Ludwig2さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ひつじのショーン(2007年製作の映画)

4.0

ひつじのショーンのシリーズ1だと思うが、本当にひつじのショーンは面白い。現代版人形劇の傑作だと思う。セットや人形は全て手作りだということで、暖かみがあるし、ショーンのcleverで行動的な感じも清々し>>続きを読む

ひつじのショーン スペシャル いたずらラマがやってきた!(2015年製作の映画)

3.6

面白いけど、他のひつじのショーン作品と比較して、スペシャルだから面白いというわけでもない。普段のシリーズよりも、ショーンのcleverな感じがなく、不良ラマ達とバカ騒ぎをしてみんなに迷惑をかけて除け者>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

久々のジュラシックパーク。30年経った今でも鑑賞に耐えられるSF作品は少ないだろう。当時よりも生命科学技術が進んだ今の方が、より現実的な脅威として作品を鑑賞できて心に響くのかもしれない。やはり生命を扱>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

思ったより凝ったプロットの映画で、終わる頃にはなんとも言えない戦慄を感じた。
有名なマジシャン2人の愛と憎悪と復讐の物語である。下積み時代、アンジャーの妻がボーデンの結んだ縄が原因で水中脱出マジックに
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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

3.4

タンタンの冒険の実写版。アメリカンなドタバタの冒険アクション映画風に仕立ててある。3Dが慣れるまで苦手な人もいるかもしれない。続編が作れそうな終わり方であった。

ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

3.9

冒険物のB級映画の1つかと思いきや、割と良い映画だった。単にドタバタを繰り広げるだけの内容ではなく、アマゾンの奥地に必ず文明があるという信念を持った軍人であり冒険家である主人公パーシー・フォーセット(>>続きを読む

ガーディアンズ: 呪われた地下宮殿(2017年製作の映画)

3.2

よくある、未知の怪物に襲われる系B級映画。今回は中国の地下宮殿で調査中にクモに襲われるというもの。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

回想シーンと現在のシーンの関係が最初分からなかったが、宇宙人と関わったことで未来が見えるようになり、未来を回想のように頭の中で見られるようになったのだった。その主人公が未来を見て、解決策を見出し、戦争>>続きを読む

ストレンジ・ハウス: 呪われた家の秘密(2020年製作の映画)

3.2

家族中のよくない一家が田舎に引っ越してきたところ、気味の悪い屋敷で何かが出る!というよくあるオープニング。
今回は、主人公ヘンドリックとその弟エディーに無実の罪で亡くなった前持ち主一家が乗り移り、それ
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地獄の変異(2005年製作の映画)

3.3

この手のB級映画は仕事終わりの疲れた身体で適当に観るのが1番だと思う。割り切ればそれなりに面白い。
この作品は、謎の生物がいる洞窟に閉じ込められた探検隊の脱出劇である。
リーダーのジャック(だったか)
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トスカーナ(2022年製作の映画)

3.5

デンマークの一流シェフが仕事に行き詰まっていたところ、父のトスカーナの田舎の城とレストランを相続することになるところからスタート。クオリティーの低いレストランをスタッフと仲良くなりながら立ち直らせると>>続きを読む

わが命つきるとも(1966年製作の映画)

4.0

暴君ヘンリー8世の圧政とトマス・モアのカトリック信仰への信念を描いた意欲作で、1967年のアカデミー賞を6部門も獲得したのもうなずける。ただし、英国史とキリスト教(カトリック、英国国教会、プロテスタン>>続きを読む

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.7

厳しい評価の多いこの作品。確かに1作目ほどのインパクトには欠けるが、疲れた時に頭空っぽで観る分にはアメリカのドタバタコメディー映画×冒険物という感じで、けっこう面白い。エブリンとオコーネルの息子が活躍>>続きを読む

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

3.8

アードマンの人形劇映画は味があっていいです。この作品でもグルミットの活躍が光っています。野菜コンテストが近いのにうさぎが畑を荒らし、駆除したと思ったら巨大うさぎが暴れ回り、なかなか捕まえられずに評判が>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.2

ハムナプトラの焼き直し作品。実際、マミーシリーズの1つに位置付けられている。本作は舞台が現代に移されているところ、復活してくるミイラ(悪役)が王女(女性)であるところが新規性があるし、ハムナプトラと違>>続きを読む

ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.5

イギリスの劇作アラン・ベネットの経験した実話を元にした映画。舞台版もあり、その映画化ということらしい。原作及び舞台は観たことがないため、本映画のみの感想になるが、何というか地域社会や人何気ない親切さが>>続きを読む

Wの殺人 〜マグダは名探偵〜(2021年製作の映画)

3.2

ポーランドの映画ということで少し興味を持った。サスペンス映画だが、ヒントが少なくとも一回見ただけではわからなくて、あまり謎解きは出来なかった。
いわゆる若い主婦が友達の警部補と推理をして、独自のやり方
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スパイダーウィックの謎(2008年製作の映画)

3.3

子どもたちが活躍する、ありがちな怪物から世界を守る系の映画。今回は怪しげな屋敷に引っ越してきた、短気で父親派で家族内では少し浮いているジャレットという少年が双子のサイモンやマロリー、そして最後には母親>>続きを読む

タイムマシン(2002年製作の映画)

3.5

「過去は変えられるが、未来は変えられる」というメッセージを込めた映画。殺された恋人を過去に戻って救おうとするがどうしても上手くいかない。答えを見つけて未来に行くが、そこは文明と科学技術の進歩が頂点に達>>続きを読む

ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

3.3

ありきたりな冒険物語ではあるが、それなりには楽しめた。「冒険」を求めていた王女イザベルと、農夫の青年ジャックとの偶然の出会いから、天空の巨人にとらわれた王女を救いに行くことになり、無事に救出後、復讐の>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.4

ピーターラビットの第二弾。相変わらずのドタバタコメディー。バルナバスとその一味に騙され、犯罪に加担するピーターと仲間たち。でもちゃんと全て返し、バルナバス一味をやっつけて帰ってきた。ピーターは少し成長>>続きを読む

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.8

SF映画の歴史に残る一作。今観るとどうしても宇宙船や宇宙人が嘘っぽいのは否めない。だが、それはクライマックスであって、クライマックスに至るまでのロイやジリアンの宇宙人に少しずつ近づいていく様子は緊迫感>>続きを読む

サブリナ(1995年製作の映画)

4.2

Netflixで珍しい映画を見つけた。「麗しのサブリナ(1954)」のリメイク。原作映画よりも、喜劇感が薄れ、よりサブリナとライナスの揺れ動く感情を表現できていてその点の評価は高いと思う。逆にテンポが>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.3

元祖感動映画の1つ。映画学の概論では必ず出てくる名作の1つ。
いつも人のために自分を犠牲にしてきた主人公ジョージ。小さい頃に弟の命を救って片耳が聞こえなくなり、大学進学は貧しい人を救う会社を悪人から守
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.5

構ってくれない冷たい親に対する不満な心を魔女につけ込まれ、理想の親の幻想を見せられて危うく魔女に捕らえられそうになるが、本当の親がさらわれて親に対する大切な気持ちが芽生え、両親を救うために勇敢に魔女に>>続きを読む

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

4.1

自分のタイミングにもよると思うが、面白かった!1時間半でテンポ良く終わるラブコメ。楽しく観て明日からまた頑張ろうと思えるハッピーエンドの軽い映画。
昏睡状態から幽霊になり、幽霊になったことを気付いてい
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アニー(1982年製作の映画)

4.2

とにかく明日から頑張るための元気が出るミュージカル!アニーの笑顔に癒され、その健気な様子に心打たれる作品。
お馴染みのTomorrow やMay beなどの楽曲が心に響く。
アニーの仲間や犬など、自分
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.0

シャーロック・ホームズの妹、エノーラ・ホームズが主人公&大活躍の、楽しい物語!。家族向けだろう。
忽然と姿を消した母が残した手がかりを元に母を探すが、その途中で、バジルウェザー・テュークスベリー侯爵の
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ジングル・ジャングル 魔法のクリスマスギフト(2020年製作の映画)

3.6

ちょっとディズニー的な、ハッピーエンドの子ども向け映画(ミュージカル部分あり)。「ミュージカル」と分類されることもあるが、イメージはまさにディズニーの感じで、要所要所に歌が入る感じだ。
内容としては、
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ことりのロビン(2021年製作の映画)

3.5

可愛い短編アニメ。ぬいぐるみストップモーションで動かしたようなテイストの作り。
ネズミに育てられたロビン(コマドリ)は自分はネズミらしくこっそり忍び込むのが得意だと思っているけど実際は不器用で目立って
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時の面影(2021年製作の映画)

4.1

1939年のイギリスで「サットン・フー」と呼ばれる考古学上の大発見をした、発掘家バジル・ブラウンと土地の所有者エディス・プリティら発掘隊をめぐる実話をベースにしたヒューマンドラマ。
考古学がテーマで、
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.0

事故の後遺症で29歳のまま老化が止まった女性が、怪しまれないように10年ごとに
住む場所とアイデンティティを変えていくが、ある日エリスと運命的な出逢いをして、本当のことを打ち明けるか、これまでのように
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

BBCが制作に関わっていることもあって、内容的に深みがある映画だ。エンターテイメントよりは文芸に寄っており、派手なアクションや面白いパフォーマンスはない。そういう意味では単調で明るく楽しい映画ではない>>続きを読む