の罪で捕らえられた好き人・お栄を助けるために奮闘する。

・忍者っぽい刺客が出てくる

殺陣について
・次々と別の空間へ
・刀と刀がぶつ
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

3.6

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2022.50 *137

他の忠臣蔵と比べた、深作忠臣蔵の特徴(個人の考え)

・大石がかなり英雄として美化されている。
例えば他の家老が情けない、同志を熱意と言葉で説得する、敵方からも褒められるな
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