都会の余分な喧騒を切り取って
彼らしかいないのに
彼らしかいないから
より近くて愛おしくて苦しくて
そういう感情が自然の中にぶつかって溶け込んで
時に彼らの身代わりになって、眼になって
幻想的な色合い>>続きを読む
(※コメントで解釈あり)
ティーン作品ってこう、なんていうか、
弾ける!あつくいこうぜ!
っていうのか、もしくは
なんとも言えない(大人にはない)罪のない閉塞感が描かれがち
この作品は紛れもなく後者>>続きを読む
ラ・ラ・ランド味の、最高に甘美でピリッと刺激のある、そんなカクテル下さい。
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ミュージカル調作品の良さって、
フィクション>>続きを読む
多数に分裂しててよく分からない住居の構造にマカヴォイ扮する多重人格男。
出口がありそうでないチグハグなハラハラ感に、マカヴォイの最高な演技が痛い!
個人的には、最終形態がどんな感じになるのかすごく気>>続きを読む
人は見た目が99.9%(※諸説あり)とかいうじゃないですか、
「恋人として完璧」
「ずっと一緒に寄り添っていきたい人」
って自分の中で腑に落ちたところで、
「…でも外見が…周囲の目が…ね」
っていう展>>続きを読む
淵に立ったら何が見えるのかなって思う
淵にも色んな淵があると思うけど、
多分自分より下があって、それを見る
というより
見下す。
それは
高いところから見下ろす優越感かもしれないし、
行く手を阻まれて>>続きを読む
『ハートビート』の安定のイケメンことニコラス・ガリツィン出演の学園ハートフルコメディ。
16歳のネッドは男子の寄宿学校へ転入してくる。だが、彼の少し不器用で小柄な外見は、ラグビーが命命命であるその学>>続きを読む
「ねぇ、爪に何かついてるよ!」
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ドランが"I Killed My Mother"なら
これ>>続きを読む
月明かりっていいよね。
よく祖父母の家の近くの夏の夜の浜辺で、私も波の音を聞きながら、月明かりの下に座ったりしてた。
このままこの砂浜に、さざ波に、柔らかい風に、溶けてしまえる
ああ、なんか私の居場所>>続きを読む
堅物メガネの新任数学教師32歳が実は妻子を差し置いて夜な夜なバイクでクラブに通っては女と華麗なランバダ・ダンスを踊りまくる超ホットな奴だったもんだから目撃してしまったある女子生徒はガン惚れしてしまって>>続きを読む
ディズニーの実写化作品、あれ?何か観たことあるかな?レベルに観たことないんですが、これは(周囲の反響が凄かったので)鑑賞。
わりとCG!!!っていう感じが好きではない人なのと、話は既に承知ということ>>続きを読む
気付いたらにやにやしながら観てた。
何気ない日常生活のワンカットごとに にクスクスしてた。
ストレンジャー ザン パラダイスか…
これ観てて思ったんだけど、
3人の主要人物たちが常に"中心"から>>続きを読む
「自分のポジションを邪魔されたことある?」
「ええ、あるわ」
「それで、どうしたの?」
「食べた」
私が思うにこの作品はニュアンス的に
「悪魔(デーモン)に吸収されてゆく無垢な少女」
というより>>続きを読む
「悲しいのは-
その場所に戻れても、時間は遡れないこと」
解放を求め、空に放たれたレコード盤
風になびいて舞う制服の白シャツ
目深に被りなおされた彼の帽子
不意に翻る彼女のスカート
あどけない色と形>>続きを読む
人生はあるいみカノンでできている
と思った。
『カルネ』に引き続き、同じ馬肉屋の親父とその娘のその後が描かれる本作。
自問自答はカノンだ。
葛藤はカノンだ。
現実と妄想の入り乱れはカノンだ、カノン>>続きを読む
《赤身肉の中で最も健康的といわれる馬肉だが、》《その色と安さを軽蔑して 人はそれを"カルネ"と呼ぶ》
荒々しくぶちぎられる肉片、染み込む赤い血、生々しい視線、途切れた疎通、血縁を越えた愛情、怒りのエ>>続きを読む
オードリー・ヘプバーンの『暗くなるまで待って』の最強な最狂最恐最凶じじい版なみの緊張感!(分かりづらい笑)
(カタッ…)
\\\バーーーーン!!!! ///
と息を呑む容赦ない展開に飽きない作品>>続きを読む
そいえばハロウィンにこのを観た。
森の中の一軒家で物書きをして1人暮らしするろう者の女性を殺人鬼が襲う、わりとシンプルな作品。
たまには解釈に病んだり(それも1つの楽しみ)しなくて済むような作品補給も>>続きを読む
留学先でちょうど社会学を勉強している近頃の日曜日、たまたまこの作品を友達と観た。
人が属するコミュニティとか、それに付随してつきまとう"私たち"と"他者"の境界と優劣的な関係性。
"私たち"と違う">>続きを読む
"I know nothing's changed.
But everything looks totally different to me now."
母親の恋人と、ひょんなとこから初体験とと>>続きを読む
うちの父親が、よくモノを解体して遊んでたって言ってたのを思い出した。
なぜ不具合が起きるのか、どうしてぎこちないのか。その原因が分からなかったら解体すればいいのだ
…とジェイクさんも形相を変えなが>>続きを読む
特許取得と商品開発に人生をかけ、奔走した実在女性とその家族の話。
正直 この作品はジェニファー・ローレンスだったから良かったんじゃないかと思ってしまう。
というのも、展開はいたってシンプルで
(まぁ>>続きを読む
おもしろい!
ぜんっぜんキラキラしてたり世間からの脚光を浴びるべきヒーローではないけれど、てかむしろ爽快血祭り下ネタ連発でその真反対だけど、すごく好感度持てるー。
愛すべきバカ、憎めないバカを好む私に>>続きを読む
新しい顔が合併症を起こすため人里離れた場所に隔離され悲しみに暮れるアンパンマン。
新しいパン製作を試みるも失敗続きのジャムおじさん。
厳選された材料調達に勤しむバタ子さん。
狂犬扱いされ、檻に閉じ込め>>続きを読む
美しい絵画。でも見ていると凄く哀しく胸が苦しい絵画。
滴る赤、流れる赤、高揚する赤。
人物や、その彼らの切り取り方、なんとも色や映像の綺麗なシーンが沢山。
でもその童貞美少年が抱く、
美しくも無邪気で>>続きを読む
夜って無敵な気がする。
頭や肩を寄せ合って、食べたりのんだりねころんだり。昼間じゃできないような話とか行動とか、夜ならなんだか全て受け入れてくれるような気がする。
ドキドキして、ワクワクして、
大胆に>>続きを読む
「こんにちは、八代亜紀です。
ここ、海洋生物研究所は、助けて 治して 海に帰す所です。」
幼い頃から忘れん坊のドリーが、ずっと忘れていてずっと覚えていたもの。
それは「家族の愛」。
広い劇場で周囲を>>続きを読む
“飛行機が落ちたということは、つまり
全能の神がいないということだ”
エホバの証人の信者である看護師ジュリーの目が、大きく見開かれたシーンは印象的である。
飛行機墜落事故という試練、重傷だが奇跡的な>>続きを読む
すごい。すごい。この面白さはなに。
…あの皮膚、あの目、あの歯、、!
この映画を観て、「ゴジラは他の怪獣と闘わせなくても充分面白い」ことがよく分かった、というか、この方が面白いと感じた。うん、庵野さん>>続きを読む
水浴びを切実にしたい真夏のこの頃。
"オゾンの仕掛ける 極上のミステリー"って書いてあって、結構用心したつもりだったんだけど。見事にラスト5分前まで解けず。(笑)
…というのも、話が"単調"なんだよ>>続きを読む
久しぶりにこの感覚味わった。
音楽のリズムとダンスの共鳴に身をまかせて、アドレナリンが放出されて肌がざわつく この感じ!
実は話の展開は いたってベタ。
(まぁこの日本版のポスターみれば 一発でその>>続きを読む
最 高。
いろんな感情、心の中の想い、そういう全てを さらけ出せて 共鳴の波をおこせる「音楽と歌の力」って最強じゃないですか。
そこに加わる「青春」ていうパンチあるスパイス。有難くたいらげました。>>続きを読む
最高に"ポップ"で"シビア"だと思った。
柔らかい日差しに照らされた ふんわり長い髪と 無垢な素足たち 耐えない笑い声。
囲いの中で 美しく、儚い少女たちは、
缶に詰められた美味しそうなクッキーのよう>>続きを読む
本当に怖いのは、"怪物"か、人間か。
無人島に漂流した少年たち。
秘密基地ごっこのような高揚感の延長線が、
いつしか彼らの一部の本能をくすぶり、野生と化してゆく姿は
子どもでありながらも 存在感があ>>続きを読む
「トラと漂流した227日」…なるほど、パイっていう少年がトラと頑張って絆とか芽生えちゃったりして、しかもCGに全力注いでるファンタジーなんでしょ、まぁ観なくても分かるわ~
という人には、騙されたと思っ>>続きを読む