年老いたブニュエルが、過去を振り返りながら新作を作るというテイストの映画で、ブニュエルやブニュエルの作品をよく知らなければ理解が難しいと感じる。
単なる冒険ものか?と思って観始めたら間違いで、ブニュエ>>続きを読む
テンポ良く、元気良く、明るく楽しい映画。有名な曲がいっぱい出てくるのも楽しい。壊れかけの劇場を建て直す夢を諦めないムーン・バスターや、それぞれ様々なバックグラウンドを持ちながら集まってきた仲間たちが最>>続きを読む
おばあちゃんたちが最後の思い出作りに、スーパーボウルを観に行くという平和な内容。往年の大女優たちが、ありのままのおばあちゃんたちを演じていて、自然体でとても微笑ましい。と言っても若者顔負けのいろんな経>>続きを読む
アダムスファミリーといえばこれ!ダークコメディーだけど、なんだかんだ家族愛の映画だと思う。ゴメスとモーティシアの夫婦愛やゴメスとフェスターの兄弟愛が溢れた内容でただグロいだけではない。困難を家族の団結>>続きを読む
1分前に戻るたびに実は一つ前の自分は死んでいるというシュールな設定だが、テンポのよいコメディー。
実写とアニメを組み合わせ、有名なアニメキャラがたくさん登場するドタバタ映画。
コメントが難しいが、観てよかったと思える映画。私も勉強不足だが、アメリカの歴史、特に南北戦争あたりの歴史を頭に入れつつ、かつ現代も続く衝突や差別などを考えながら観ると非常に考えさせられる映画。特にコロ>>続きを読む
主人公デブリンとアリシアの任務と恋のお話。最初出会って惚れて愛し合うのは急展開すぎたが、その後の展開はなかなかよかった。任務のためにセバスチャンと愛のない結婚をするアリシア、割り切っていると見せつつ諦>>続きを読む
フィルムノワールの名作の1つ。プロットが複雑で登場人物も多く、誰が黒幕か分からない中で、悪人たちばかりであり、それら登場人物たちの駆け引きが絶妙でなかなか面白かった。上映時間も余裕があるのでその様子が>>続きを読む
1941年の映画でこの完成度はなかなか素晴らしいだろう。厄介な犯人たちを泳がせながら核心に迫るスペードを演じるハンフリー・ボガートは彼らしいキザな雰囲気の演技でよかった。ブリジットも言動がほんとなのか>>続きを読む
父と息子の絆を描く良作。父がいつも話す作り話にうんざりして口も聞かなくなった息子。父の死期が迫り、妻とともに父の作り話をまた聞くことになるが、作り話はある程度事実も含まれることがわかってくる。父の荷物>>続きを読む
アガサ・クリスティー自身が探偵となって事件を解決する第二弾!1作目とはキャストも監督も違うし、テイストも異なる。本作はイラクでマックスと出会うことが物語の根底にあるので、より恋愛の側面が強調されている>>続きを読む
アガサ・クリスティーの作品ではなく、アガサ自身が探偵となって事件を解決するドラマで新しい!エンタメにより過ぎず、真面目なタッチになっていてよいと思う。アガサが主人公だが、アガサ・クリスティーのことを考>>続きを読む
ゴッホが現代から自分の画家としての生涯を視聴者と一緒に振り返るというユニークな展開で惹きつけられた。実際に絵を描いた場所を訪れ、その場所の映像が絵に変わるところなど、実際の風景と絵を見比べることができ>>続きを読む
レンブラントの(主に)3枚ほどの絵に魅せられた、3組ぐらいの人々を追ったドキュメンタリー。新しいレンブラントの絵を発見したヤン・シックスとその周辺の人々、絵のために部屋を模様替えする貴族、ロスチャイル>>続きを読む
19世紀のフランスの外交官とロシアの映画監督(カメラの視点)がエルミタージュの中を歩くと、タイムスリップしていき、ピョートルやエカテリーナ、アナスタシアなどロシアの歴史を垣間見る。ストーリー展開は少々>>続きを読む
この類のエンタメとしてはそれなりに面白い作品かと思う。有名脚本家のゴーストであるヴァレリアが謎の老人に教えてもらった作品を書くことで、マフィアから狙われるようになる。マフィアたちの口封じと絵画の輸送、>>続きを読む
1時間半とは思えない見応えのある作品。「少年と林檎」の絵画をめぐるサスペンスが、ゼロとグスダヴの友情、ゼロとアガサの恋愛などに加わって、静かなのにハラハラさせる不思議なテイストに仕上がっている。真面目>>続きを読む
これも素晴らしいアニメーション。話の内容は、絵本作家レイモンドの両親の物語という感じだが、2つの大戦前後のまさに激動の時代を生きた市民の物語という感じで、その時々の情勢を織り込みながら丁寧に作り上げら>>続きを読む
平和な良作。亡き牧師の父の教えを守り、信者たちを支えながら慎ましく暮らすフィリパとマチーネ。かつてフィリパに求婚したテノール歌手パパンから、革命から逃れた女性バベットやってくる。前半では姉妹の若き日々>>続きを読む
途中までけっこう期待させる感じというか面白そうだったのに後半が残念だった。子どもがいた記憶が何者かに消し去られたことがわかってきて、真相を求め始めるぐらいまではよかったが、超人間的なものが現れてからだ>>続きを読む
メキシコとアメリカ国境付近は渡り鳥の聖地で、そこの鳥とそれに魅せられた渡り鳥の観察を行う人たちをアメリカ側とメキシコ側の両方から捉えたドキュメンタリー。ものすごい数の鳥でびっくりするし、鳥には人間の国>>続きを読む
IMDBでは、1-3の中で最も低い評価にやっているが、個人的には1-3の中では1番精錬されていると感じた。確かに1&2のようなアクション感や冒険感はなく落ち着いていて、ストーリーもあっさりシンプルなの>>続きを読む
観てよかったと思える素晴らしい作品。最初はBGMもなく生活音中心で、芸術感重視の映画だろうと思った。もちろんそうだったのだが物語が進むに連れて「静かな映画」に引き込まれた。時空を超えて子ども時代の母と>>続きを読む
あのピンクの豹「ピンクパンサー」が生まれるきっかけとなった映画。第2作以降はドタバタがメインだが、第1作の本作は、昔の豪華なロマコメであり、美しい景色とパーティーなどのゴージャスな雰囲気、そして美しい>>続きを読む
トムとジェリー映画の中では、不必要なドタバタやトムとジェリーのケンカが少なく、みんなで力を合わせて敵をやっつける感じがあってよい。割と落ち着いた作品。敵であるノームの王様の国は、旗の模様といい色使いと>>続きを読む
Theスパイアクションコメディー。正面突破から、馬を使ってのチェイスにホテルでの大激闘、最後は戦闘機で敵をやっつけるというunrealistic でド派手な代物。
妻の浮気をちょっとからかってやろうと>>続きを読む
アードマンの最新作!チキンランの続編。前作のジンジャーと娘モリーとの母娘関係を中心に物語が進むところ、ジンジャーの過保護とモリーの自由を求めて間違ったところに足を踏み入れるあたりがリアルでよい。ジンジ>>続きを読む
こういう作品を待っていたし、子どもの頃誰しもこういうキャラのコラボを夢みていたのではないかと思うので、素晴らしい試みだと思う。いろんなディズニーキャラを出したコラボ長編も作ってほしいなと思う限り。最後>>続きを読む
数あるクリスマスキャロルの映画化の中でも古典名作の1つ。短い所要時間の中で、しっかりスクルージの改心の様子を描くことができている。シンプルながら丁寧な演技でよくできた作品だと思う。スクルージ役のレジナ>>続きを読む
思っていたより壮大で意外に深いスケールの冒険もの。創造主に使える6人の小人たちと少年ケビンが盗んだタイムワープできる地図でいろんな時代に行って泥棒しながら冒険する。カスティリオーネの戦いでナポレオンに>>続きを読む
「ザ・ロストシティー」や「レッド・ノーティス」と同じ系統?の現代的なアクションスパイコメディー。テンポ良く楽に観られるが言葉使いはなかなかに下品で、ほんまにGなのかという感じ。筋に特にひねりはない。で>>続きを読む
1959年という時代を考えれば、長くないしテンポよく観られるホラーというよりかはサスペンスかな。アガサ・クリスティの「誰もいなくなった」とプロットは似ている。ホストのフレデリックが犯人と思わせつつ、医>>続きを読む
なかなか緊迫感があり、冒険ものと宇宙とのを組み合わせたような壮大なスケールで面白かった。未知との遭遇を彷彿とさせるところもある。リンジーとバッドの夫婦愛もよかった。最後はハッピーエンドなので観た甲斐が>>続きを読む